いじめの加害者も阿弥陀如来様に救われる?回答受付中
浄土真宗に詳しい人に質問です。
ストレートな質問ですが、いじめの加害者でも阿弥陀如来様は救ってくれますでしょうか?
かつて自分はいじめをしてしまったのでそれをとても悔いています。
いじめてた方とは連絡を取るつてがないので謝罪も出来ませんが毎日、幻聴が聞こえて呵責の念が強く地獄に堕ちる夢を見たりします。
いじめは人間が起こす最も卑劣な行為だと今更ながら感じました。
どんな悪人も救うと阿弥陀如来様は言いましたが、畜生以下であるいじめをする人間を救ってくれるのか不安になりました。
もしかしたら無間地獄に堕ちてしまうのではないかと心配になってます。
教えて下さい。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
はい、救われます
いじめ加害者でも南無阿弥陀仏と念仏を称(とな)えれば、その人は阿弥陀仏の本願力によって極楽浄土に往生できると浄土宗では考えます。
ですから、全国の浄土宗と浄土真宗のお坊さん達は、あなたを「阿弥陀仏の救いの対象」だと思ってくださるでしょう。
合掌
なむあみだぶなむあみだぶ
なむあみだぶなむあみだぶ
悔いているあなたにこそ、光が届いているのですよ
りょうたさん、再び相談を寄せていただき、有り難うございます。
りょうたさんがご自身の過去と向き合い、「いじめは人間が起こす最も卑劣な行為だ」と気づき、そして今、これほどまでに深く苦しみ、悔いておられること。そのこと自体が、とても尊いことだと私は思います。私たちは誰しも、過ちを犯してしまう弱さを持っています。大切なのは、その過ちから目をそらさず、痛みを感じ、そこから学ぼうとする姿勢だと思っています。
阿弥陀如来さまは、いかなる理由があろうとも、りょうたさんを見捨てることは決してありません。親鸞聖人は「悪人正機」という言葉で明らかにしてくださいました。これは、「善い人でさえ救われるのだから、悪人はなおのこと、阿弥陀さまの救いの中心である」という、一見すると逆説的な教えなのです。ここでいう「悪人」とは、自分自身の心の中にある醜さや弱さ、自分勝手さ(煩悩)から目をそらすことができず、「自分こそが救われがたい存在だ」と深く悩み苦しむ者のことを指しています。
りょうたさんは今、ご自身のことを「畜生以下」とまで思い詰め、深い罪悪感に苛まれていますね。阿弥陀如来さまの慈悲の光は、まさに、そのような「どうしようもない私」の姿に気づき、苦しみの闇の中にいる者にこそ、まっすぐに届いているのです。りょうたさんが「自分は救われないのではないか」と不安に思う、その心にこそ、阿弥陀如来さまは「あなたをこそ救うのだよ」と呼びかけておられるのです。
お相手の方へ謝罪ができないことも、大きな苦しみとなっておられることでしょう。もし可能なら、静かな場所でそのお相手の方を思い浮かべ、手を合わせてみてください。そして、ご自身の後悔の念、懺悔の気持ちを、そのままお伝えになってみてください。
無間地獄に堕ちる夢を見るのは、それだけりょうたさんの心が安らぐ場所を求めている証拠でしょう。大丈夫です、あなたは一人ではありません。ハスノハで多くのお坊さまから、大切な言葉を聞いておられますね。何より阿弥陀如来さまが、常にりょうたさんを照らし、導いていてくださっています。
またいつでも、苦しい気持ちをお聞かせくださいね。ハスノハ一同、お待ちしております。
大丈夫、お救いくださいますよ。
「そんな都合の良い
うまい話があるもんか!?」
と信じられなくても
そんな信じていない人も救われます。
私の正直なところ信じ切れていませんが
でもそうであってほしいとは思っています。
その程度でも
生きている間少しは安穏できるし
それで良いだろうとも思っています。
質問者からのお礼
ありがとうございます。
お礼のコメント遅れてしまい大変申し訳ございませんでした。
他のお坊様方も回答ありがとうございます。
少しでも安心して穏やかな気持ちになりたくて質問してしまいました。
今まで質問しようか迷っていた事でもあります。
ご存知の通り私は悩み迷いの多い煩悩の塊の様な人間です。
懺悔の心もある一方で邪心もまた強くなる時もあります。
さるべき業縁をもよおせば如何なる振る舞いもすべし。
人間は縁次第で良くも悪くも変わると知ってるからこそハスノハさんとのご縁は自分なりにではありますが大事にしていきたいと思います。
また質問しますがその時はよろしくお願いします。