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今後が不安です

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有り難し有り難し 24

長文ですが失礼します。

結婚して今年11年目になります。その中で、主人が借金をしていてそれから生活も支払いに追われ苦しい毎日です。子供も2人います。

それなりの生活費ですが、支払いが多い為首が回らなくなっていて、先行き不安で仕方ありません。。。

働きにでたい気持もありますが、実家や主人の実家も頼れなく、子供も面倒をみてくれたり頼れる人もいない状態です。。。

なにをするにも先立つのはお金、、、長年辛い生活や不安ばかりで疲れてしまいました。

どうしたらいいのかわかりません。。。

どうしたなら、心に余裕ができ今の生活を変えれるでしょうか?


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

豊かさを追求すればよいのです。

私も似たようなものです。お寺のご立派な本堂の借金〈ローン〉は山積み。
子供が三人おりまして、オムツ代にミルク代だってばかになりません。
お悩み相談もやっちょりますが世知辛い世の中でちて…。
電話相談なんかしょっちゅうで何十人とかかってきますが電話ごしに「(T_T)ありがとうございました。今度お布施を納めます。」と口では言っておきながら本当に送ってきた人なんか2人だけ。みんな無料が大好き。ゲンキンも大好きですよ。悩み解決すると急にゲンキンになる。(笑)ずっとお悩み相談やっているとそういう心理もよく見えてくる。 
このhasunohaも無料ですから、あなたも無料ならば、ということで相談されたのでしょう。
お布施おさめるおつもり、ありますか?( ˘ω˘)
ないでしょう。みんなそういうもんです。
じゃぁせめてものお返しに無料であなたもお金無しで家族を、子供を幸せにしてあげてくんなまし。
この無料相談サイトで働いている僧侶たちに金がねぃねぃ申し上げるのは筋違いでござろう。
せめてここの坊さんたちを見倣ってあなたも幸せを配布してください。
金が無くても人を幸せにすることを実証しているわけですし。
では、本題。
お金に対する焦りの気持ちは実生活を見ることによって消えます。
不足を言えばいくらでもタリン、タリン、とないものねだり。
それは心の中で「ほしがり」の一念が生じただけなのです。 
わすれてキューリを切っている時には不足はありません。
いざ、本当に足りんという時に本当に奮い起こされるものです。
今無いものを運んでこないこと。
これから先不安だ、というのはあなたの思いです。
まだ起っていません。いまだ、路頭に迷った訳ではない内からその思いに振り回されんことです。
お金がないなら、お金では作りだせない愛、笑顔、やさしさ、寛容さ、豊かさを子供さんたちに恵んであげてください。それこそが大学以上の教育です。つまりあなたが与えられる人になれば自然にお金や豊かさもポンポン入ってくるちゅうことです。

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おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

お金は返さなければいけませんが

確かに借りたお金は返さなければなりません。働く必要はあるでしょう。
あまりにいつもお金のことばかり考える必要はありませんが計画的に返済できるように工面する必要はあります。

まだ小さいお子さんなら保育園や学童などに預けお仕事するのが良いでしょう。

旦那様と力を合わせ少しずつでも返していけたらいいでしょう。普段はお金お金いうより、風が気持ちいいなあ。とか歩くと程よく汗をかいてサイコー!とか、雲がきれいだなあとか、そんなタダでしかもお金で買えない現実を感じ、心を豊かにしたほうがいいでしょう。

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おきもち

個別相談可能
禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す事で、ちょっと楽になれます。悩みの根本に気づき、明るく爽やかに生きていきたいですよね。 私自身、禅との出会いにより救われた一人です。皆様に少しでもお伝え出来たらと思います。 人は自分の都合を立てて物事に向き合うところがあります。私の回答も期待していたものと違うことがあるかもしれません。その時に素直に聞けるか、回答の内容を否定的に聞くかで救われるかどうかが変わります。疑問は出てくると思います。その時はご相談ください。
ご相談時間は不定期なので、いくつかご都合を教えてください。 ◆小学校教員もしています。子供、家族、ご自身のことお話をお聞きします。 ◆禅のおかげで私も救われました。禅の教えを基に「思い通りにしたい」という自分の都合や価値観から生まれた思い込みをほぐしていくお手伝いをします。 ◆仏教は人生を豊かにしてくれることを感じてくだされば嬉しく思います。

質問者からのお礼

ありがとうございます。

お金で買えない現実を心がけて、豊かに出来るようにしてみます。

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