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「コミュニケーションの悩み」問答(Q&A)一覧

人に相談するのが下手で困っています。

初めまして。 私は今、人に相談するのが下手で悩んでいます。 我慢強い方だと思うのですが、あれもこれも我慢しているうちに、 自分の悩みは悩むほどのものでもない小さなものに思えてきて、人にも上手く相談できず、 ストレスとして溜まっていき、最終的に爆発してしまうことが多くあります。 人に話してみると、こういうことで悩んでもいいんだ、とか、話しているうちに、自分では気づいていなかったけど、実は悩んで我慢していただけなんだと気づくこともありますが、 みんな仕事が忙しいですし、たまに会うのに悩み事を相談されるのは不快じゃないだろうかと思ってしまい、言えません。 時には愚痴りたくなることも、悩むこともあるのですが、友人が総合職でバリバリ働いてる中で、私は事務職なので、気楽でいいよね。と思われてそうな気もしていて、つい飲み込んでしまいます。 私自身、総合職で働いていた時はそう思っていましたし、実際楽な仕事ではありますが、ストレスがないわけではありません。 だんだん「悩みとして認識していいこと」と「解決すべきこと」の見分けもつかなくなってきて困っています。 アドバイスをいただけますでしょうか。

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適切なアドバイスの仕方について

適切なアドバイスは何か?と考えてみますと、相手にとって過不足なくアドバイスすることが重要なことではないかという結論に至りました。  まず、不足しているアドバイス。これは、不足していて誤解を与えるアドバイスです。相談される側が相談する人の話を聞いていない場合です。また、聞いても助言が思いつかない場合もです。これらの場合はアドバイスが検討違いになったり、受け流すだけになってしまいます。これらを考慮するのは助言を与える側の前提条件だと思います。    次が、過剰なアドバイスです。いきすぎると、おせっかいになります。これは2つのケースが考えられました。  1つ目は、相手から相談された場合。これは、相手がある悩みをもっていて、自分にその悩みを聞いてほしいか、解決する手段を求めていると解釈できます。その悩みに対して、相談される側が"正しい"アドバイスを思いついた時に、それを相手に最後まで伝えるかどうかです。つまり、相手の理解できる範囲を超えたその時点では理解できない"正しい"アドバイスをすることは本当のアドバイスと言えるのか?ということです。  2つ目は、相手が相談していないけれど、相手の問題点を発見し、"正しい"アドバイスを行う場合です。これについても相手にとって現状が最善であるけれども、周りからは自明でより良い選択肢を提供できる時に、その選択肢の存在を知らせることは良いのかにとても悩みました。これは1つ目のケースよりも相手の理解できる範囲を超えうるアドバイスになります。 以上より、適切なアドバイスとは、 (1)カウンセラーのように相手の意見を熱心に聞き、自分の意見を全く言わないようにする (2)それとも、相手の理解できる範囲のアドバイスにとどめておく (3) 相手が今理解できなくても、後に理解できるだろうから最後まで言う のどれが適切と思いますか?(全く別の意見でも構いません)。実例としてこのhasunohaで質問者の悩みに対する答える時に気を付けていることなどでも良いので、お坊さんはどのような心持で答えているのか知りたいです。  私は相談者は(1)→(2)→(3)の順に負担が重く、助言する側はこの順で言いやすくなると思います。私はついつい最後まで言ってしまう(3)(これが煩悩なのですか?)が多いので、(2)にしたいと思っているのですが。。。 お願いします。

有り難し有り難し 7
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