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お金に対する執着心で悩んでいます。

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初めまして、よろしくお願いします。
お金への執着心で悩んでいます。実家が貧乏だった為に大学進学を諦めすぐに定職に就いたのですが、頑張って貯めた数百万というお金を親の借金の返済に充てました。それから10年経った今も何回もお金の無心があり、その都度渡しています。
悪い癖で、お金がなくて困っていると言われると友人にさえ簡単に貸してしまいます。恐らく友人も返す気がないのか音信不通になりました。
去年の秋頃に会社が倒産し、今は夫の稼ぎで何とか生活しているのですが、そのお金があればな…とか、親に返して欲しいと言いたいけど言えない、友人にも返して欲しいと言いたいけど言えない(言う手段がない)で悩んでいます。
夫の収入だけでははっきり言って生活は苦しく、私も仕事を探せばよいのですが、本来なら手元にあった筈のお金の事ばかり考えてしまって動く気力も、食べる気力もなく、ここ数ヶ月で目に見えて分かるほど痩せてしまいました。
あのお金さえあれば結婚式も挙げれたろうし、食べたいものや欲しいものを我慢する事はなかったろうとか…甘えだとは十分分かっています。夫にも悪いと思っています。でもどうしてもその事が頭から離れません…。
どうしたらこのお金への執着心を無くす事が出来るのでしょう。どうか、お助け下さい。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

なぜお金を貸すのかを考えてみてください。

こんにちは。亀山純史と申します。
なぜ、お金に執着心があるのに、人にお金を貸すのでしょうか。それは、実はお金に対しての執着心よりも、お金を貸すことに対しての執着心が強いからではないでしょうか。お金を貸すことで、「人からいい人だと思われたい。」「人から感謝されたい。」そういった思いがあるために、お金を貸しているのではないでしょうか。そして、そうであれば、それこそが、あなたの煩悩ではありませんか。人に貸したお金を返してもらうことは、何らおかしなことではありません。もちろん、貸した側(つまり、あなた)からすれば、貸したお金は返ってこないかもしれない、という思いで貸す、という姿勢はあってもよいことだとは思いますが。
私からのアドバイスは、もう一度、なぜお金を貸すのか、という点を考えてみることです。ご参考になさってみていただければ幸いです。

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hasunohaを訪れてくれた皆さん、こんにちは。私は浄土真宗本願寺派の僧...
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お金に執着心があることが当然だと理解すること。

白青さん、こんにちは。

両親や知人に貸したお金が返ってこないのですね。辛いですね。人はお金に執着があるのが当然です。お金の執着心を離れているはずの僧侶住職の私でも・・・、檀家もいない古い田舎寺を持つと収入も安定せず、修繕費も桁違いに高い。雨漏りする本堂の屋根瓦も直さないといけないのに葺き替え2千万では無理です(笑)。維持費・生活費のために来月はどう生きていこう、生活していこうと悩みだらけ、お坊さんになって逆にお金に執着しまくりです(笑)。

さて、お金を貸すことは、もう返ってこないと覚悟して貸さなければなりません。もう諦めてください。
諦めて上でしなければいけないこと。一つは自分のお金の管理の問題です。お金はむやみやたらに貸さないということです。親も子どもだからと安易にたかっています。親を援けることは子どもとして当然ですが、親の生活内容を見て貸さないと、逆に親がおかしくなります。親との関係が悪くなるかも知れませんが、親を幸せにさせる本当の親孝行をしなければなりません。

借用書は書いていますか?まずは手紙で良いので、自分の家の生活が大変なことを説明した上で、借用書と借りたお金の返済計画書を求めてください。1万円で千円かまいません。するともう親は借りてこようとはしないでしょう。もし親に非難されたら親の借金に詳しい弁護士の友だちに相談したとでもいってください。老後の親の面倒も含めて良好な関係を続けるには借金はきちんと支払わせてください、とでもいってください。千円なら大丈夫というかも知れません。それに合わせて親と交流する機会が増えるはずです。その中で親の生活を見てあげてください。

二つ目は友だちの借用書はありますか。所在がわからないのですか。わかれば手紙で良いでしょう。お金を返済してくれないのであれば裁判を起こしますと伝えてください。わからなければ会社や友だちや実家などに連絡を求めるなければ裁判を起こす旨を伝言してもらってくださいと伝えてください。

やるべきことはやって後は気にせず果報を待ちましょう。

どんな大変なことでも貴重な体験です。大変な体験を苦しい体験で終わらせず、人生の幸せのための体験に、逆縁にしてください。これから白青さんが幸せな人生が約束されます。そして振り返ればこの貴重な体験で幸せになれたと思える人生が待っているはずです。合掌

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