最後に助けてほしくてここにたどり着いた
仕事が毎日忙しく、自分の時間が持てない日々。
来る日も来る日も仕事に追われて夢の中でも嫌々仕事し、怒られて、悪夢を見続け追い詰められます。遊びに行くような友達も1人もおらず、相談できる人も身近に誰もいません。家族にも毎日八つ当たりして、もう長生きしたいとも思わないし、別にいつ死んでもいいと思っています。
私は世の中お金が全てだと思っています。お金がないから働き、お金を自分で生み出す才能がないからこうして嫌々やりたくもない仕事をやり、働いてたいしたお金も貰えずストレスまみれのつまらない日々を送るしかないのだと思います。自分には何もない、才能もないからこのくらいのつまらない人生を送るしかないのです。
小さな楽しみや幸せを見つけなさいとよく言われますが、私にはただ日々がそうできている程度にしか思えません。そんな気休めもう充分だと。
とにかく毎日辛く、楽しいこともなく、さっさと死にたいという気持ちしかなく無気力で悲しいです。こんな不愉快な考え方の私にもうお言葉も頂けないかと思いますが、最後の助け船だと思い投稿しました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
辛いのなら、逃げちゃえ
自ら死を選び、実行してしまう人の前では、誰がどんな声を掛けても届きません。
自分には、そういう経験があります。
とても辛い経験でした。
あなたが本当に自らの死を選択したのなら、もうお坊さんにも救うことは出来ません。
結局、あなたを救えるのはあなたしかいないのです。
間柱さんが「お金がすべて」と信じるのなら、私は否定しません。
生きることに意味が無いと思うのなら、それも真実だと言えます。
だから、生きるか死ぬかは自分で決めればいい。
けどね、せめて死ぬ前に世界を見て欲しい。
50年近く生きてきて、私は思うのです。
自分が思っているよりも、時間ははるかに長いし、世界ははるかに広い。
仕事が辛いなら、辞めちゃえばいい。
死んだ気になれば、何だってできるでしょ?
あなたは若い、時間はたっぷりあります、お金だって、無ければ無いでなんとかなるものです
是非とも今あなたを取り巻いている世界から飛び出して、もっと広い世界を体験して欲しいのです。
この世の中には、あなたがまだ見たことの無い物、知らないことが山ほどあるよ。
価値観だって、人によって様々です。
それらを見て聞いて味わって、死ぬのはそれからでもいいんじゃない?
どうせみんないつかは死にます。
でもせっかくご両親から授かり、この世界に生まれた命。
あなたが死ぬまでの時間をしっかり楽しんで欲しい。
世界は広くて、けっこう面白いよ。
資本主義に押しつぶされないで
これからの世界はお金がすべてという人が支配していくのでしょうね。けれども歴史上はそのような社会だけではありませんでした。心を大切にする、お釈迦様の時代の印度、聖徳太子の時代の日本、弘法大師の時代の・・・という歴史があります。今はたまたま歴史の転換点で拝金主義になっていますが、そんな世の中は長続きしません。
佛教に帰依してという道を求めてここに投稿いただいたのもご縁です。ぜひ、ご自分の気持ちに合致するお坊さんがいる寺を見つけてください。きっと今までとは違った考え方ができるようになると思います。みんなでまともな日本を取り戻しましょうね。
参考にならないお話
貴方のご質問を拝見して、
「それなら今すぐお寺にいらっしゃい!」という
とても無責任な気持ちが浮かんだのを素直に告白します。
貴方の「今ここ」の踏ん張りを応援しなければいけないのに、ごめんなさい。
さて、参考にならないお話というのは
実はここ数日、同じ20代の女性のご相談(hasunohaではなくリアルに)で、まったく関係のないことをお話していたのを思い出していました。
それはこういうお話です。
・・・彼女は、周りの同僚や先輩がお金のために働いていることがどうしても許せない!と泣きながら訴えてきました。(もちろんもっといっぱい悩みを抱えていたのですが)
いわく「お金も大事だけど、仕事をするというのはそういうんじゃない」と。
私は立場上、彼女の言葉に頷きつつ、とにかくその場をとりなして何とか収めなければならなかったので次のように応えました。
「お給料をもらうってそんなに悪いことじゃないと思うけど、そのモヤモヤはきっと、〇〇さんが大切にしたいこととお金のソレとの【あいだ】を繋げることが出来てないからかも。」
「無理して同意しなくていいけど、とりあえずお坊さんの話をすると、この世のすべてはお互いに必ずどこかで繋がっていて、どんなことにも無関係なものは無いらしい。」
「お金もあなたの信念も、きっと本当はどこかで繋がっているんだけど、ソコの理屈がはっきりしないと誰でもモヤモヤするのは仕方ないよね。」
「とりあえず騙されたと思って二つを繋げて考えてみて。仕事に対する信念とお金が大事というソレを結びつけてみて、それから先は、どこに私の大事なところを置いたらいいかは、自分で考えるのと、他人のソレ、価値観をマネしたりするしかないなぁ。」
「お坊さん的には、とりあえず他人のソレは、お釈迦さまの価値観をマネましょうと勧めてるんだけど、お釈迦さまはお金はダメとか杓子定規なことは言ってないんだよね。」
「それじゃ何て言ったかというと、何も言わなかった。困ったことに。」
「その代わり、自分自身を闇を照らす”ともしび”にしなさいって。」
「ほらね、訳が分からなくなったでしょ。マジメに話したつもりだけど、少しは解決した?」
ということで、その他の悩みにも、諭すというよりかは一緒に頷くばっかりで、結局彼女とは2時間弱、互いに泣きながら過ごしました。
貴方も私も、人生って辛いですよね。
お金の価値
闇柱様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
お金は、当然に生きていく上で、生活していく上で必要です。しかし、それはそもそもタダの金属・紙であり、それに価値があると皆が信用しているからこそ、成り立っているようなものであって、また、それも皆の信用度合いによって、その価値も刻々と変化していくものであります。株価・為替、物価などもそうです。
もしかすると、あっという間に紙屑になることもありますしね・・
まあ、あんまり、お金について実体視して捉われない、執着しない方が良いのに越したことはありません。死後にも持っていけるものでもないですしね。。
必要な分は、もちろん稼がないといけませんが、不必要に持つ必要もない、そんな感じです。
それよりも仏教では、死後にも続けて持っていくことになる業・カルマのあり方について、より重視していくことになります。
苦の現実を受け入れられた今こそ、まさに仏教にご入門されるに良い機縁なのではないだろうかと存じます。是非、ここからしっかりと仏教の学びに入って頂けましたら有り難くに存じます。
川口英俊 合掌
働き過ぎでうつ状態に近いのではないですか?
残業時間は80時間以内に抑えてますか?
休日はありますか?
一昨年、新入社員が過労自死したことも話題になりましたね。
先ずは仕事の内容や処理の仕方を見直してみましょう。やらなくてもいいことはやらないように。今やらなくていいことはやらないように。他の人に任せられる仕事は任せてください。
そうやって自分の時間を作りましょう。
決して死んではいませんよ。
お金のために頑張ることは良いことではありませんが、今の苦しみを乗り越える原動力になるなら、今はそれでも構いません。
ただ、できれば、あなたの仕事の1つ1つが回り回ってどこかの誰かの幸せを作っている、生活を支えていると思ってくださいね。
質問者からのお礼
お礼が遅くなってしまい申し訳ありません。
ご回答下さいました皆様に直接お会いして感謝の気持ちを伝えたいところですが、なかなか実現するのは難しく、こちらで失礼致します。
自分が思い悩む事に対して様々なご意見を頂戴し、嬉しくて涙を流しました。なかなか現状や自分を受け入れていくのはそう簡単なことではありませんが、またもし宜しければお話聞いて頂ければと思います。