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仏陀の言葉

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こんばんは

思いわずらうな。なるようにしかならんから、今をせつに生きよ

というのは仏陀の言葉なんでしょうか?

また

仏説摩訶般若波羅蜜多心経

とはどういう意味なのでしょうか?

よろしくお願いいたします


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

仏陀とは覚者

禅僧風な響きがありますねぇ。
お釈迦様の言葉ではないでしょうが。
内容的には、お釈迦様の言葉を平易に説いたのでしょう。
歴史上のお釈迦さまばかりが仏陀ではありません。
言葉は効果的に効かせることによって、あなた自身が仏陀になっていく事が大切です。
「思いわずらうな。なるようにしかならんから、今をせつに生きよ。」
ちょっとお釈迦様風にアレンジすると、
「比丘たちよ。思いわずらうことなく、今を生きよ。この世は無常である。因と縁によりて今の果となる。今を疎かにすることなく、よき果を実らせるべく精進せよ。」(釈迦)
…とでもアレンジすればお釈迦様の言葉だと思えてくるかもしれません。
仏陀とは覚者のこと。
無私にして智慧慈悲溢れ人間の思考に染汚される以前の事実をじかに生きる者。
だからこそ、どのような言葉でさえも、それが誰の言葉であっても毒を薬とするが如く、自らを迷妄の闇から目覚めさせべく効かせましょう。
誰の言葉であれ、覚りの心に導き得るのは自分。それが本当の覚者です。
尊敬する禅の宗師、井上貫道老師はある方から「来るもの拒まず、去るもの追わず」という言葉の説明を求められた時、敢えて教科書通りの答えを致しませんでした。
この身心は、みえているもの聞こえているもの、どんな物もそのまま拒まずにその通りに現ずる。
また、五感を通して過ぎていったものは決して追う事がない。心身のいつでもの解脱(覚)の様子として説かれました。
一言で申せば「来たるものも過ぎ去りゆくものもこの身においてはそれが何であるかもしらずに、何の問題も障りも無くただその通りにある」ということ。どんな楽しい・つらい経験も今は、何も残り物がなかったでしょう。
それが同時に摩訶般若波羅蜜多心経の中身であり核心なのです。
難しい言葉で抽象的に説いたって誰も救われやしません。
般若心経は身心の今の様子がどんな物事も、どん!と出くわした出会い頭の純粋体験の時点においては人間の是非善悪を離れている様相を説いています。
それみればそれ。あれみれば、あれ。これみればあれそれ無く全身心を挙して只これなり。
そういう様子をギャーテーギャーテーとか、摩訶、ハンニャハラミツというのです。
THIS IS IT 。それはそれ。それ以上でもそれ以下でもなくその通り。
それが、それとして、そのまま、その通りに、そのようにある。

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今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

簡単に。

ユピテルさん、こんにちは。

丹下禅師の通りです。

お釈迦さまの言葉は、古代インド語ですので、海外の国は翻訳しなければなりません。
日本は、中国の経典に翻訳された漢文の経典を使っていますが昔の中国語だから難しい。
そして経典を一般者向けに口語体で翻訳されたものが出てきています。
これは非常にわかりやすい口語体の名訳の一つですね。

仏説・・・・・・・仏さまが説かれた
摩訶・・・・・・・すばらしい
般若・・・・・・・仏の知恵の
波羅蜜多・・・世界を説かれた
心・・・・・・・・・要点の
経・・・・・・・・・教え

でしょうか。

是非、仏教の教えの解説書がたくさん出ていますから、是非自分にあった仏教書を探してくださいね。一緒に勉強していきましょう。合掌

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質問者からのお礼

ありがとうございます

お釈迦様の言葉を簡単にしたものだったのですね
仏陀の意味もよくわかっていませんでした
覚者も今知りました

ちょっと私には難しくて、何回も読み返しました

確かにギャーテーギャーテーならピンときます
お釈迦様の言葉もよくわかりました

ありがとうございました

ありがとうございます

そういえば仏教ってインドから来たんでした?
仏様が説かれた
すばらしい
仏の知恵の
世界を説かれた
要点の
教え

ですか

わかりやすいです

実はある歌で歌われていて、気になっていたんです
すっきりしました

ありがとうございました

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