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学びを深めたい。これは読むべき!という本を教えてください。

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今年はたくさん本を読もうと決意いたしました。
そこでふと、仏の道に進む方はどんな本で学びを深めているのだろうと思いました。

マンガ、小説、ビジネス、エッセイ、生活に関する本、何でも構いません。
どうぞよろしくお願い致します。


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お坊さんからの回答 6件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

仏教を学ぶのであれば悟りを得られた方の本を。

本に沢山のお金をかけました。
仏教書も世間の皆さんが読んでおられるような本は大体持っています。
結論を申し上げると、仏教を学ばれるのであれば、仏教の核心をきちんと学んだ方のものでなければあまり意味がありませんでした。
本は沢山読んだからどうだというようなものではありませんから。
仏教を学ぶのであれば、まずこちらの方のことを知っておかれると良いと思います。
そののち、関心がおありになられれば書にたどり着かれるでしょう。
https://tetsugen.jimdo.com/%E4%BA%95%E4%B8%8A%E7%BE%A9%E8%A1%8D%E8%80%81%E5%B8%AB%E3%81%AE%E7%94%9F%E6%B6%AF/

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おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

ブッダ いのちの言葉

仏教共通の教えとして法句経をお勧めします。
この本はその経の中からいつくかを分かりやすく解説しています。
もし法句経を知らないようでしたら是非1度読んでみてください。
この経を解説している本は色々あるので、他の解説本でもいいですよ。

参考まで
「ブッダ いのちの言葉」ナガオカ文庫
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4522476418/ref=mp_s_a_1_1?__mk_ja_JP=カタカナ&qid=1486203131&sr=8-1&pi=AC_SX236_SY340_QL65&keywords=ブッダ+いのちの言葉&dpPl=1&dpID=41tT2hSlQ5L&ref=plSrch

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有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答していますが、無知未熟ゆえに質問を読ませていただくことしかできないことも多々ありますがお許しください。 回答は私個人の意見や解釈もあり、場合によっては浄土宗の教義とは少し異なることもあるということをご了承ください。 また、寺の紹介ページに電話相談についても紹介していますのでどなたでも気兼ねなくご利用ください。 ハスノハのお坊さんがもっと増えますように。 合掌 南無阿弥陀仏

かくかくしかじか

東村アキコの漫画です。
5巻くらいあるので揃えると結構な金額ですが、ぜひ読み通して頂きたい。

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有り難し
おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊さんに限らず、二足のわらじを履くことで、話に幅が出るはずだと考えて、はき続けています。子育てとか家族論とか考えつつ、でも仏教って個人のものだなぁと感じたりします。

仏教ってつまりは何を言ってるの?

雲黒斉さんの本はおもしろいと思います。

最近は黒沢一樹という本名で、「ラブ、安堵、ピース」という道教の本を出されましたがこれも面白いです。

膨大な量の仏教書、宗教書がありますが、それらを読む前に読んでいただきたい本です。

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有り難し
おきもち

若輩者ですが、宜しくお願い致します。

魔法のコンパス

宗教関連関係なしだと最近はこれですね
とある芸人さんが書かれた本ですよ

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おきもち

曹洞宗正教師です フレンチの料理人でもあります 精進料理の講師もしてます 旅と海と綺麗な景色が好きです

「ダライ・ラマの仏教哲学講義」

みい子様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

仏教書のお薦めとなりましたら、もう更新は随分前に辞められておられますが、下記のページが参考になるかとは存じます。

おすすめ仏教書のコーナー
http://kongoukoji.fc2web.com/

本格的に学ばれるならば、拙生の個人的なお薦めとしては、かなり昔のダライ・ラマ法王様の講義録のまとめられたものとなるのですが、「ダライ・ラマの仏教哲学講義」(大東出版社)でございます。体系的に仏教が学べる良書になるのではないかと存じます。ただ、ある程度の前提知識も必要になります。

Amazonでの内容説明参照・・

ダライ・ラマ十四世が教える人間の苦しみとその消滅への道。「四つの聖なる真実(四聖諦)」という仏教の基本的な教義の説明を軸にして、極めて高度な哲学の議論を分かりやすく提示し、さらに慈悲の心を育成する方法、心を陶冶して自らを高めていく道を感銘深い言葉で示す。ハーバード大学仏教講義録。

更には、「ダライ・ラマの仏教入門」(知恵の森文庫) も。文庫版で価格もお手頃ですので、まずはこちらからでも。

そして、より学びを深めるためには、当然に原典となる仏典、そして仏典の解説されている論書、更には、論書の解説となる註釈書などにあたっていく必要がございます。

共に頑張って参りましょう。。

川口英俊 合掌

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有り難し
おきもち

最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断しています。 https://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k

質問者からのお礼

お礼が遅くなり大変申し訳ございませんでした。

時間がかかってもすべて読ませていただきます。

貴重なご回答いただき、ありがとうございました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ