悪口
いい事をすればいい事が帰ってくる。
悪口を言うことは天につばをはくことだ。
と、よく言われていますが、
これはほんとうなのでしょうか?
私は悪口を言ってはいけないと理解していても
まわりにあわせちゃったり、ポロっと
ゆってしまったりしてしまいます。
どうしたら、人の悪口を言わなくなるんで
しょうか?
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
自分を優位に立たせたいという欲なのだと分かるとやめられる
相手を悪しざまに言うのは、ひそかにその存在を恐れていたりするものでしょう。
認めたくないなら、認めたくなくても結構ですが、本当に本当に平気な人はそれでも心が動じない。
何故悪しざまに言うのか。
おそらく、どこかしら、気に食わんのでしょう。
ですが、その気に食わんというのも、自分にとって、です。
自分の保身のために悪口を言っていると思いませんか?
人間そのくらい自分がカワイイ、自分のことしかないのです。
相手のフィールドは相手のフィールド。
自分の土俵にわざわざ取り込まなくていいのです。
そっとしておいてみる。
気に入らん相手であっても、自由に泳がせるようになってみましょう。
イイ方法があります。
今度、気に入らん相手が自分の土俵にのぼってきてしまってもいいように、土俵に落とし穴を作っておきましょう。そして、穴の底をプールにするのです。
そこで相手を❝泳がせてみてください。❞
自分の土俵上にのぼらない相手は、あなたの相手にはならなくなるからです。うーん、深いぜ。
こうありたいと願う自分を前面に出しすぎ
ポロっと出てしまう悪口は、自分の弱さのあらわれともいえます。
周りの人に自分を強く見せようとしたり、弱い部分を隠そうとする行動だと考えられます。
ご自分「自我」をいったん引っ込めて、良い悪い、損得等の考えをやめましょう。
このままでいいのだ。このままですべて問題なく整っているのです。
ご自分を他人と合わせようとしたり、大きく見せようとする必要もないのです。
そうした気持ちが起きていることに気がつくことができれば、わざわざ、悪口を言わなくてもその前にとめることができるでしょう。
巡ってきます
Americaさん、はじめまして。
良いことをすれば、有り難しが還ってきます。
悪口は、あなた以外の誰かを仲たがいさせる原因となります。Americaさんが意識していなくても、いつかは還ってきます。Americaさんには還ってきたことが分からないことが多いものです。
自分でしたことは、消すことができません。
お気をつけなされませ。