年忌法要について
つい最近父の13回忌だったのですが
親戚も高齢になり家族のみの法要でお願いしたいとお寺に伝えたところ
「この時期はとっても忙しくて、塔婆さえたててお墓参りしていただ ければ法要と同じなので。 塔婆はちゃんと住職が前日にお経をあ げますのでそれで大丈夫です」
と奥様に言われ当日塔婆をたてお墓参りだけの13回忌になってしまったのですが・・・
そんなものなのでしょうか?
素人考えだと本殿もしくはお墓前でお経を唱えていただきお焼香をしての法要だと思うのですがこれは普通のことなのでしょうか。
13回忌までの年忌法要はすべて本殿でした。
毎年のお盆時の供養とまったく同じなのと忙しくなかったらちゃんとした法要だったのかな?
とか考えてしまい気持ちがすっきりしないのと父が供養されているのか心配で質問させていただきました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなた達の気持ち次第ですよ
供養したい気持ちはとても良い事であります。
宗派やお坊さんによっても考え方が違いますが、私としては、
いつでも、どこでも、誰とでも、故人やご先祖様の供養はできると思います。
場所も、お墓、お仏壇、あるいはお写真にでもいいですし、一人でも、家族とでも、親族集まってでもいいのです。
回忌法要も当日が都合が悪ければ前後に日にちをずらしたり、みんなが集まった時でも、あるいは一人でもいいと思います。
浄土宗では念仏をお称えする事が供養ですから、手を合わせて小さな声でいいので念仏をお称えします。
生前のご恩への感謝をして、そして、極楽浄土から見守ってくださいね、いざという時は阿弥陀様と一緒に迎えに来てくださいね、極楽浄土での仏道修行を頑張ってくださいね、などと祈るのです。
お寺の本堂かどうか、お坊さんが読経するかどうか、それよりも、あなた達の気持ちが一番大切なのです。
お坊さんはあなた達の供養のお手伝いをさせていただくだけなのです。
故人もご先祖様もあなた達の気持ちが嬉しいのです。
気持ちを込めたならば、何も心配要りませんよ。
そのお寺さんの対応は、ちょっと残念でしたね。
宗派によっていろいろでしょうが、
読経の無い法要は珍しいと思います。
ウチでも日によっては法事が重なり、
希望の日時に出来ないことも少なくありません。
そんな場合には別な日でお願いしています。
1番大切なのは、
お参りされる方の起用したいというお気持ちです。
読経されなかったからと言って、
故人さまを供養できていないこととはなりませんので、
ご安心ください。
供養ってなんですか?
お坊さんの対応は残念ですね。忙しいとは言え心配りが足り無いように思います。供養をどうお考えでしょうか!私は禅宗なので禅宗?の立場でお答えいたします。忌とは己の心ですよ。13回忌(12年過ぎた)のあなたの心は如何ですか!。お父さんがお亡くなりになられた時に、’心配しないで家族仲良く頑張るよ’、’子供を立派に成長させるから見ててね’など心に何か誓われた事がありませんか?その誓い通りに生きてきたかどうか皆さんに見てもらうのが年回法要の意味の一つだと思います。朝に家を出るときに仏壇に向かい今日も見守ってくださいと出で行き、帰ってきてお蔭様で今日も無事に過ごせました有難うと手を合わせるのが日々の供養だと思います。供養とは亡き人を心の拠り所として生きていくことではないでしょうか。その節目、節目の感謝祭が年回法要と考えて見ては如何でしょうか
質問者からのお礼
聖章様
ご回答ありがとうございます。
気持ちが一番・・・とっても心に響きました。
家族を大切にしてくれていた父なので今回の13回忌とっても
喜んでくれていると思えました。
これからも父、ご先祖様に感謝を忘れず墓前、仏壇で手を合わせ話しかけたいと思います。
(真言宗なのですがお恥ずかしながら般若心経がわかりません)
父が突然死してから12年、心になにかひっかかっていたのですが
スッと消えた気がします。
本当にありがとうございました。
和田隆恩様
ご回答ありがとうございます。
7回忌までは日にちが合わないと他の日でお願いしていたのですが
今回は日にち変更の提案もなかったので母が困惑していました。
両親がお墓を継いだ際に先先代の奥様に33回忌まではしっかり
やってくださいと言われていたので
あれって感じたのですが数年前に先代のご住職が亡くなられたので
変わったのかもしれないです。
自分も読経のない法要は初めてだったので供養されているのか不安だったのですが
和田様の供養できていないこととはならないという言葉で安心できました。
本当にありがとうございました。
萩原徳雲様
ご回答ありがとうございます。
大切な家族の年回法要だったのでショックでした。
忌とは己の心・・・深い言葉だったんですね。
正直、供養とは読経があっての供養だと思っていたのですが違うんですね。
日々父やご先祖様に感謝をし手を合わせることも供養だったんですね。
1周忌、3回忌は悲しみとの闘いでした。
でも今回の13回忌では家族でお墓参りをして食事に行き笑顔で父を偲べました。
節目の感謝祭、確かにそうだと思います。
父が亡くなった時父に誓ったのは母を大切にし親孝行をすることだったので
これからも父を心の拠り所として父にできなかったぶんまで主人と親孝行をしていきたいと思います。
本当にありがとうございました。