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助けてください。死にたいです。

回答数回答 3
有り難し有り難し 52

死にたい。助けてください。高一です。

父や祖父などの影響で、物心ついたときから医者になるのが夢でした。
小さい頃から父に「〇〇(私)はお医者さんになるんだよね」と言われてきました。
なぜなりたいのか自分で考えたときは、人の役に立ちたいということで決着がついたのですが、今はもう何が何だか。

精神的に不安定で、学校ももう三日休んでいます。
今朝母に言われました。
「皆勇気を振り絞って行ってるんだよ」
「誰かに何かされたわけじゃないでしょ」
「〇〇には休む理由がないでしょ」

私は頭がおかしいんでしょうか。
皆はやってるのにやってない。
虐められてもいないのに辛い。
周囲に説明して理解されるような理由もないのに学校に通えていない。

母の言っていることが正しいのは痛いほどわかります。
理由が無いわけではないのですが、普通の人には理解して貰えません。自分でも上手く言い表せません。

相談できる人がいないので昨日は相談窓口にかけてみましたが、話しているうちに呆れられているように感じて怖くなって切ってしまいました。

できるのなら学校を辞めて通信制高校に通い勉強をしたいです。
その傍ら精神科に通い、ボランティアなどをして社会勉強やコミュニケーションを普通にとれるよう努力したいです。

今は友達もいますし先輩や先生とも話せますが人と関わるのが怖くて仕方ないです。
被害妄想も激しいです。
自分しかいない空間から死ねとか聞こえてきますし、人が沢山いる空間はとにかく苦しいです。

自分のこうした経験から、今は、精神面で人の支えになれる仕事に就きたいと思っています。

親は反対しています。
今通っている高校は偏差値63くらいなので、そこにいた方が勉強の苦労は少ないだろうと言っています。
世間も親も、通信制高校には偏見があります。
「医者になりたいんでしょ(=だったら行け)」と強く言われて死にそうでした。

でも今更物心着いたときからの夢を否定したら生きていけません。
人の役に立ちたいのは本心ですが、私は医者という名前に拘っているだけのような気もします。
そもそも通信制高校から医者になれるのかわからないし、なれたとしても私みたいなおかしい人間に担当される患者さんが可哀想なんじゃないかと。
もう生きる希望がないので死んでしまいたいです。

何が言いたいのかわからなくてごめんなさい。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

死ぬくらいなら、

死ぬ気で親を説得して今の高校を辞めて
死ぬ気で通信制高校で勉強して
死ぬ気で自分に合う仕事を探して
それでも辛かったら
その時にまた連絡ください。

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和田隆恩
 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生ま...
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すぐ、人の役に立てる

「人の役に立ちたい」、それって素敵なことだと思います。けど、そのためには「医者になる」以外はないのか。そんなことはないです。お母さんに喜んでもらうには、学校へ行くしかないのか。そんなこともないです。
例えば家事を手伝う。自分の「よく掴めない」気持ちを正直に言う。そうした時に、相手が「ありがとう」と、ほんの一言返してくれたなら、もうあなたは「人の役に立っている」のです。その小さな嬉しさがなければ、自分が本当に「人の役に立ちたい」のかすら分からないではありませんか?
親は、「子どもが自分の気持ちを打ち明けてくれた」のは本質的に嬉しいものです。悩みを相談してくれた事が。それから逃げたい人は、適当に話を切り上げようとするかも知れません。けれど、「私、今迷っているの。分からないの。困っているの」は伝えておくべきと思います。
自分なりに「人の役に立つ事」を重ねてこそ、「では、将来はどうやって?」という問題に取り掛かれると思いますよ。色々トライして、周りの人のことも観察して、職業として「ではない」自分の夢を、捕まえ直してはいかがでしょうか。

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おきもち

一般大学(一般的でもないが…)から大正大学の史学コースへ。そののちお寺。坊...
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死にたいじゃなくホントは通信制通いたいだよね。

玄米さま。

質問文5回読みました。

ホントは死にたいじゃなく通信制通ってやりたいことを実現したいが願いですよね。
でもそれが難しく感じるから
死にたいくらい辛い気持ちになる。
でも将来のなりたい自分のビジョンもしっかり持っていることは私には伝わってますよ。

でも、家族は医者になれという話ばかり、肩書きの維持じゃなく人を診ることについての深い話をする雰囲気もないなら、私が同じ立場でも窮屈だと感じます。

辛い気持ち、行き場のない葛藤がうまく言語化できたらこんなに悩まなくても済む。
それはできなくて当たり前。
死にたいと思う気持ちは自分が思えるけど、棺桶に入る、斎場に運ぶ、死亡届を役場に出す。死後は誰かの世話にならなければいけないのが現実です。
そこも、迷惑かけたくない、優しい気持ちを持っていらっしゃることは私には伝わってます。

家族に認めてもらえないなら人生が終わりってわけじゃないです。
命の量りにかけるなら、医者を諦めるか命を断つかと言われたら子の無事を願うのが親です。

それでも医者じゃなきゃ生きてる資格がないというなら、親に依存しない生き方を検討されることもひとつです。

世の中に医者という職業は必要なことは理解してます。
昔とは比べ物にならないくらい責任が重いし、簡単になれる時代じゃないことも知ってる。その大変さも知っているから私は医者になる自信がない。

親には感謝してるし、親も全部か嫌いじゃないから辛い。医者になることへの責任が持てないことが人生への責任を持てない気がして辛い。

学校の先生も仏じゃないから、このくらい言わないと玄米様が抱える辛さはわからんと思います。

すくなくても、ここハスノハは玄米様の味方です。

キツい言い方になったらごめんなさい。

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泰庵  一法
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