未だに親の事を許せずに苦しんでいます
小さい頃から親の望む子供でいるように暴言や暴力、金銭面など様々な力で押さえつけられていました。
その内容は日々の生活から遊び方、友人関係などにおよんでいましたが、未だに許せず苦しんでいるのが進学についてです。
親の見栄のために中学受験をさせられ、地元の友人と離れ望まない学校に行くことになったり、大学受験の際には私の希望する学校には「金は出さない。女が学歴をつけても何にもならない。行きたいなら体を売って金を作っていけばいい」と言われた事がずっと心に残っています。
親から奨学金の保証人になることも断られ、結局親の希望の大学に進んだもののそこでの研究費用は出してもらえず、全て昼夜のアルバイトで作りました。
それでも経済的に困っているわけでもないのに、あれやこれやと理由をつけては私立中学・高校でかかった金を返せと迫られ暴力をふるわれる日々でした。
成人式や数年前の結婚の際には高価な着物を作ってくれましたが、それを見るたびに情けないようなみじめな気持ちに襲われます。
経済的に苦しいわけでもなく、親はゴルフや趣味などで贅沢に過ごしていながら、また高価な着物を作るだけのお金がありながら、勉強がしたいなら体を売って学費を稼げと言われたことや奨学金の保証人にすらなってもらえなかったこと、もっと勉強したかったという気持ちが渦巻いてしまいます。
他人から見れば中学から私立に通わせてもらって、立派な着物を作ってもらって、甘やかされて育てられたと言われることもあり、悔しくてたまりません。
しかし、そんな学生時代から10年以上経ち、今はお腹に子供もいます。
親は親なりに心配してくれていたこと、私が望む形ではなかったとはいえお金をかけて育ててくれていること、
当時私がもっと視野を広げていれば勉強する方法もお金を得る方法も知る事ができていただろうこと、
親も私も完璧な人間ではないということ、私に甘えがあること…などを考え納得しようとし、子供のためにも親とそれなりに仲良くしたいと思っています。
でもどうしても親の口から「子供は幸せにしてやらなければならない」「私たちはこんなにしてやった」などの言葉が出たり、子供の初節句には高価な兜を買ってやる…などの話をされるたびに涙がこぼれそうになります。
私が当時の話をしても知らん、忘れたと取り合ってもらえずモヤモヤしています。
どうかこんな私に喝をお願いします
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育ててくれただけで儲けもん!。
あきさん、こんにちは。
親の育てられ方に苦しかったことがあり、許せないでいるのですね。
子供は親を選べません。いわゆる毒親の中で育ち苦労した方はたくさんいます。あきさんもその一人なのでしょう。でも社会人になっただけでも儲けものです。もう大人になれば今度は自分の責任。親は関係なくなります。自分で道を切り開けるのですから、毒親を反面教師にして悪い育て方は断ち切り、子供の未来を応援できる素晴らしい親になりましょう。
これからの親との付き合い方はあなたが決めればいいのです。親と付き合いたくないのであれば絶縁してもいいのですよ。そうでなくても親がいろいろ行ってきたらあなたがハッキリNOをいえばいいのです。育てた恩をいわれるのであれば、「感謝してます。有難う。ただ、それとこれとは別です」といえばいいだけです。あなたの家庭はあなたが守らなければなりません。親だから面倒を見なければならないことはないのですよ。良識ある社会人として粛々と親と対応してください。
これからはあなたが幸せな家庭を夫、子供と共にはぐくんでくださいね。応援しています。合掌
人のふり見て我がふり直せ
古典的ですが、タイトルの言葉が当てはまりそうです。
私はギリギリ40代ですが、我が親の世代とは、価値観の違いを感じます。何より「お金があれば幸せになれる」と社会全体が思っていた時期に子育てしたのですから。
それは戦後という、滅多に日本人が経験してこなかった時代であったから、でもありましょう。
「してやった」ことはいつまでも覚えており、「してしまった」ことは認めない。人間まさに「はからい=自分勝手な価値観」で生きているものです。あなたも人の親となり(つまり貴女の一挙手一投足が子どものモデルになるわけです)、一人前の大人なのですから、「ああいう人もいる」という他山の石で宜しいのではありませんか?
多分、戦後からの経済成長に邁進していた日本人は、仏教をあまり生活に活かさず過ごしてしまったのだと思います。ここhasunohaでも、折に触れても、仏教を学んでみては如何ですか?「一人の人間として立つ」ことの自信に繋がっていくと思いますよ。
質問者からのお礼
貴重なお話をありがとうございました。
何度も繰り返し読ませていただきました。
親との線引きが上手くできずにつまずいていましたが、私の人生、家庭を大切にこれからの事を考えて生きていきたいと思います。
私の一挙手一投足が子供にも影響していくと思うと子育てに不安もありますが、親を反面教師として子供の気持ちを聞きながら寄り添っていければと思います。
お二方のお話を読みながら、心が温かくなるのを感じました。
ありがとうございました。