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お坊さんの修行の意味

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先日、千日回峰行を2回も行われた酒井雄哉さんの「一日一生」という本を読みました。とても読みやすく、酒井さんがこれまでの人生や行を通して学ばれた人生におけるものの考え方や、日常の小さな幸せに気づかせてくださる本でした。

ところで、千日回峰行のようなきつい修行は止めるなら死ぬ、というルールがあるみたいですね。このような感情を持ってはいけないのかもしれませんが、なんだか馬鹿馬鹿しい、と思ってしまいました。
『毎日毎日仏様にお祈りし、行をすることで、いったい世の中の何の役に立つのか?』と疑問に思いました。
千日間毎日山の中をぐるぐる回ってお祈りしても、今あらゆることで困っている人々が助かるわけじゃないですよね?

お坊さん方に失礼なことを言っているのは分かっています。ただ純粋に疑問に思ったので質問してみました。

2020年6月17日 1:55

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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

千日回峰行の意味

昔は山歩きが修行と考えられていたのです。山は神聖な場所で、そこに踏み入ることは、禁じられ、遥拝しかできなかったのですが、修行者たちが山に分け入り、それ自体が修行と化した経過があります。

ですから、比叡山の千日回峰行も三塔巡拝を欠かさずするということで、意味のあることなのです。

私も本山での修行中に三塔巡拝はやったことがありますが、足ががくがくになりました。まだ若かったころですし、1日でこれなんですから、それを千日もなんて気が遠くなります。

比叡山には千日回峰行の他にも12年籠山行というのもあります。これらの山の修行に意味がないと、山を下りられたのが、法然上人をはじめとした鎌倉新仏教の諸師でした。だからあなたの言うことは一面当たっているともいえます。(鎌倉新仏教側から言えばね。)

2020年6月17日 5:15
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浄土宗僧侶ですが、時宗の一遍上人と同じころ活躍した一向上人の流れです。 ...
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 私は在家から出家しました、浄土宗の僧侶です。千日回峰行のような厳しい修行は私には無理です。もちろん偉い阿闍梨餅さまなどならできると思います。そのような厳しい修行などに耐えられない人に救済はあるのか?という疑問から、誰にでもできる修行(この世のあとはお浄土に往生する)、それがお念仏の道浄土の教えでした。法然上人の時代も疫病や飢饉と本当に大変で人々が苦しんでいるなか、法然上人が目覚められたのが、お念仏の教えでした。その精神のなかには、「平等の救済」という信念があります。自分も人も皆が救われなくては、という思いです。
 コロナ禍の最中、私は改めて法然上人の本を読み、先が見えない時代、わけのわからない不安、それを和らげ、苦しいなかでも生きていける希望を与えていただけるのがお念仏だと改めて思いました。様々な修行、どれも尊いです。でも私のような弱気で平凡な人間にも「大丈夫。そのままでいいよ」と支えて下さる阿弥陀さまの教えは改めて今、深く心に入ってきます。毎日お念仏をしながら、していることで感じてくるものを大切にしていくのも、地味ですが修行の実践と受け止めています。

2020年6月19日 1:56
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九州に住んでいます。 長い間、教育職をしていましたが、発心して浄土宗の僧...
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悟りを目指す

私は浄土宗のお坊さんなので、天台宗における千日回峰行の位置づけはわかりませんが、一般的な仏教の修行は、真理を悟り、悩み苦しみの原因である煩悩を消したり制御したりできるようになるためのプログラムです。
戒(生活習慣の修行)、禅定(精神集中の瞑想修行)、智慧(真理に気づくために現象を観察する瞑想修行)の三つの修行(三学)がメインです。
ただ、浄土宗では、この世で三学を完全にマスターするのは難しいから、まずは極楽浄土に往生することを目指します。
極楽浄土で、阿弥陀仏という仏様(実際に悟ったお方)に三学を指導してもらう方が悟り易いという考え方です。
いずれにせよ、悩み苦しみを消したり制御したりするテクニックを学べるのが仏教の特徴です。

2020年6月17日 5:32
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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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質問者からのお礼

お坊さん方にとってはくだらない質問だったと思いますが、丁寧に答えていただきありがとうございます。「真理を悟り、悩み苦しみの原因である煩悩を消したり制御したりできるようになるためのプログラム」と「戒(生活習慣の修行)、禅定(精神集中の瞑想修行)、智慧(真理に気づくために現象を観察する瞑想修行)の三つの修行(三学)」というところがとても分かりやすかったです。仏教における行をすることでサイコパスのように合理的な人間になることができるのですね。そうなったら無駄のない方法で困っている人を助けたり世の中の問題を解決したりすることができるようになる。修行の意味がよく分かりました!

「仏教における修行」問答一覧

彼氏が修行中です

 私の彼氏が先月から總持寺に修行に行っています。彼氏が修行に行ってからいろいろと疑問点が出てきたのですが、100日過ぎるまでは彼氏と何も連絡を取ることができないので、ここで質問させて頂ければと思います。 まず、具体的に雲水さんは毎日どのような生活をしているのでしょうか?1日の中で、朝課と晩課、食事とお風呂以外なにをしているのか分からないので、總持寺に修行に行った方以外でも修行していた時どのようなことをしていたのか教えて頂きたいです。 また、週に一度くらいのペースで参拝をし晩課を見させて頂いていて、たまに誰も他に見てる人がいないときがあり少し気まずい時があるのですが、朝課や晩課はあまり頻繁に見に行かない方がいいのでしょうか?朝課や晩課をしているお坊さん方はあまり見られると嫌な気持ちとかにならないですか?頻繁に見に行くのが迷惑じゃないか心配です。 シンプルな疑問なんですけど、修行に行くと煩悩がなくなって性格とか変わってしまうのでしょうか?私の彼氏は修行期間が1年半で、やはり毎日の厳しい修行を乗り越えて帰ってきた時はひとまわり成長しているんだろうなと思うのですが、あまりにも煩悩がなくなって性格が変わりすぎていたらどうしようと思ってしまいます。 また、彼氏が修行に行ってから私も坐禅してみようと思って毎日寝る前坐禅してみているのですが、どうしても雑念ばっかりで頭を空っぽにすることが難しくてできません。コツとかあれば教えて頂きたいです。 どなたかご回答頂けたらとても嬉しいです。 よろしくお願いいたします。

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八正道実践のアドバイス

本件急ぎませんので、お手すきの折にご確認頂けますと幸いです。 何卒よろしくお願い致します。   ■質問 ①得度前と比べて、八正道の実践が上達している実感はあるか ②八正道の実践における、具体的な行動例とは(心がけ以外) ③八正道を実践する上での「難しさ」と、その対処方法は何か   ■仮説(想像です…) ①得度前と比べて、八正道の実践が上達している実感はあるか ・ご実感は「ある」のではないか ・筋トレと同じで、徐々に筋肉つき、サボると落ちるイメージか?   ②八正道の実践における、具体的な行動例とは(心がけ以外) 【正見】仏教を勉強する、見分を広め固定観念に気付く、瞑想する等 【正思惟】モノや人間関係や思い込みの断捨離をする、慈悲の瞑想する、感謝日記かく、怒りは深呼吸する等 【正語】うそ、悪口、おべっか、無駄話NG。言葉は大切にする等 【正業】殺さない、盗まない、不倫・浮気しない、人に迷惑かけない、菜食試してみる等 【正命】仕事がんばる、規則正しい生活する等 【正精進】煩悩を誘発するものと距離を置く(スマホ、酒、繁華街etc.)、良い習慣は継続する(笑顔、気持ちいい挨拶、募金etc.)等 【正念】瞑想する(観察型)等 【正定】瞑想する(集中型)等   ③八正道を実践する上での「難しさ」と、その対処方法は何か ・「正しさとは」で迷う⇒経典を参照したり、師匠に相談する 等?   ■質問の背景 ・四法印や四諦の理解が少しずつ進み、八正道に興味が出てきた ・しかし具体的に何をすれば良いか、すこし分かり辛い印象がある ・なので、稚拙ですが、いったん具体的な行動例を書き出してみたもの ・その他具体例があれば、是非アドバイス頂きたい(無数にある?) ・実践面での工夫や困難等、お坊様のご助言をぜひ頂きたいと思った ・また、そもそも上達(?)する性質のものか、気になっている   以上です。 いつもご回答頂き、有難うございます。     師走のお忙しいところ、重ねての質問で大変恐縮ですが、お手すきの折に、どうぞよろしくお願い致します。  

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夏休みを利用した参禅の可否について

こんにちは 私は現在海外の大学にて哲学を学んでいますが、その興味の分野はもっぱら西田幾多郎や鈴木大拙などの俗にいう「東洋思想」にあります。そこで私は大学の夏休みを利用して、臨済宗のお寺に数ヶ月間参禅したいと考えているのですが、そういった短期の修行は可能なのでしょうか?また、もし可能であれば鈴木大拙の思想を深く学べるところを紹介していただけると幸いです。 上記の質問だけだとただ思想に魅了されただけの青二才という印象が否めないので、もう少しだけ「禅」を志す理由を明記させていただきたく思います。 私は幼少期の頃から嗜んでいた少林寺拳法と、中高で出会った先生方の影響により教育者になることを志しています。しかし現代教育におけるあまりにも多くの問題はロゴス的思考力ばかりを求め、心のあり方や感覚などのレンマ的なものを忘れ去ってしまっているように思われます。学問とは本来「学ぶことの楽しさ」を追求すべきなのに成績や偏差値と言った数字だけで縛りつけ、「合理的」という一点のみを求めてただの点取りゲームのようになってしまっている現状は、「歪んでいる」としか形容ができないものです。 「禅」の教えが、それは古くから日本文化が、そして日本人が慣れ親しんできた教えですが、そうした教えが「歪み」を直し、子供たちに「学ぶ」ことの楽しさや「健全な心」の育み方を教える大きなヒントになるではないかと西田幾多郎や鈴木大拙の著書を読んで感じ、より彼らの思想への理解を深めるために、修行をしたいと思い立ち、現在に至ります。 教育者を志しているので出家をし本格的に臨済宗の僧侶になることはいささか迷いがあるのは事実ですが、それでも自らの思想を育み、未来の少女少年たちに「禅」の教えを、そして「学び」の楽しさを教えることができる人間になれたらと思います、長々と失礼しましたが、何卒ご意見やご紹介のほどをよろしくお願いします。

有り難し有り難し 46
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温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ