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仏教と性行為について

回答数回答 2
有り難し有り難し 26

初めまして、質問させて頂きます

私は熱心な仏教徒という訳ではないのですが、最近気になる事があり質問させていただきます。

仏教において、性行為は夫婦間であっても悪、良くない行いだとされているとを知りました。
確かに、性行為を行う動機には性欲というものがあるため欲である事は理解できます。
しかし、人間である以上その欲自体がない人間はいないと思います。例えば、食欲であれば食べ過ぎはいけないけれども食べないことは体にとって悪になるように性欲も相手との関係によっては許されるものではないのでしょうか?

それとも、誰かと関係を持っていると天国にはいけない、仏の道から外れてしまうのでしょうか?

私には心から愛する人がいるのですが、それが悪い行いなのか、果たして性欲からくるものなのかと最近考えることが多くなりました。
例え悪い事だと言われても、お互いが望んで相手との幸せに繋がるのであれば構わないと私は考えています。
しかし、ふと考えては良くないことなのかと悩んでしまいます。

このまま悩んだままでは、彼女に対してもとても失礼だと思い質問させて頂きました。
お坊様はどのようにお考えなのか、教えて頂けると幸いです。
よろしくお願いします

2023年8月31日 3:36

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

在家と出家と分けて考えてください

お釈迦様の教えは、悟りを目指す強いて言えば出家向けのものと、徳を積んで良い今世と来世を目指す強いて言えば在家向けのものと2段構えです。
 出家は欲を生むものは全部御法度で、性行為もそれに関するものも全部戒律違反になります。
 在家は、世俗の欲楽の中で生き、限度を超えない範囲で楽しみながら徳を積むべし、となっています。
 だから性行為に関しては、出家は不淫戒、一切ダメ。在家には不邪淫戒。邪淫でなければいいです。邪淫は、現代風に言えば不倫とか二股とか、パートナーに隠れて騙していることです。パートナーと信頼し合って、子供を作るのが前提ですがそうでなくても節度ある欲楽を楽しむのはOKです。
 と、お釈迦様の教えそのままの初期仏教では言っています。現代のテーラワーダもそれを受け継いでいます。大乗諸宗派は、独自の見解があるかもしれません。
 

2023年8月31日 19:28
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有り難し
おきもち

初期仏教というか仏教本来の教えを学びつつ、その在家信者のあり方から見た日本...
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喫茶去。

そうですね…
うーん、性行為、

でも性行為するのにお坊さんの許可は別に要らないですからね。
要るんですかね。
たぶん他のお坊様も
淫欲は苦しみを生むよとしか言わないし言えないんじゃないでしょうか。

彼女さんも含めて対話をイメージしてみましたけども・・・

『このまま悩んだままでは、彼女に対してもとても失礼だと思い質問させて頂きました。』

まあそうかもしれないですね。
彼女さんの身からしてみれば

「私を取るの?仏の道を取るの?」
『いやあ、もちろん君だよ。』
「ならいいじゃない。」

『でも仏教ではたとえ夫婦間でも性行為は良くないこととされてるんだよ。』
「なにあなたは熱心な仏教徒なの?」
『いや、そういうわけじゃないよ。』
「ならいいじゃない。」

『でも天国に行けないかもって悩んでるんだ。』
「私とのあいだよりも天国に行けるか心配してるの?」
『いや君の方を心から愛してるよ。』
「ならいいんじゃない。」

『お坊様はどのようにお考えですか、教えて頂けると幸いです。』
「どうなんですか?」

そう言われましても。

『例え悪い事だと言われても、お互いが望んで相手との幸せに繋がるのであれば構わないと私は考えています。』
「ならいいじゃない。性行為するのにお坊さんの許可が必要なの?」

『「どうなんですか?」』

南無釈迦牟尼仏 合掌

としかいえないです。ごめんなさい。

【追記…お礼への返答】

お礼をお読みして、「許可」という言葉は少々不適切であったかなというように自省しております。申し訳ありません。

欲の向き合い方は、
尋ね合うことがまず肝要ではないかと思います。
お坊様にも様々な流れがあります。
ブッダそのものの教えもその後のも色々です。私自身も様々な方から学ぶ必要があります。
質問者さんの今回このような問題提起じたいも、回答側が学ぶ場合だってあると思います。
欲も、そもそも欲ってなんだ?
というところで質問者さんの持つ欲の意味をはき違えて答えている可能性もありますから。
尋ね合う、というところで
そこに注視できる方との出会いを
大事にするべきではないか。

特に欲なんかは物事の根本ですから
ここをいきなりはき違えると
人生の意味もはき違えるんじゃないかと。
尋ね合う、注視し続けるということです。
ややこしい回答ですが、
かのように思っております。

2023年8月31日 10:56
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有り難し
おきもち

吉井浩文
Buddhism. knowing what it actually i...
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質問者からのお礼

お二方共、ご回答いただきありがとうございます。
出家をされている方に向けた考えを取り入れることが正しいと、深く理解しないまま質問してしまった事申し訳ございませんでした。

確かに私は修行や出家をしている訳では無いです。だからこそ、お坊様や仏教に全ての善し悪しや許可を得るのではなく、自分と相手との中でこれからの答えを探していこうと思います。

私が今回、こうした悩みを持った理由として社会人として立場や人間関係が広がると同時にそうした欲を抱くことも向けられることも増えたからだと思います。
おそらくそれは、お言葉の中にあった邪淫という言葉がピッタリ合うのだと思います。
より深い欲と向き合っておられるお坊様は、
こうした「欲」や人と、どのように向き合っておられるのでしょうか?

重ねての質問となり、申し訳ございませんがもしお答え頂けるとありがたいです。

追記にて回答くださりありがとうございます
漠然と欲について質問させていただいたのですが、回答を読ませていただくなかでますます欲とはなんだろうと考えるようになりました。
それが複雑であるからこそ、これからも考えたり学ぶことを続け、時には誰かと意見を話し合って考えを深めていこうと思います。
いつか自分の中で、それに対する答えを出せたらなと思います。
考える機会や、意見を頂けたこと重ねて御礼申し上げます。ありがとうございました。

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