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付き合わないこと。大人の付き合い
しろさんへ こんにちは。
近くに、人の嫌がらせをして楽しんでいる人がいるのですか?
自分の生き方を大切にする場合は、たとえ昔からの友だちであっても付き合わないことです。付き合っているとあなたへの影響も出てきます。
でも仕事関係であれば難しいこともあります。大人の付き合いとして最低限のこと(挨拶や仕事話)以外は一切付き合いないことです。大切なのは挨拶だけはしっかりとするということ。付き合わないとは無視することではありません。相手の求めがなければ対応しないということです。無視すると相手も嫌な気持ちになりますが、挨拶だけしっかりしていれば、誰も無視しているとは思わないでしょう。ただ話しをしないだけなのですから。合掌
私が嫌がらせをした人と仲良くなれた方法
自分を殺しに来た相手と仲良くすること
私の好きな言葉です。
その人はいつも私を皆の前でこバカにする人でした。
何か失礼があったらしく「こいつよー俺に対してよー」と何故か毎回絡んでくるのです。
ケンカになりそうなった時、ある方が「あの人酔っぱらうといつもああなんです。」とスニッカーズのCMみたいなことを言ってくれて止めてくれた人がいました。
いじめっ子や、嫌がらせする人は、心のお腹が空いている人です。
満たされがないから、四方八方に当たり散らして自分のうっぷん、憂さを晴らしているのです。
つまり、鬱憤、憂さという文字が示すように、本人こそが『病んで』いるのです。
その人の手を握りスニッカーズを手渡しましょう、といっても効果がありません。
…天か神か仏か、厳しい試を与えてくださるものです。ホントかよ(笑)と思いましたが、ある方の結婚式で私の隣の席にそのキライな人が配置されていました。
私は、尊敬する井上貫道老師から教わったことを「そのまま」実践しました。
老師「とにかく、実物をじーっと見てみることです。相手にこちらを傷つけるものがないと分かるまで、ちゃんと実物を見ていなさい。」「ハイ(´-ω-`)」
私は、顔も見るのも嫌だったその人の髪の毛一本を見ることから始めました。耳、鼻、アゴ…ただ、じっと見るだけです。
数分後、その人に対する嫌悪感、恐怖心は「あ、俺の、俺だけの、自分の中だけのことじゃん」と悟りました。キラーン 私がおびえていたのは自分の思いの側だった。
老師の言われる通り、リアルタイムで動いているその人には、好きも嫌いも付着していないのです。私は、改めてはじめてその日その場で彼に出会う事が出来たのです。
披露宴の席で酔っぱらってよく覚えていないのですが、唇がチクチクしていたので、坊主頭の相手にかぶりついていたようです。
「自分を殺しに来た相手と仲良くすること」とは、自分の思考上の相手ではなく、目前の事実上の相手をじーっと見ることで、おのれの恐怖心を調伏させ、リアルタイムでその相手と即興ジャズ的な関わり合いをする(和)ことと言えましょう。脳内楽譜、脳内台本、脳内ストーリーなど相手にせず、リアルタイムの相手をその日、その場で、動いている所だけに、旗の如くに揺れてみてください。
いつの間にか相手を包めるようになっています。
相手はなんて可哀想な人なのでしょう
嫌がらせをして喜んでいるように見える人、いますよね^_^;
そういう方の押し付けの自我は本当に悪影響を与えます。
しかし、本当にその嫌がらせをする人は心から喜んでいるのでしょうか。
何か満たされない気持ちを穴埋めするように、そうした行動をとってしまうかわいそうな人と捉えることもできます。
あなたが少し大人になり、かわいそうな人だと慈しみの心で接してあげたら、少し楽になれると思います。まともに相手の苦しみを受け取る必要なんてありません。俯瞰するように捉えることも大切です。
質問者からのお礼
金剛座寺
染川 智勇様
ご回答ありがとうございます。はい、そのような方の行為で私も家族もひどく心を傷めております。挨拶をしても相手に無視されるのですが、挨拶は基本といいますから続けようと思います。
円通寺
邦元様
ご回答ありがとうございます。何故嫌がらせをされるのか自分で色々考えてみましたが答えが見つからずただただ苦しいだけでした。満たされない気持ちを穴埋めするように…なるほど、納得しました。慈しみの心を大切に、穏やかに過ごせるよう努めたいと思います。
安穏寺 (天岑寺)
丹下 覚元様
ご回答ありがとうございます。自分を殺しに来た相手と仲良くする…正に身体に危険を及ぼすような嫌がらせもされておりますのでどきりとしました。実体験のお話、興味深く読ませていただきました。自分の思考上の相手ではなく、目前の事実上の相手をじーっと見ることで、おのれの恐怖心を調伏させ…そうですね。胸に響きました。相手を包めるような広い心を持てるよう努めたいと思います。