がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。
仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。
結果的にハッピーエンドの人生なら、良いのではないでしょうか。
南無阿弥陀仏と念仏を称(とな)えていれば、人生のハッピーエンドが決定します。
ハッピーエンドを信じているときの喜びが、人の強さに...
まさにそのとおり!
「私」という概念は幻なのです。
過去の記憶データは意識が受ける刺激としてありますが、それが自分の過去でも、3分前に見たテレビドラマの内容でも、意識にとってはたいして変わら...
仏教では、人間という存在は、色・受・想・行・識という五つの要素(五蘊:ゴウン)が仮に和合した現象にすぎないと考えます。
人間を日替わり定食にたとえるなら、五つの料理から構成される定食メニュー...
正直、職業としてお寺で勤めるチャンスは少ないと思います。
観光客がたくさん来るような大寺院であれば、受付や事務の職員を雇っているお寺もあると思いますが、中途採用で、そのような求人は少ないと思い...
仕事は、生活できれば何でも良いのではないでしょうか。
数十年前の日本人の暮らしを考えたら、現在のフリーターでもかなり便利で快適な暮らしができているでしょう。
自分にできる仕事なら何でもよいと...
他人に「愛」を期待するよりも、独りでも楽しめるようになった方が良いと思います。
そのために、少しずつでよいので、仏教を学んでみてください。
静かに流れる時間をゆったりとした気分で楽しめる、そ...
身寄りのない、精神疾患がある方でも、障害年金や生活保護で暮らしています。
本当にお金がないなら、一度、役所に相談してみてはどうでしょうか。
脳のリズム運動でセロトニン神経を活性化することは、うつ予防になるのではないでしょうか。
念仏やお経を一定リズムで唱えたりする仏教の修行は、まさに脳のリズム運動です。
仏教には、保健体育の「体...
縁がなかったと諦めましょう。
今は、あなたの方が、一度デートしただけの相手に「勝手に期待」しているのではないではないでしょうか。
心の粘着性を弱めてサラッと行きましょう。
喧嘩をしても、1分後には談笑してよいのですよ。
以前、テレビでだったか書物でだったか、こんな話を聞いたおぼえがあります。
ある偉いお坊さんの話です。
その和尚さんに、家族がしょっちゅう同じ...
クビだと宣告されるまでは、働く権利がある、というくらいの気持ちで行きましょう。
あと、慣れるまでは、スピードよりも確実性を重視しましょう。
人間はミスを必ずします。
なので、まずは重大...
説教されるときは、あなた自身の怒り・怠け・プライドの煩悩が試されている場面です。
怒り・怠け・プライドに負けずに、冷静に説教を聞いてあげましょう。
仏教では、布施(ふせ)という修行があります...
お寺はたいていが宗教法人なので、組織の重要な決定事項(役員の変更など)は、檀家総会で議決する必要があります。
また、お寺の不動産など財産処分のときは、檀家などに公告する必要もあります。
檀家...
嫌な他人と出会う苦しみのことを、怨憎会苦(おんぞうえく)と言います。
この苦は、生・老・病・死と同じように、誰の人生にでもある苦の一つです。
夏が暑い、夜が暗いのが普通なように、人生において...
ケンカしていることと病気を見舞うことを分けて考えても良いと思います。
顔だけ見せて、お父さんの反応を確かめてから、今後の態度を決めても良いと思います。
仏教を学んで、心身をほぐしていきましょう。
あと、まずは、自分の欲・怒り・怠け・プライドに気付くことが大事だと思います。
「嫌い」は「怒り」の煩悩。
料理を完璧に作りたいのは「プライド」の...
旦那さんにはその時、なんらかのストレス、イライラがあったのでしょう。
そのストレスの原因が、お子さんなのか、仕事なのか、夫婦関係なのか、日常的な些細なことなのかはわかりません。
ただ、何かイ...
難しいですが、自己肯定感を持ってもらえるようにするのが大切だと思います。
たとえば、誰か1人でもその人のことを大切に思っている存在がいれば、自信につながります。
また、仏様だけは見捨てない、...
瞬間ごとに新しい自分だと思いましょう。
過去の記憶データは受け継いでいるけれど、過去の痛みが今もあるとは限らない。
歩くときも、右足を動かした自分と、そのあとに左足を動かす自分とでも、すでに...
悟ると、煩悩がなくなるそうです。
悟りとは、煩悩(心にある悩み苦しみの原因)が消えることではないでしょうか。
それで、悟るためには苦・無常・無我などに気付き納得する必要があり、
お釈迦様は...