前住職の横領行為について
前住職夫婦の横領行為について
住職ですが、お寺から少し離れたところに住んでいます。
これまでの住職が高齢になり、身内に後継ができなかったことから、新しい住職夫婦として他のところから来ました。
寺の掃除も、一生懸命やっています。汚かった寺もきれいになったと、檀家様からお声がけ頂けたときは嬉しいです。
しかし、前住職夫妻はずっと寺に居座っていて、新しい住職夫妻は1年以上、マンションから通わされています。
ただ、最近前住職夫妻が急に引っ越しをしたため、お寺に行っては、前住職が残していった粗大ゴミを処分したり、、と、本来の寺の寺務もできない程に酷い惨状で、通いながらなので心がつらくなってきました。。お陰様で前に比べ、少しずつお寺もきれいになってきて、檀家様達からはありがとうと言って頂けていることが唯一の救いです。
問題は、他の檀家仲間の間でも既に噂になってしまっているようなのですが、前住職夫婦が引っ越しをした際に、お寺の運営や経理に関わる檀家さんのリストや、パソコンのデータ、会計の元帳等も昨年の分から過去の分何十年分と、全て処分して立ち去ったようです。
もちろん、年会費や寄付金など、年間300万くらいの寄付金がお寺には残っていません。つけるべきものを会計につけず、自分の懐に入れていたようです。在任期間で計算すると1億円以上は無申告の脱税、着服、といった横領をしていたことになります。何度も税務署も入り、重加算税を課せられてます。
いくら高齢とはいえ、失望しかありません。
真面目にやろうとしても、お供物やお賽銭が消え、とてもやりづらいです。
前住職が決めた総代?達はいまだに前住職寄りで、前住職には1億円近い多額の退職金も支払ったそうですが、引退した前住職には今後も固定給を出すようにと、新しい住職に言って困らせています。
今後のお寺を守るためにと一生懸命やっめいますが、もう辞めた方が良いのではないかとすら思えてきます。私自身は力もなく、何もできずですが、住職である夫にはどうしてあげるのが良いのでしょうか。
他のお寺さんでもこの様な事例はありますか?お寺の世界ではこれがふつうなんですか?横領、脱税、隠蔽をした場合のお咎めはないのでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お寺は住職の私財ではない。本山に報告、法律のプロに相談を
いや…これが普通なわけがありません。
読ませてもらいながら、かなりビックリしています。
あなたの夫さんが、現住職なのですね。
まずは、お寺は宗教法人であり、住職は代表役員です。責任役員もいると思います。代表や責任役員がいる中で、前住職がいくら総代に指示しようとも、寺(法人)を勝手なことは出来ないはずです。
また多額の脱税や横領があり、長年に渡って行われていたのであれば、虚偽書類があるはずです。退職金額も、寺則にそのように書かれているのでしょうか。役員会で決められたことなのでしょうか。法人の会計管理も、きちんとなされていなかったようですね…。(普通は法人で管理しますので、住職個人がどうにか出来ることではありません)
そちらの宗旨の本山に報告しましょう。きちんとした指導管理が入るはずです。
また横領等は、宗教法人に詳しい税理士や会計士、弁護士に相談なさってください。きちんと法律のプロに入ってもらう方が、税務署との対応も任せられますよ。相談料がかかっても、ここまで事態が大きくなれば必要なことです。お咎めは、本山や裁判所が下すでしょう。
また、夫さんが現住職なのであれば、責任役員をきちんと信頼のおける方々に変更しましょう。責任役員も任期があります。前住職の息のかかった人が 下りない離さないと言われても、任命するのは代表の住職ですから。そこはしっかりと、采配を振ってください。
お寺は、住職個人の私物、私財ではありません。きちんと理解し、その重責を担う人が継承すべきものですよね。
大変な状況ではありますが、本来のあるべき場所(寺院)になっていかれますように。
お連れ合いさまである あなたも、大変なご苦労であると思いますが、どうぞ住職の一番の理解者としてサポートを、そしてお寺を護ってくださいますように。
よろしくお願い致します。
自分もやられました…。
こんにちは。
心中お察し致します。
読んでいて自分が若い頃に受けた仕打ちの数々を思い出して未だにそんな連中が生き残っているのかと吐き気を催す思いです。
当時のその寺院でも財産隠し、粗大ゴミ類の放置、さらには庫裡の一部の壁には退去の際にか小便を放った跡まであり、秘仏としていた本尊はシロアリに食われているのを隠すためだったのか、総代と開扉して確認した時にはもうすでにボロボロでした。
境内に個人の一軒家を建てたりそれはもう好き放題でしたね。
その他根も葉もない噂や怪文書を流されたりと数え上げればキリがないほどの嫌がらせの類いを受けましたが、私の場合は檀家はこちらの味方だったのですが、結衆寺院や支所は完全に住職側でしたので、当時の風潮的にも在家から知らない土地に来たばかりの若い世間知らずな私はじっと耐える事しかできませんでした。
私も中田先生の御意見に同意です。
宗教法人に強い弁護士と検索すれば出てきますので、そんな既得権益に吸い付くダニ共をどうか駆除なさって下さい。もしかすると御本尊様がお二人にそうして欲しいと願ってお寺に呼び寄せたのかもしれませんね。
不良債権付き寺院でも恵まれている?
前住職には法的根拠をもって適切に責任をとらせるべきですね。
ただ、それはそれで過去の不良債権として割り切り、不良債権つきの宗教法人であるそのお寺を、不良債権や諸問題込みで、それでも住職としてやっていく魅力・価値があるかどうかを考えてみましょう。
私のお寺は檀家が30件ほどで、兼業しなければ食べていけないどころか、年度によってはポケットマネーで赤字を補填しなければならないこともあります。
それに比べれば、あなたのお寺は経済的にまだまだ恵まれている方かもしれません。
そのあたり、広い視野で考えて、前住職に対する怒り憎しみ以上に、喜びややりがいを感じていただければ有難いと思います。
質問者からのお礼
初めてこちらを利用させて頂くので、分かりづらい文章になってしまっておりすみませんでした。
ありがとうございます。
ずっと悩んでいたので、親身に答えて下さり、とても励みになりました。夫の住職とも一緒に読みました。
これまでのお寺には、退職金額等のルールは寺則にはかかれていなかったようで、前住職と総代で勝手に決めていました。夫はその時交代したばかりだったため、前住職が夫に「教える」ような形を取りつつ、勝手に代表印・銀行印等を使って手続きを済ませていたことが後々分かりました。おかしな動きが分かってからは、夫の住職本人が常に管理するようにしましたが。。
お寺で使っている駐車場やお墓の土地も前住職が自分の名義に書き換えていたことが判明し、市場価格の倍以上の値段(4000万程)での売買をもちかけられていて、総代達も納得して、早く支払ってやれと急かされています。
宗務院があるということなので、早めに近々相談に行ってみることにします。本当にありがとうございます。