hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

新しく生まれた命。仏教ではどんな形で祝福するのですか?

回答数回答 2
有り難し有り難し 9

今日、長男が生まれました。
今の所、母子共に元気で、目に見える障害等は無いとの事ですが
やはり親と言う生き物のサガで、様々の不安は尽きません。

とにかく心身ともに健康に育ってくれるよう、
また万が一の時は私達が強い心を持ち、全力で慈しみ守りぬく事が
できるよう、仏様や観音様に祈るばかりです。

私は、仏教は生きている人がより良く生きる為の
知恵でもあると認識してるのですが、
(間違っていたらゴメンナサイ・・ですが)
実際、仏教では生まれた赤ん坊にどのような形で
祝福を授けるのでしょうか?
具体的な言葉(経文、ダラニ等)や祈祷等があるのでしょうか?
それとも、祝福なんて概念がもともと仏教のものではなかったり
するんですか?

宗派宗旨により様々な形があるのであれば、
色々なご意見をお聞かせ頂きたく存じます。


この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

浄土宗だからですけど、
阿弥陀仏に、この子が明るく正しく仲良く健やかに育ちますように、とお願いして念仏を唱えます。
あなたのお子さんが、明るく正しく仲良く健やかに育ちますように。
南無阿弥陀仏

{{count}}
有り難し
おきもち

私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
このお坊さんを応援する

お初参り

詠春童子様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

お子様、お誕生、おめでとうございます。お健やかなご成長を祈念申し上げます。

仏法のある世界に、仏法と出逢えるご縁のある人として生まれられるのは、誠に有り難しとなります。できますれば、確かなるご仏縁がございますようにと存じます。

実は、鎮守の神社へのお宮参りと共に、菩提寺へのお初参りもされる方は結構いらっしゃられるのではないだろうかとは存じます。

拙寺では、一般の方へは行っていませんが、寺院によっては、一般の方にも、安産祈願の法要、お初参りでの祈願法要などをされているところがございます。

菩提寺さん、あるいは、安産祈願などで、子どもさんのために訪れられた寺院などに、一度、問い合わせられてみられるのも。

祈願法要をされるところでは、宗派によって異なりますが、お経と祈願の回向がそれぞれにあるかと存じます。

法要はされなくても、菩提寺さん、または、信仰されている宗旨の寺院にて、ご本尊様への報告挨拶、また、家のお墓にお参りされてのご先祖様への報告挨拶をされますのも良いのではないだろうかと存じます。

川口英俊 合掌

{{count}}
有り難し
おきもち

Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
このお坊さんを応援する

質問者からのお礼

三宅 様  川口 様
ありがとうございます。
私がhasunohaで初めて投稿した時からお世話になっています。
そう言えば初質問も子供がらみの話でした。
天部への願掛けが仏道なのか、よく解りませんが
「自分の願望を言葉にして、心を見つめ直し、生きる意義を問い直す」
と言う意味では大変意義があったのだと思います。

三宅 聖章 様
お念仏ありがとうございます。
ネットを通してですが、我が子にもご仏縁を授った気が致します。
仏教は懐が深いですね。「ゆりかごから墓場まで」どころか、
「胎内から浄土まで」なのですね。
迷惑でなければ、私も唱えさせて下さい。
-南無阿弥陀仏-

川口 英俊 様
アドバイスありがとうございます。
昨日は長女を幼稚園に届ける名目で午前中の休みを取っていたので
空いた時間で祈願寺にお礼参りに行きました。
住職さんにも行き会いましたので、ご報告とお礼を致しました。
成長祈願などの法要もやっているらしいです。

菩提寺は・・・疎遠とまでは行きませんが距離は置いているので複雑ですね。
加持祈祷など行っているとの話も聞きませんし…
いずれ仲直りしたいものです。
でも、ご先祖様への報告としてお墓参りはしたいと思います。

実を言うと、最近の私の仏教への傾倒ぶりはかなりのものがあるらしく、
家内にも「そのうち坊さんになるんじゃないの?」と冗談半分ですが言われます。
家内も肉体的、精神的に大変な時だし、お寺の法要に行くとなると、
本気で不安がらせそうで、ちょっと言いづらいです。

天部様は、家族にも内緒の「秘仏」として拝んでおり、
家内には「毎日、観音様にお願いしてるから大丈夫!」と言って元気づけてました。
あながちウソでは無いんですけどね・・・
時間をかけて説得し、いずれ家族そろって阿弥陀様や観音様を拝んだり、
お不動様の前で加持祈祷を受けたりできると良いなと、ひそかに願ってます。

とにかく心身ともに元気で、明るく、良い友達に恵まれて成長して欲しいと
この親バカは思っています。

「仏教全般」問答一覧

良い人・優しい人が損する理由

YouTubeのオススメに「良い人・優しい人が損する理由はこれです」みたいな動画があったので、とりあえず観てみました。その動画には「ブッダの教え」というサブタイトルが付けられていました。 優しさと思いやりが、いいように利用され苦しむ主人公の話でした。 その後、主人公が見つけた答えは、 ①「自己尊重と他者への尊重のバランス(自分自身と他人の間に健全な境界線を引く)」 ②「自分の気持ちや考えを尊重してもらえない関係は健康的ではないと理解しそのような関係とは距離を置く」 ③「支援や協力が真に価値を持つ場合にのみそれらを提供するようにする」 というものでした。 私にはとても良い話に感じましたが「我を無くす」から遠のいてるようにも見えて、この話をどこまで鵜呑みにしていいのか迷っています。 「ブッダの教え」とありますが、この動画に出てくる登場人物名や逸話をネットで検索してもそれらしいソースが見つかりませんでした。 (生きにくさを抱えた現代人向けの創作?) ここでお坊様方にお聞きしたいのは①②③は仏教的に見て、実行しても大丈夫な内容でしょうか。 またお坊様方の考えなどもお聞かせ頂けたらと思います。 よろしくお願いします。 補足です。 私は優しさ・善良さとは程遠い人間ですが、周りではよく聞く話だったので、このテーマに関心がありました。

有り難し有り難し 9
回答数回答 1

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ