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孫が生まれて回答受付中

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有り難し有り難し 7

我が家に初孫が生まれ、里帰りしてきました。じいじは、自分の娘達が生まれた時は、毎週パチンコざんまい、子育ても、してくれず、たまに、車で遊びに行ったり、唯一お風呂は、入れてくれました。が、孫が生まれて、ミルクを自分から、作りに行ったり、食事しようと思うと、泣き出してしまい、俺が抱っこするよと言って、まだ飲み初めていたのにも関わらず、抱っこしたりと、自分の娘達からは、想像できないほどの子煩悩になってしまい、なんでだろうとビックリしています。自分の娘の時は、初めての子育てで、何をしていいのかわからなかったと、言ってますし、孫なので、自分に、責任はないと、言っています。まぁ、夫の言っている事もわかりますが、もう少し娘達の時も、孫と同じような事をしてくれたら娘達も、パパって言って抱きついていたのかなぁと、思いました。娘達は、いつでもママでしたから。もしかしたら、娘達に、嫌われている事を夫なりに、勘づいているのかもしれません。なので、孫には、嫌われないように、今から、一緒懸命なのかもしれません。世の中のじいじは、こんな物なのでしょうか?

2024年11月28日 22:20

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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

個人差はあると思いますが、概ねそういうものだと思います

拝読して、身に詰まる思いに駆られております。私も似たような立場です。

 私事ですが、末っ子が二年前に結婚し、今年女の子を出産しました。上の子は未だに結婚できてないので、私ども夫婦にとっての初孫です。

 自分の子供たちが生まれ育児する段階で、私は正直何をすれば良いかわからず、妻からみればあまり協力的ではなかったと思います。時々はおむつ替えをしたり、抱っこして寝かせたり、哺乳瓶を洗うのを手伝ってあげたことはあります。子供たちの育児に関しては「じいじさん」より幾分手伝っていたかもしれません。でも、「じいじさん」とそんなに変わらないと思います。当時を振り返れば、子供が夜泣きして妻が授乳していた時、私はいびきをかいて寝てました。妻としては、「もうちょっと協力してよ。」と思ったことは相当数あったと思います。幼稚園小学校へと成長した時期に、いわゆる家族サービスをしてあげたいと思っても、土日が忙しい場合が多いので、あまり出来ませんでした。そういう反省はあります。

 孫は生後二か月間我が家に居ましたが、二週間ほど前に娘の旦那の借り上げ社宅に行ってしまいました。其の間、私がしたことは、授乳やおむつ替えの後にしばし抱っこしてあげる程度です。孫はかわいいという感情は確かにあります。でも、基本的には赤ちゃんを育てるのは娘夫婦をやることだと思ってますので、何でもかんでもやろうとも思いません。たまに孫を抱っこするのは、「娘や孫に嫌われたくない」という打算からかもしれません。おそらく「じいじさん」も同じような気持からの行動のように感じます。

 まあ、過去を蒸し返すよりも、「良くできました。」とちょっと褒めてあげて、手のひらで「じいじさん」をころがしましょう。

2024年11月29日 9:09
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有り難し
おきもち

個別相談可能
 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努めております。決して容易いことでは有りませんが、一期一会の気持ちで相談に、葬儀法事に励みたいと思います。    最初法学部部にで学び、4年間ほど公務員をしていました。(税務署勤務)その当時の学びと経験を終活相談に活かしたいと思います。                                              昭和63年5月に住職となってから、30年が過ぎてしまいました。仏教学・禅学もそこそこ真面目に学んだつもりですが、宗教学・宗教民俗学に力を入れて学びました。そういう分野については丁寧な回答が出来るかも。
一人一人の気持ちに寄り添い、傾聴に徹して、心をほぐしてあげられるよう、努めたいと思います。 それと同時に、完璧に出来るとは限りませんが、其の人が歩むべき方向を一緒に考えてあげたり、次の一歩を踏み出せるよう背中をおしてあげられるよう、努めたいと思っております。

ウザいですが仕方ない

欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩は悩み苦しみストレスの原因になります。
過去へのこだわり(執着)も煩悩の一種です。
じいじが、子育てに協力しなかった過去に執着して「今更ミルク作りとかできるかよ」と投げ出したら、もっとムカつくでしょう。
過去にこだわらず、今できること、やりたいことをできる範囲でやる。
どうせそれしかできない私達ですから、それで良いのです。
元ヤンキーの教師とか、若いときに他人に迷惑かけといて聖人君子面かよ、と思われることもあるでしょう。
しかし、悪人が改心すること自体は素晴らしいことです。
ということで、多少改心されたじいじをこき使ってやりましょう。
もちろん、じいじにも欲・怒り・怠け・プライドがあります。
「子育てしている俺って素敵だろう?褒めてくれ」というプライドであなたの顔を見ている可能性もあります。
現役時代に料理なんかしなかった旦那が定年退職してから料理に目覚めて「俺のカレーはひと工夫してるぜ」と妻に自慢してくるみたいなウザさはありますね。
でも、悪いことはしていないので許してあげましょう。
「ミルクあげるの上手いね!
娘のときもやってくれたらもっと良かったけど!」
とチクリと刺してやりましょうか。

2024年12月1日 5:11
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

質問者からのお礼

今は、まだ新生児なので、こっちがしてあげないとですが、これから大きくなって、どうやって手をつけたらいいのか、わからなくなると思うので、今のうちだと思います。じいじが、孫にミルクを飲ませていると、なぜか私の顔を見てくるんですよね。よくわからない行動です。

そういえば、じいじが、ミルクをあげている時、私の顔見るんですよね。そういう意味で、私の顔を毎回見てるんですね、納得しました。なぜ私の顔見ているのか、わからなかったので、これで意味がわかりました。でも私は、こっち見てる時は、無視してます。また、じいじがミルク飲ませた時に、チクリと、言ってみます。どんな反応するんでしょうか?それとも、ミルクなんか、飲んでたっけと言いそうです。パチンコざんまいだったから、記憶ないと思います。

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