生きていることが苦しくて仕方がないです。
もう10年以上うつ病や発達障害等のために療養生活を送っています。
最近は9か月間で10kg以上痩せてしまいました。
医師から精密検査を受けるように勧められましたが、お断りしてしまいました。
その理由は、毎日生きていることが苦しいですし、治療費を支払うことも厳しいので、検査を受けて治療をして頂きたいと思えないのです。
例えば、もし癌が見付かったとしても、もう積極的な治療を受けずに、そのまま死んでしまいたいのです。
わたしの病気(発達障害)は薬では治らないものです。
母は認知症で症状は段々酷くなってきています。
父は約3年前に亡くなってしまいました。
友達等の話し相手は一人もいません。
毎日が孤独との戦いです。
毎日寂しくて苦しくて悲しくて仕方がないのですが、誰も話し相手がいません。
私の携帯電話が鳴ることはないのです。
母は認知症ですので、もう普通の会話をすることはできません。
そればかりか、母のトゲのある厳しい言葉で苦しめられることが続いています。
そして、どんどん衰えていく母の姿を見ていると悲しくて、切なくなって、涙が出てきてしまいます。
こんな苦しい時に父がいてくれたら良かったのにと思うのですが、もう父はいません。
もう亡くなってから3年以上も経つのですが、父のことを思い出しては涙を流してばかりです。
「父さんだったら、こんな時にどんなことを言ってくれる?」とか、
「父さんが元気だった頃は、父さんと母さんと3人で自然が豊かな野山や河原に行ったり、温泉に行ったり、近所で散歩をしたり、ご飯を食べに行ったり出来たのに、もうそんなことをすることは出来ないね。」とかいうことを、お仏壇で父に話しかけては泣いています。
医師には「諦めないで」とか「希望を持って」とか「何か打ち込めるものを探して」等と言われます。
でも、もう何にも希望を持つことは出来ませんし、打ち込めることもありません。
楽しい、嬉しいという感情が無くなってしまいました。
苦しい、悲しい、寂しい、切ないという感情しか湧いてこないのです。
完全に人生を諦めてしまっています。
毎日生きていることが苦しすぎるので、早く死なせて欲しいと思ってしまいます。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
お母さんの介護なさっておられてとても親孝行なことだと思います。
とても偉いことだと思います。
ただ少し寂しいですよね。
お母さんと普通に会話できないようですから。
デイサービスは利用していますか?
可能なら利用しましょうね。
また、もし可能なら行政の就労支援に頼ってみてはどうでしょうか?
例えば下記のサイトがあります。
他県でも同じようなサイトがあると思います。
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0809/syougai-map/syougai03-01.html
収入にはならないかもしれませんが、それでもこれからも生きていく為の何か力になれるかもしれません。話し相手ができるかもしれません。電話してみてくださいね。
また、お医者様の意見にも耳を貸しましょう。
金銭的に難しいなら仕方ないのですが、もし可能なら精密検査を受けて、今後の生活のアドバイスをお医者様から貰いましょう。
お父さんも、そして、お母さんも認知症でなければ、きっとそのように言うと思いますよ。
見えなくても、縁がつないでくれています。
過去の投稿も拝読させて頂きました。
たかさんが思う現在と未来は真っ暗で、何も光がない状態なのかな?という印象を受けました。
確かに辛い時期だと思います。同時にお母様も辛い時期で、たかさんと同じように「自分ではどうしようも出来ない恐怖」を味わっておられるのではないでしょうか。
今は明るく見える過去でも、当時は今ほど輝いて見えなかったこともあります。
多くの人が、自分が何かに没頭していると、周りのことに気が回らなくなります。楽しいことも悲しいことも、幸せと思うことも不幸だと思うことも、自分が一番になる。そんなつもりでなくても、相手にそう思われることは、誰にでもあることです。完璧にできないのが人ですし、その原因が「煩悩」と聞かせて頂きます。自分の口からトゲが出ること、たかさんが聴いていて苦しいと思うのと同じように、お母様も苦しんでおられると思います。誰だって、大切な人に悪いところを見せたくない。そのリミッターが、認知症という誰にでも訪れる可能性のある病気によって外れやすくなっている。お母様の口からトゲが出る時は「見せたくないところを、自分に見せてしまうほど苦しいんだ」と考えてみてはいかがでしょうか?
悪口は聞いていて良いものではありません。でも、苦しみながら毒を吐いているのなら、毒の陰には「こんなことを言ってごめん。自分で消化できずにごめんなさい」という愛情があるはずです。
浄土真宗では、亡くなった方はお浄土に還って仏様になられます。仏様はいつでもどこでも、たかさんのそばにおられます。
お仏壇の前で一人で泣くのも良し。お母様に「みっともない」と毒を言われても、お母様とたかさんの間に、仏様となられたお父様がいて、家族三人で悲しみを共有しているんだ泣くのも良し。お母様からもらったトゲをお母様とともに抜くのも良いことだと思います。
私自身、希望を持って生きているわけではありません。私が意欲を持っている時も、絶望感でいっぱいな時も、私の力で生きているのではありません。生かされているのです。今日、ここにいることに意味があるのです。それは今は分からない事です。そして、命が終わる時にも意味があります。私が私を諦めても、放っておけないという仏様のはたらき、そして、今日を生きているご縁が私を生かして下さっている。たかさんが死なせてほしいと思っても、生きていて欲しいと願う縁があると思います。
バイアスを外す
たか様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
「発達障害は治らない」・・というのは、ある種のバイアスが掛かってしまっているところもあるのではないだろうかと存じます。
一昔前に比べれば、医学・研究の進歩により、自閉症やアスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害なども、治療や栄養療法によって治癒、寛解へと至れるようになりつつあります。
一度、下記のブログを参考にされて頂きましてもと存じます。
発達障害のメソッド
http://asperger.hateblo.jp/
とにかく、やはり、身体機能の不調(ホルモン系や神経系、アレルギーなど)が元々の要因として、それが心へと大きな影響を与えてしまっている場合もございます。
身体の調子が少しずつなりにでも良くなっていけば、自然と心の調子も良くなり、良い考え、前向きな考えも出てくることに繋がることも。
少しバイアスを外して、考え方の前提を変えてみられることからご検討なさらてみて下さいませ。
川口英俊 合掌