がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。
仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。
煩悩をスキャンしましょう。
気分が優れないときや、感情に飲み込まれそうなときは、
「欲・怒り・怠け・プライド」と念じてみてください。
該当する感情にヒットしたら、
「煩悩は悩み苦しみの原...
社員に説教するときに、その場で説教せず、「あとで話があるから来い」と、場所か時間をへだててみてはどうでしょうか。
また、相手の人格を否定するようなことは言わず、具体的な仕事について叱るほうがよ...
お釈迦様が悟った直後は、人々を救う気などなかったのです。
独り静かに命を全うするつもりだったのです。
しかし、梵天という神様に頼まれて、人々に教えを説いた。
そしたら、たくさんの人々から「...
自己評価を高めるのも大事かもしれませんが、逆に、自分の評価をゼロにするのがよいのです。
つまり、あなたの所有物になってくれる他人なんかがそもそもいない、と諦めることです。
「両思い」なんて幻...
私も、高校生くらいのとき、髪のセンター分け目あたりの髪をぬく癖がありました。
むしりとるのではなく、一本ずつぷちっとぬく。
髪がぶちっと切れずに、根元(毛根?)ごと抜けたときが快感で、うまく...
心理学の専門家ではないので断定はしませんが、人は、自分の内面を他人に投影して見てしまうそうです。
他人に対して「実は裏でこうだったに違いない」と思う場合、もしかしたら、あなた自身が他人にそうい...
高校時代の話と現在の彼とが同じ人格でまったく成長していない、とは思えません。
また、仏教を学ぶ前と後とでは、ものの考え方が大きく変わります。
たとえば医者や弁護士だって、高校生のときは医学...
脱退を決めているなら、欠席しても気にする必要はないと思います。
悩んで落ち込んでいるときは、できることまでできないと思い込んでしまう場合があります。
欠席くらい、「欠席します」「はい、そうで...
結局、お姉さんの怒りの原因がよくわかりません。
なぜ、お母さんと息子さんの同居を続けさせたかったのでしょうか。
(お母さんの財産狙い、とかではない?)
また、息子さんの結婚自体にも反対だっ...
許すというのは、何か悪いことをした人や、自分に危害を加えた人を許すということでしょうか?
まず、仏教では慈悲の心を育てましょうと言うので、慈悲の邪魔になる怒り・憎しみは、いかなる理由があっても...
おなじ受験生の立場ですが、年齢的にはあなたはかなりお姉さんなんですから、同じ土俵で競う気分はやめて、
「おバカでかわいい高校生達だな。まったく能天気で仕様がない奴らだなぁ」
とあたたかく見守...
南無阿弥陀仏と念仏をとなえれば、臨終時に、阿弥陀仏が迎えに来てくれて、極楽浄土に往生できる、と言われています。
嫌な記憶があってもなくても、念仏すれば往生できます。
長生きしても早死にしても...
生き物はたいてい、死にたくないので、危険に怯えるのが普通です。
テロに怯えるのが嫌なら、テロの少ない地域で暮らすのが現実的かもしれません。
それでも、心配は尽きないでしょう。
南無阿弥陀仏...
お金の心配を「しすぎる」というのがどのレベルか不明ですが、生活に困ったり借金に首がまわらなかったり税金等の滞納があるのなら、心配するのが普通でしょう。
生活に充分余裕があるのに心配してしまうと...
仏教では、心は無常(瞬間瞬間に変化する)と考えます。
「どうしたらこころがかるくなるのでしょうか?」
と質問されていますね。
ということは、あなたは、心が重いと感じており、しかも、ずっと重...
老化とともに、飲み込む力が弱くなり、誤嚥リスクは高まります。
もしも人間ではなく動物なら、とっくに亡くなっていたでしょう。
人間に生まれ、介護してくれる方がいたから、高齢でも生きていられたの...
緊張して、声をかけてもらえたのに上手く話せなかった、ということでしょうか?
まぁ、むこうからすれば、1日に何人も来るお客さんの1人なので、あなたの態度をさほど気にしていないと思います。
リラ...
作務衣は作業着です。仕事着。
僧侶(出家者)の正式な制服は、袈裟です。
左肩から「けさがけ」にかけてるマントみたいなやつとかエプロンみたいなやつとか、それを小さくたたんで輪っかみたいにして首...
「懐かしい」という感情とともに欲(楽しい、もっと見ていたい)の煩悩が起動する場合があるでしょう。
厳密に言えば、そのような微細な欲も、煩悩(悩み苦しみの原因)です。
欲の煩悩(貪欲)は、この...
植物は不殺生戒の対象ではありません。
髪の毛や爪みたいなものと思っていただければわかりやすいのではないでしょうか。
ただし、植物に宿る精霊(神様?)みたいなのが、仏教の経典だったか物語だった...