将来が不安です
もう50代
フリーランスでずっとやってきて、体力もなくなって、無理ができなくなってきました。
同業者の中では成功していますが、フリーなので、保障がありません。
バツイチの一人なので、万が一働けなくなったら怖いし、だからと言って今更就職も難しいです。
どうしたらいいでしょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
今目前にないことは相手にする必要がない。
もし経済的に不安であれば結婚相手を見つけたり、互いに助け合っていける伴侶を探すことです。
男性は経済力はあってもそれ以外の助けを求めている方々が多いものです。
そこを提供できるような女性力を身につければあなたを必要としてくださる経済力のある方が見つかるはずです。
アンテナを今日から張ることです。
さがす相手が定まれば自然にそれに近しい相手を探すようになります。
24日間悩むより、24時間相手を探した方が実りがあります。
🙍
さて本題ですが、今までのご質問をご自身で読み返してみてください。
いつも目の前にないことばかり相手にしています。
そういう生き方をやめることが今回の課題です。
過去の出来事は変えようがないのでネガティブな振り返りや悪い評価をしないことです。
未来の出来事は未だ起こっていないことですから今から起こってもいないことを想定して今の目前の現実を見失わないようにすることです。
自分自身がいつも迷うのは、そこにないことを相手にしているからではないでしょうか。
仏教は問題を一つ一つ片付けるのではありません。
あらゆる悩みに共通する『共通項目』を見出して、その魔道に踏み要らないようにすることです。
善き友、善き仲間こそすべて
お釈迦さまの説法です。
『ダンマパダ』328、329、330
もしも正しい生活している賢明な友を得るならば共に歩め
それで一切の困難を克服して心にかなう気付きある生活ができる
もしも正しい生活している賢明な友を得られないならば
征服した王国を捨てる王のように林中の象のように一人歩め
愚か者と付き合うよりは独り歩む方が良い
林中の象のように悪をすることなく求めること少なく独り歩め
~様々なご職業、専門があるでしょうが、フリーランスで社会的生活を送ってこられているあなたは、実はお仕事のスペシャリストとしての能力もさることながら、他者との関わりを大切にし、周りからも評価され、大切にされる「人間としての力」を深く備えていらっしゃるのだとお見受けしました。
結局、組織人や役員を除く勤め人と違うのは、常にお仕事の中身以上の人間関係が自身の評価や成功、収入に繋がるというところだろうと思います。
お尋ねのお気持ちは、私から言わせていただくなら、常に高いところに自己を律し、プロフェッショナルとしての誇りをもって日々を歩んでこられたのであれば、今後の振る舞いは、ゆるやかな下り線でも良いのではないかというアドバイスです。
今後に備えた貯蓄や社会保障など、個人的な老後の備えはもちろんですが、心の持ちようや生き方として、肩に入れていた力を徐々に緩めていく生き方。
人間力が高いあなただからこそ、周りから求められるのは、年齢と経験を重ねて、お仕事の第一線に身を置きながらも、肩の力がぬけた包容力のある生き方が出来るのではないでしょうか。
不安を取り除く方法のひとつは、自らが刃を振りかざしたり、我慢強く耐えることではありません。結局、人との関りがすべてです。であれば、多くの方をこれまで以上に受け入れ、共に歩める人間としての度量を、ご自身への厳しさを少しゆるめてみてはいかがでしょうか。
ひょっとしたら、人生の第二のパートナーも、今のバリバリのあなたには近づき難いのかもしれません。そのような人間としての力強さを備えているあなたは、もし仮に病気や挫折を経ても、向き合い受け入れていけるのではと感じています。
アドバイスとしてはいまいちでしたでしょうか。
私はネットを通じてですが、あなたの善き友、善き仲間として仏さまの教え、このサイトを通じて待っていますから。
何ができるかはよくよく調べるのが一番
まだ動けるうちに、個人年金や、保険などに加入して、さらに、安心のために蓄えも必要でしょう。なによりお金がないときついですよね。
ただ、日本ではお金がないなら、野垂れ死ぬと言うこともないでしょう。それなりに助けてもらえる制度もあるのでしょう。
最悪、公的機関にお世話になるとしても、働けるうちに、やれることはやっといた方がいいですね。
質問者からのお礼
ありがとうございました。保険にはとりあえず入っていますが、何千万の貯金はありません。
ありがたいことにお仕事をいただけて、ご紹介もたくさんいただき、生活はできております。もっと大きくしたいという野望はあるものの、まだ至っていません。
伴侶を見つけるのは正直言って相当難しいのではないか?と思っています。
私も経済的に養ってくれる人なら誰でもいいわけではありません。今目の前の問題に目を向ける努力をしようと思います。