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自閉症でも自由に蓮の花を咲かせることができますか?

回答数回答 3
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私は、高校生ですが、普通一般のきゃぴきゃぴしたかわいい「健常者」の高校生では、ありません(残念ながら)。
知的障がい者で今は、就職するための知的障がい者専用の高等特別支援学校に通っています。(卒業してすぐ障がい者枠で就職、中卒の高校です。)

私は、いろんな人に助けられたし、しかられたり、教えてもらったり、元気をもらったりします。

だから、仏様(-ι-З)にほんと心を救われたので私もお坊さんや尼さんのように人の心を少しでも癒してあげたいな(* ´ ▽ ` *)と思いました。でも、自分は、いままで人間関係で自分の行動や言葉が足りなくて相手ともめたり困らせてしまったこともありました。

あるとき、ふと考えました。「もし、私が尼さんだったら……(○´∀`○)」
でも、現実を見ると…………… 「いや~_(^^;)ゞ私が尼さんかーないない」と思って夢を諦めました。(お坊さんや尼さんの修行の辛さもわかりませんからなんとも言えません)

でも、このままで今の自分では、家族に迷惑をかけるだけだし、「今の自分」から抜け出して家族から自立して「温かくやさしい穏やかな人」になりたいなと思っています。

文章らしくなくてごめんなさいm(_ _)m
言葉が伝わればいいのですが、伝わったらそれですね……


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

妙好人になりましょう。

あーちゃん、こんにちは。

障害をもっていても、自分も人の癒しができる存在になりたいなんて、素晴らしいですね。あーちゃんが障害に負けずに一所懸命勉強して、そして自分の得意な分野を目指してください。そこから仏教の実践です。でも、人々を救うのは、何もお坊さんだけではありません。お坊さんにならなくても、仏教を通して、一所懸命人のために生きる在家の信者を、妙好人といいます。妙好人の人はその生き方で多くの人々を坊さん以上に救っているのですよ。

がんばって!何か質問があれば、いつでも相談してくださいね。あーちゃんの頑張りを応援します。合掌

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あなたも蓮の華の中に生まれる菩薩様になる

極楽浄土にいらっしゃる阿弥陀仏(あみだぶつ)という仏様は、「南無阿弥陀仏」(なむあみだぶつ)と念仏をとなえる人を必ず救ってくれるそうです。
どんな風に救ってくれるかというと、たとえばあなたが普段から念仏をしているとしたら、
あなたの人生が終わる瞬間(臨終)に、迎えに来てくださり、あなたを極楽浄土に生まれかわらせてくれる(往生させてくれる)のです。
極楽浄土に生まれかわったら、あなたは、光り輝く蓮の華の中から、菩薩(ぼさつ)様の姿で生まれてくるのです。
南無阿弥陀仏ととなえて極楽浄土に往生することを願ってみてください。
南無阿弥陀仏を連続でとなえるときは、
なむあみだぶ
なむあみだぶ
なむあみだぶ
なむあみだぶ …
とひたすらとなえ続ける方法もあります。
また、十回となえて1セットの「十念」というやり方もあります。十念の場合は、
なむあみだぶなむあみだぶなむあみだぶなむあみだぶ
なむあみだぶなむあみだぶなむあみだぶなむあみだぶ
なむあみだぶつ
なむあみだぶーっ。
と、4回4回1回1回の合計10回となえます。
連続の念仏をとなえ終わるときは、合掌してお辞儀をします。
十念の場合は、最初から合掌してとなえて、最後10回目でお辞儀をします。

あなたが念仏すれば、阿弥陀仏はあなたの念仏を聞いていてくださいます。
あなたが阿弥陀仏を拝めば、阿弥陀仏はあなたの礼拝(らいはい)を見ていてくださいます。
あなたが阿弥陀仏を思いだすとき、阿弥陀仏もあなたを思いだしてくださいます。
念仏は、阿弥陀様と親しくなる修行でもあるのです。

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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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仏教を修習するのに、何も差別はございません。

あーちゃん様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

ハンデの有無に拘わらず、皆、四苦八苦する中において迷い苦しんでいるのには、そう変わりはございませんものの、何とか、助け合い、支え合い、補い合い、分かち合いの中において過ごすことができております。

お互いに、皆が幸せとなるために、できることを少しなりにでも心掛けて頂けましたら有り難くに存じます。

ハンデがあることも負い目としてではなく、むしろ、ハンデのある方のお陰様にて、私たちにおきましては功徳を積まさせて頂くことができるところもごさいます。そういう意味では、癒しや救いを頂いているのは、私たちの方であるのでもございます。

拙生も20代の頃から福祉に携わらさせて頂いて参りましたことで、本当に尊い気付きをたくさんに頂くことができて参りました。これからもできることでご支援に努めさせて頂いて参りたいと存じております。

とにかく、仏教を修習するのに、何も差別はございません。

在家、出家、ハンデの有無に拘らずに、皆の幸せのために悟りを目指すという決意としての確かなる「菩提心」を起こして、仏教の修学をできることから一つ一つ進めて頂けましたら有り難いことになります。

共に頑張って参りましょう。

川口英俊 合掌

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おきもち

Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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質問者からのお礼

ほんとですか?(*´▽`*)
良いお言葉ありがとうございます。
これからも仏様(-ι-З)を信じることを揺るがず妙好人のように人を癒して豊かな人間関係でありたいです。そして障害である自分に負けないくらい頑張ります☆

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ