退職前の有休は非常識ですか?
いつも質問に丁寧に答えていただきありがとうございます。
私は、現在会社で嘱託職員として働いています。
4月から主人の県外転勤が決まり、3月末で退職予定です。
退職を機に、残っている有休を5日、6日くらい使って早めに退職したいと上司に相談しました。
ちなみに、連休をとる理由は実家の祖父が先月体調を崩し入院してしまい、帰省しようと思ったからです。
引き継ぎや自分の最低限の仕事は終わらせています。
しかし、『最終日も来ないのはどうなのか、あまり、退職前に連休をとる人がいない気がする、常識的にどうなのか』
という話が一部で出たと人伝いで聞きました。(なかには、最後くらい有休をとっていいと言ってくれる方もいます。)
一部でこのように言われていると知った後に、『結局は私次第だからとってもいいと思いますよ』とは言われたものの、とても有休が取りづらい雰囲気になりました。
申し訳ない気持ちで、上司に相談したつもりなのですが、私もこれまで何かあったときのためにと頑張って仕事をして有休をためてきました。
有休は、権利として使ってもいいものだと理解していたのですが、その考え方は非常識なのでしょうか?もし、本当に非常識でしたら今後の社会にも役立てたいので教えていただきたいです。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
それは相談する相手が違います。
労働に関する権利や法に関してはそれなりの専門機関に相談すべきでしょう。僧侶が答えるべき回答ではありません。
ただ、あなたの行動に関して批判する人もいれば、肯定する人もいれば、応援する人もいます。それが多様な世の中であり、言論の自由というものです。あなたに批判した人も仕事を辞めるときは有休消化はするはずです。緊急のことがあれば有休はとるはずです。そのときに「あの人のときあんなこと言ったのに・・・。」と非難されるかもしれません。人の非難や中傷、悪口は自分に帰ってくることもあるのです。だから、自分がそれをしないことが大切であって批判する人の意見に過剰に反応する必要はないと思います。そして批判を受けている人がいたら、必ず助けることも大切です。
正当な権利は行使していいと思いますよ
定年退職する方々で、有給休暇を消化して退職すると聞いたことがあります。
私は公務員として数年間働いた程度の経験ですが、同じ職場で定年退職する方が定年直前に有休を消化していました。有給休暇を取ってそのまま退職というパターンは決して珍しくは無いと思います。但し、統計を取っているわけではないので、全部の定年退職者がそうであったかどうかはわかりません。
私も事情があって退職することになり、有給休暇の30日分残っていたので、20日分ぐらい消化して退職しました。実際に嫌味を言う人は居ました。でも、じゃあ在勤中に「みんなで有休はきちんと消化していこう。」という雰囲気があったかというと、まったくありませんでした。そうなると、退職直前ぐらいしか有休を使う機会は無いじゃないですか。
テインキーさんがその会社に今後も勤めていくならば、職場内のシフトや納期や決算等を考慮して有休を取った方が無難でしょう。でもね、有給休暇は労働者としての正当な権利であり、正当な権利の行使を遠慮する必要は無いと思います。まあ、どんな場合だって嫌味を言う人は居ますよ。そのすべてを気にかけていたら、きりが無いと思います。その人と今後も同じ職場で顔を合わせる場合は何らかの配慮が必要かもしれません。
退職して県外に引っ越すわけですから、堂々と取っていいと思います。まあ「引っ越しの準備があってたいへんなんです。」などの事情や理由を伝えて有休の届けを出した方がいいと思いますが。
今後は有給消化が常識になります。
後に続く方々のためにも、
権利は堂々と行使してください。
退職したら、
その人たちとは会わないのだから、
後ろめたさを引きづることもないし…。
20年以上前の話ですが、
私も脱サラして入寺した際は、
有休をきっちり消化しました。
質問者からのお礼
とても心強いアドバイスをありがとうございました。アドバイスをもとに、自分が納得いく方法でいけたらなと思います。
ありがとうございました。