心が弱すぎ
私はとっても心が弱いです。
怒るとすぐに涙が出るし、
携帯の電波や調子が悪いだけで
涙がでてきそうになります。
ひと目を一番に気にしちゃうし、
病んでいるからなのでしょうか?
どうしたら心が強くなるか
教えてください。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
我が身可愛がりの心を捨てる
あなたは今、公園にいます。
宇宙・世界というとてつもなくデカい公園にいます。
公園はみんなのパークですから、自分の部屋とは違って好き勝手にはできません。
世の中の出来事の全てが、このとてつもなくデカい世界公園の自分にとって「いいことばかり」があるのではなく、世界中のみんなの為にあるのです。
この公園は無料なのですが、楽しく過ごす為のコツがあるのです。
それは誰のものでもない公園に住まわせて頂いているのですから、
「イイこと」は何でもないことから見出す事なのです。
全てが何でもないことなのです。
あなたの電話の電池が切れたのも何でもないこと。
電力会社の人にとってはあなたが充電してくれてそこで電気代が発生するので電機会社にとってはイイ事をしたのです。
あなたにとっては携帯電話の電池が切れたということは悲しいことだった。
【自分を傷つける事】であるかのように捉えたのです。
それは、この世界の公園を楽しく過ごす為の方法ではありません。
自分を中心に考えてしまったからです。ここに気づくと問題はすぐに解決します。
もともとただの事実でしょう。
それがただ、そう起った。
「あなたにとって」ということを度外視してみてみてください。
それは、ただの出来事。
「自分にとってを」捨てられたら心は強くなります。
頭が硬いと心も硬くなり、すぐにヒビが入る
怒りと悲しみは同じ系列の感情です。
怒りや悲しみで心が前に進めなくなると、涙が出ます。
「どうしたらいいかわからない」「どうにもならない」「どうにもできない」と追い詰められたとき、怒りや悲しみの涙が出ますね。
「まあ、別にいいや。」「○○がダメになったから□□で行けばいいや。」と、頭が次の道、他の選択肢を柔軟に見つけられるとき、心が追い詰められずにしなやかに他の選択肢に逃げられるときは、涙が出るほどの悲しみにはなりません。
あなたは、「ひと目を一番気にしちゃう」ということで、ひと目を気にしないならいくらでも他の方法を選べる場面でも、ひと目を気にして狭い選択肢に追い詰められて頭が硬くなってしまうのかもしれませんね。
ですから、自分で自分の枠を決め付けず、ひと目を気にしすぎず、色んな自分にさっと変身できればよいのです。
「携帯が使えないならこの時間に他のことをやろう」と、どんなすきまにも入っていく軟体動物みたいに、柔軟に生きればよいのです。
気になる年頃
涙が出てもいいじゃない
どんな出来事にも、自分勝手な判断を付け加えているのではないですか。
怒ることは悪いこと、
携帯の電波が悪いことは悪いこと、
泣くことは悪いこと、
本当にそうですか。ただの現象に過ぎないでしょう。いいも悪いもない。ただ起きただけ。
携帯の電波がない→心が弱いのではないか→きっとそうに違いない。
と自分勝手な判断をしていませんか?
事実は携帯の電波がないだけ。