人と比べて焦ってしまう
苦しいです。私の育休中に新しい職員が入ったのですが、彼女と自分を比べて焦ってしまいます。
彼女はどちらかというと自分に自信があり、仕事もガンガンこなしたいタイプの様です。私の育休が明け、同じ空間で仕事をしていると、私がいなかった間に彼女の立ち位置が私より上になってる様な錯覚に襲われます。
すみません、言葉にするのが難しいですが、これまでの私の居場所が彼女にとられてしまう とか、私の技術に追いついてしまうと尊敬されなくなってしまうんじゃないか とか、何か卑屈っぽい気持ちになってしまいます。でも、彼女も決して高飛車な態度に出ているわけではなく、そんな人では無いと分かってるんですが、どうしても彼女より何か少しでも上の知識や技術を持ってないといけないと胸がザワザワする事があり、その度に自分が何故こんな焦っているのか分からなくなります。
人のことを羨ましいとか妬む気持ちもできるだけ持ちたく無いのに、頭の隅に比べる自分がいてとても苦しいです。どうしたらおおらかな気持ちで接する事ができますか?
他人と自分を比べてしまう。人の目が気になる。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あせるな!落ち着いて頑張れる分だけ頑張ればいいんです
人は皆生きる上で比べる動物なのです。
顔、スタイル、心、お金、地位、名誉、持ち物、まだまだいっぱいあります。
四苦八苦の中に「求不得苦」があり求める物か得られない時の心の苦しみを言います。
生まれた時点で備わってるのが「生、老、病、死」で、生きて行く中で受ける苦しみが「愛別離苦、怨憎絵苦、求不得苦、五陰盛苦」で全部で八の苦であり、勘違いされるのが4と8で12の苦ではありません。
貴方が感じている苦は当たり前の事なのです!
これらの苦から逃れる方法は一つだけ、それは認めてしまう。受け止めてしまう。
逃れられないなら「覚悟」を決めてしまう!そうすれは案外楽になるものです。
ななたは今迄のあなたで良いんです。「天上天下唯我独尊」なのです。
この世には貴方はた唯一人の存在なのです。もつと自分に自信をもって少しぐらいの事に動揺せず自分を生きる事で自分の自信に繋がります。
「あせるな!落ち着いて!頑張れる分だけ頑張ればいいんです」
他者との比較では無く、自分自身の向上を目指す
身近なところに目標となるものやライバルがいると、我々は意欲を燃やし「頑張ろう」という気持ちになります。
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どうしても彼女より何か少しでも上の知識や技術を持ってないといけないと胸がザワザワする
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この気持ち自体は悪いことでは無いと思います。あなた自身が向上して行くためのモーチベーションになると思います。向上心を持つことは、素晴らしいことですが、気を付けなければならないことがあります。
我々は、他人との比較で優越感を得て、自分を満足させようとしがちです。「あの人の境遇に比べれば、自分の方がましだ。だから、現状で満足しよう。」「あの人より、自分の方が収入が多い。あの人より、自分の方がいい家に住んでいる。」こういう比較での優越感は、簡単にひっくり返ります。Aさんより収入が多いと優越感を持っても、自分より収入が多いBさんと比較すれば、劣等感を感じてしまうのです。仕事を行う上で、目標やライバルを設定するのは良いことです。但し、他者との比較はやめましょう。今までの自分と比較してどれだけ向上し成長できたかを、みるようにしましょう。
仕事を行う上で、知識も技術も大事です。現在のあなたの年齢なら、どんどん新しいものを吸収していけます。ところが50代を過ぎると、知識や技術の吸収が思うように出来なくなります。知識や経験以外の分野で、仕事をこなしていく必要が出てきます。強いて言えば、人間力です。具体的には、経験に裏打ちされた状況判断、分析力、交渉力ということになるでしょう。将来を見据えて、知識や技術だけに目を受けるのではなく、総合的な人間力向上を目指しましょう。
産休育休の遅れを挽回しようという焦りもあるかと思います。でもね、社会全体も仕事も、人間が関わり人間が動かしているものです。出産と育児と言う人間の誕生と成長にかかわる大事業は、あなたに大きな経験値を与えていると思います。産休育休の時間も、あなたという人間の成長にも繋がってますよ。きっと、仕事をしていく上で、直接間接にプラスとなってますよ。ブランクを挽回しようと思う必要はありません。自分の経験を仕事でもプラスとなるようにしよう。そういう気持ちで、仕事と周囲の人間に向き合ってみて下さい。
質問者からのお礼
返答を読みながら涙が止まりませんでした。ドロドロとした感情を周りには伝えきれず、本当に苦しかったです。
今の自分を受け入れられる強さを身につけられるようになりたいと思いました。他人と比べてしまうのは直ぐには治らないかもしれないけど、ひとつ深呼吸をしてザワザワした焦りを取り除けるようにしたいです。
お忙しい中本当にありがとうございました。