死を考えています
もういい加減、生きているのが苦しいです。
あまりこういったところで書くべきではありませんが、簡単な経緯をお話しさせてください。
読み飛ばしていただいてもかまいません。
小学校に上がる前に父を亡くし、母が鬱病になりました。
祖父母の家と行き来しながら母と二人で暮らしていたのですが、あるとき父の知り合いでもあるという男が家を出入りするようになりました。
この男ははじめは優しく、母や私ともよく遊んでくれていました。
二人とも傷心でしたのですっかり信用しきってしまい、母は再婚し私は娘になりました。
これが間違いでした。
男の希望で私たちは引っ越し(ここから少しずつ家族や友人との関係を絶たれていきました)、隔絶された家の中で私たち母子はほとんど奴隷と言っていいような扱いを受けました。
男は毎日ささいなことで激怒し物を壊しては気の済むまで土下座させ、そのあと何度も殴るという有様でした。私を殴るのは母の役目です。
この頃にはもう逃げるなんて発想すらなく、常に死と隣り合わせで、恐怖で震えながら寝る毎日でした。
同時期には学校でいじめも受けていました。
もともと泣き虫でいじめられっこ気質ではありましたが、転校後のそれは教師も含めて大変悪質なものでした。
家にも学校にも休める場所がなく、毎日死のうかと考えていましたが、なんとか生き延びて今に至ります。
これらのことで精神を病んでしまい、様々な後遺症が残りました。
元から持っていたらしい発達障害と合併して生活が非常に困難です。
具体的には高校中退、大学にも行けず就職はおろかアルバイトさえろくにできません。
どうしても納得いきません。
例えば私が重大な罪を犯して、その報いとして今の状況があるなら納得はできます。
なぜ、私は真面目に生きてきたのに、他者から一方的に理不尽に人生を壊されなければならないのか。
世の中に善悪や法則などないのだから、なんでなんでと言っても仕方ありませんが、あまりに遣る瀬無いです。
人に優しく誠実に、と生きてきたつもりですがなにもかも無意味でした。
この先にも希望がありません。
私だってできることなら誰かに愛されたかったし、自分や誰かを愛してみたかった。
勿論自分にそれだけの価値や魅力がないことも理解しています。
生まれてこなかったほうがよかったとすら思います。
なにがいけなかったのでしょうか。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
あなたの苦しみ、仏様が救って下さいますよ!
質問読ませていただきました。
幼い頃から、たくさんの辛い思いをされてきたのですね・・・
よく頑張って、今までしっかりと生きてきたこと、それだけでもとても素晴らしいことです。
さて、人は生まれながらに幸せな人もいれば、生まれながらに苦しんで生きなければいけない人もいます。日本に生まれればまだマシかもしれません。戦争が頻繁に起こっているような国や地域に生まれ、想像を絶するような苦しみを受ける赤ちゃんもいます。
なぜ、生まれながらにこんなに差があるのでしょうか?それは、過去世(前世の命)の業(ごう)によるものです。過去世に積み重ねた善いこと・悪いことによって、それに応じた境界に生まれるのです。
ですので、aaさんがそのような境遇に生まれてしまったこと、過去世に何をしてきたのか具体的なことは分かりませんが、過去世の業が大きく影響しているのです。それは言葉を代えれば、過去世の罪と言えるでしょう。
では、今の命は、過去の罪を受けるためだけにあるのでしょうか?仏教ではそうは説きません。
我々人間は、生きている上で様々な罪を犯します。ウソをついたり、人を傷つけたり、生き物を殺したり、様々な業を積んでいるのです。このままでは、来世(次の命)も苦しみの世界に生まれてしまうかもしれません。
しかし、我々は反省することが出来ます。理性的に物事を考えることが出来ます。手や足があり、口で言葉をしゃべることが出来ます。それらを使って、仏様にお給仕し、お題目を唱え、助けを求めることで過去・現世の業から助けていただいて、来世に苦しみのない世界に生まれることが出来るのです。
裏を返せば、反省しなければ、来世も苦しみの世界に生まれてしまうでしょう。
ですので、ただ徒らに人生を悲観するのではなく、自分が何故こんな目に遭ってしまったのか、そして次に苦しみを受けないためにこれから何をしていったらいいのか、仏教の教えを学びながら考えてみて下さい。
また、仏教の教えを学んでいるうちに、必ずやaaさんは人格的にも素晴らしい人になるでしょう。そうすれば、自然と周りに人が集まり、幸せをたくさん舞い込んできますよ。
仏教は現世利益の教えではありませんが、仏教を通して素敵な人になることで、副次的産物として、自然に現世での幸せも訪れるということです。
何か少しでも参考にしていただければ、ありがたく思います。
理由は要らない
たまたまお母さんがろくでもない男と再婚してしまっただけです。
「何がいけなかったのか」とか理由は要らない気がします。
ネズミが猫に食べられる。
たまたま猫に捕まってしまったからです。
人間界にも凶暴な人はいて、たまたま被害を受けることもあります。
もちろん、お母さんがあなたを守るためにさっさと離婚すれば良かったんでしょうけど。
あるいは、役所などに児童虐待やDVの相談をしていれば、安全な施設に逃がしてもらえたかもしれませんが。
お母さんが、異常な環境をなぜ変えようとしなかったのか。親の責任という観点で考えたら疑問を感じます。
野生動物だったら、親は、子供を危険生物(凶暴なオス)から守る行動をとります。
お母さんは、そのような行動に出られない精神状態だったのかもしれません。
今となっては、過去のことを後悔しても仕方ないと思います。
当時子供だったあなたに責任はないと思います。
本来は、周囲の大人がなんとかしなければならない状態だったのだと思います。
ハスノハに書いてくれてありがとうございます。これまでとても辛く苦しかったのですね。何がいけなかったのか?何がいけなかったのでしょうね。でもね、その原因を今は考える時ではないと思いますよ。
お釈迦様のお話に毒矢のお話があります。
ある時、ある人が毒矢に撃たれました。その人にとって最優先に必要なことは何でしょうか?何が原因で毒矢に撃たれたのか?それを探すことでしょうか?そうではありませんね。今必要なことは毒矢を抜いて治療することですね。誰に撃たれたのか、なぜ撃たれたのか、それを探していては毒が体を侵して手遅れになって死んでしまいますからね。
それと同じように、あなたに必要なことは、何が原因なのかを知ることよりも、今から何をするべきか、ということだと思いますよ。
先ずは、無理にとは言いませんが、もしも可能なら心理カウンセリングを受けて、あなたがどのような精神状態なのか、医師に客観的に診断してもらって、自らのことをより詳しく知りましょうね。
そして、役所の窓口などに、今後のことや仕事について相談しましょうね。
下記に発達障害者支援センターの連絡先が記載してあるので連絡してみてくださいね。
http://www.pref.ishikawa.lg.jp/fukusi/kokoro-home/hattatu/top.html
あなたがハスノハを頼ったように、県内外の支援している人も頼ってくださいね。
お釈迦様が29歳の時に家を飛び出して旅に出たように、あなたの人生もまだこれからですよ。
追記
もっと早く離婚していれば・・・ということは、今は離婚してお母様とお二人で暮らしているのでしょうか?
これまでの精神的な傷や疲労が癒えるためには時間がまだまだかかると思います。しかし、この世は諸行無常です。全ての物事が時と共に移り変わる世の中です。あなたの精神的なものも変わっていきます。それまで、できることだけでいいので、無理をせずにお過ごしください。
生きていいのですからね。
時々近況をお知らせくださいね。
これを機縁に
aa様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
過去の因縁(原因と条件)をあれこれと思い悩んでも過去の因縁は変えることはできません。
でも、これからの因縁は貴女様次第により変えることができるものとなります。
過去の因縁に縛られたまま、何らこれからの因縁を変えないのであれば、やはり未来を変えることは難しいものとなります。
まさに、善い因縁を調えるために仏教がございます。
これを機縁として、仏教の実践へと入って頂ければ、有り難くに存じます。
hasunohaも頼りにされて下さい。
川口英俊 合掌
質問者からのお礼
ご回答いただきありがとうございます。
母が結婚しなければ、もっとはやく離婚等できていれば、というのはもっともなのですが、当時母も深い悲しみの中にあり判断が難しかったのです。
また、マインドコントロール下にある人間は身を守るための正常な判断が困難なうえ、頼れる人もおらず、安易に逃げようとしたり周囲に助けを求めることはそのまま命の危険につながるので、その時を見極めるのに時間を要してしまったのは仕方のないことなのです。ご理解ください。
精神科や支援センターも利用させていただいておりますが先が見えず、この先の人生に希望がありません。
もう充分頑張りました。
前世が大罪人だというならもう仕方ありませんから、もし前世や来世というものがあるのなら来世は幸せな人生を期待したいものです。