hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

修行をしてみたい

回答数回答 2
有り難し有り難し 8

一旦厳しい環境に身を置くために、修行を受けてみたいなと思っています。
僧侶にはならずに修行を受けることは可能なのでしょうか。
詳しく教えてほしいです。
修行を受けるならどうすれば受けることができますか。

2024年1月11日 21:55

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

いろいろな宗派で修行体験の場を設けています

いろいろな宗派で修行体験の場を設けておられます。
出家を前提としていないものも多いです。ネットで「修行 在家 ○○宗」などのキーワードでたくさん検索できます。
「修行」といっても様々ですから、どれがご自身に向いているか、ご自身でできそうか、いろいろ情報を集めて、これかなと思ったところに直接ご連絡頂くのが良いかと思います。

一例をご紹介すると、曹洞宗では「安泰寺」というお寺に、出家を前提とせずに僧侶と同等の修行生活を送ることができる環境があります。基本的に長期参禅(年単位)しか受け入れていないようですが、年に数回、ゴールデンウィーク修行体験、夏の参禅合宿、冬の接心(集中的に坐禅のみを行う行事)というような短期参禅の催しもされているようです。
ご参考になればさいわいです。
 ↓
安泰寺サイト  https://antaiji.org/ja/

2024年1月12日 14:41
{{count}}
有り難し
おきもち

新潟県上越市、龍興山宗恩寺住職。
このお坊さんを応援する

あるでしょうね

拝読させて頂きました。
あなたが厳しい修行を受けていきたいと思っておられることを読ませて頂きました。あなたのその志はとても素晴らしいと思います。ぜひ頑張ってあなた自身を高めていって頂きたいです。
修行の道は基本的には先生や師匠に付いてその教えに従って行うものです。僧侶にならないで修行する道もあるかとは思います。例えば修験道の在家信者として険しい山や谷で厳しい修行することもあるのではないかと思います。或いは新興宗教の教団でもあるかもしれません。話しはそれるかもしれませんが旧オウム真理教も厳しい修行していたでしょうからね。
私は具体的にその様厳しい修行をなさる宗教や教団のことはわからないです。
ですから充分よくよく調べてからの方が良いでしょうね。
僧侶になるならば天台宗や日蓮宗では厳しい修行方法があることはよく知られていますからね。或いは臨済宗や曹洞宗の修行も厳しいでしょうね。僧侶になるならば天台宗や日蓮宗や臨済宗や曹洞宗の宗務所や本山に問い合わせてみてもいいかもしれません。
修験道はどうでしょうね、ここhasunoha のお坊さんでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
ネットで検索すると奈良県天川村の大峯山では修験道の体験がある様ですね、ネットで見る限りでも水行や断崖絶壁での荒行がありそうですね。地元の村役場や観光協会も推薦なさっておられる様ですね、一度お問合せなさってみてもいいかもしれん。
そのページでもしっかりと先生から指導を受けて行うと書かれています。

いずれにせよ命をかけて行う修行ですからどうか慎重になってご判断なさると共に修行中も落ち着いてお勤めなさってみて下さいね。

2024年1月12日 13:10
{{count}}
有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
このお坊さんを応援する

「仏教における修行」問答一覧

達磨大師は架空の人物ですか?

彼は「仏教をよく知らない中国人によって架空に作られた存在」または「達磨さん自体は実在したが、仏教をよく知らない中国人が適当なストーリーを考えただけ」と言われることがあって、「そうかもしれない」と思いました ・ なぜなら彼は悟りを開いたはずなのに、教えを請う凡夫に対して無視のいじめを行ったり、「これは試されているんだ」とポジティブに考えて耐え忍んだ凡夫に「仏教はそんなに簡単に教えてもらえるものじゃない、命をかけろ」と言って凡夫に腕を切り落とさせたりしました ・ とても悟りを開いた人の行為とは思えません。「自分はお前より偉いぞ、そう安安とは教えられない仏教を熟知しているぞ、自分をタダで師事できると思うな」なんていう態度は、「菩薩道」の精神から大きく逸脱していないでしょうか。知識の独占という時点で「利他」じゃなく「利己」だし、傲慢な振る舞いは「慈悲」じゃなくて「暴慢」です ・ それならむしろ、偉いお坊さんにいじめられてもくじけず「自分は試されているんだ」とポジティブに考えた凡夫こそまさしく仏に相応しいのではないかというトリックにさえなってしまっています ・ 彼がもし実在してストーリーも本当なら、彼のスタンスは間違いなく仏の教えを利他や慈悲などで解釈しないただの「知恵」でしかないとする(つまり悟りとは賢いかどうかだけで優しさなど必要ない)「小乗仏教」と批判される類のものだったことが伺えます。やはり、彼は架空のお話で色を付けられた、本来ならば謎多き存在でしょうか?

有り難し有り難し 1
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ