瓦志納とはなんですか?
2ヶ月ぐらい前に鶴見の総持寺に参拝したのですが、瓦志納の貼紙を拝見し7口奉納致しました。
瓦の意味は分かるのですが、志納とはどういう意味でしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
財施のひとつ
ご相談ありがとうございます。
この場合「気持ちからのご喜捨」や「お布施」に相当するものと考えていただければ良いかと存じます。
寺門復興や修復事業の一環として屋根の修繕(瓦の葺きなおし)を行うことがありますが、特に雪深い場所や伽藍(建屋境内)の大きい仏閣ですと、通年で手直しや取り替えを継続しなければ維持管理できません。
屋根は雨、紫外線、風雪にさらされるものですから、当然に瓦葺きの「瓦」は消耗品の如き取り扱いにもなるわけです。
そこで広く一般から、瓦を1枚単位で金銭にて間接的にお納めいただく方法をとることによって、常の修繕に寄与すべく少しずつでも恒久的な援助をしていただこうと図られたのが「瓦志納」のシステムです。
と、以上は私なりの切り口で瓦志納の背景を解釈いたしましたが、違う見解があれば他の僧侶様のご意見も伺いたいところでもあります。
ついでにこんな記事も見つけました。
https://ameblo.jp/h26-22-0355/entry-12256050138.html
本来の志納品や志納金がこれだとしたら大変なことですが、ご参考までに。
★こちらこそ、お役に立てて光栄であります(^o^)
ちなみに私事ですが、回答400回記念の貴重な一問でございました。ありがとうございました。
お寺の喜捨です。
祥鳳さん、お寺の制度に興味があるそうですね。コンビニとは違い特殊なこともありますので、これからもわからないことはどんな小さなことでも質問して下さい。
瓦志納はお寺の修復費用の布施、寄付、喜捨です。一口1,000円~1,500円くらいですかね。寄付をすると瓦に名前や◯◯家先祖代々などが書かれて、瓦を張り替える時にあなたの名前付きの瓦がお寺の屋根に備え付けられます。ただ、寄付しただけでは実感が沸きませんから、そのようにしております。クラウドファンディングてぃんぐのお礼みたいなものと思って下さい。それがご先祖さまの供養にもなります。あまり、自分に負担にならない金額的でよろしいので、寄付してください。
月に一回、瓦志納納経大施食で供養の法要を行います。朝のお勤めで行います。よろしければそちらも参列下さいね。
質問者からのお礼
お返事ありがとうございます。
お寺のお役に立てて良かったです!
大鐵様、お返事ありがとうございます。
なるほど、こういう事なのかと納得しました。
無理のない範囲内で、行いますね♪