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自死について

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有り難し有り難し 34

私は難病に罹患しており毎日その症状と向かいあっております。
『治療法は残念ながらありません』とドクターに言われても痛みに耐えられないので何度も病院に行き、せめて症状を緩和する方法や薬などないかドクターに聞くと。
『だから難病なんですよ』と言われてしまいました。
口腔内の痛み
鼻の痛み
喉の痛み
舌の痛み
気道の痛み
呼吸をするたびにドライヤーの風を吹き付けられているような症状等々。
痛み止めは効かないです。
痛みと苦しみがエンドレスで半永久的な辛さで少しずつ進行しております。
気が遠くなるような長い闘いですが頑張ってきました。
毎日24時間続く痛みを緩和する方法はないか自分なりに試行錯誤して工夫して来ました。
西洋医学だけでなく東洋医学も試しました。
この難病を受け入れて上手く付き合っていこう。と夫と子供達にも励まされ一日一日を頑張って生きてきました。
現代の医学をもっても『この痛みを緩和する方法はない』と言われても、私はあきらめず自分自身で色々な事を試しましたが痛みを緩和する事ができませんでした。

自ら命を経つのは良くない事だとは分かっています。だからこそ家族の為にも今まで病気と向き合いながら生きてきました。
私も本心は家族と別れたくはありません。ずっと一緒に居たいです。

しかし最近はあまりの痛みに、死んだらこの永遠に続く痛みから解放されるのかもしれない。痛みのない所に行きたいのです。

家族と一緒に居たい自分がいるのに、痛みの支配が大きくて痛みには勝てません。
自ら命を経てば阿弥陀如来さまに地獄に落とされますか?
現世では難病でこのような日々を過ごし。
来世もまた地獄に行きますか?

どうかお教え下さい。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

阿弥陀様は落とす側の役割ではありません。
地獄に落とされたと思うようなしんどさや辛さでも、何とか救う方法がないかはたらきかけをする側の如来です。

うちの家族にも辛い痛みを訴えて旅立った者がいました。

痛さによる辛さの大変さ、全部は汲み取ることはできませんが、心中お察しします。

ご自身というより、病気がいろいろな思いを呼び起こすこともあるかと思いますが、、痛いものは痛く辛いですよね。
神経の痛みに対する過敏な反応を和らげる緩和ケアも効果が薄いでしょうか。

このお話を聞くことしかできず申し訳ないですが、痛みは地獄行きと関係ないですよ。
難病発症以後だけが人生の歩みではなかったと思います。
家族との出会いや生活、発症までの生活の尊さが忘れさられないよう念じ申し上げることしかできずすいません。

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泰庵  一法
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楽も苦も過去の業が今出ている

と、仏教では見ます。その、過去の業の結果としての楽や苦を受けながら、それに反応して、新たに善行為や悪行為を、身体、言葉、心で作ります。
 宝くじに当たったとか難病で苦しむとかは、何か大きな善悪の業が、たまたま今出ていると見ます。それによって新たに何をするかで、将来(来世)への影響が変わります。
 宝くじが当たったら、自分のためにも周りのためにも使って、ついでにどこかに援助とか寄付をしたりして良い使い方をすべきです。
 難病で痛みや苦しみがひどく、しかも続くとなると、心もつらくなります。
 輪廻の中では、地獄では、どうして自分がこんな痛み苦しみを受けているのだろうと考える余裕もないほど痛い苦しいがずっと続きます。
 畜生は、結構苦しい生活ですが、それが本人たちに認知されているかどうか。
 餓鬼(幽霊)は、苦しみ痛みや嫉妬や憎しみを自分の心だけで堂々巡りさせて、「ああ苦しい」とグルグルしています。
 天人は楽を受けるだけ。
 人間は、楽も苦も受けて、良いことや悪いことを、思ったり言ったり体でしたりします。今は、苦しくても、やはり人間として生きていますね。
 この現状の中で、つらい苦しい思いをしながら、過去の悪業をどんどん消費しています。悪業と善業を同じくらいしてきたとすると、その中の悪業が減ると、相対的に、善業が増えます。
 ついでに、身体は痛くて苦しくても、心は、何とかそんな自分や自分を支えてくれる周りの人々を慈しんで生きると、それは心の善行為です。感謝の言葉を伝えたりすると言葉の善行為になります。病床にあっても、できる善行為はいっぱいあります。
 どうにもならない、死ぬときの苦しみは、今時はモルヒネなどで緩和してくれるでしょう。それまでの、まだ意識がある中の痛み苦しみは、それを感受しながら、できることに励むと良いと思います。
 スマナサーラ長老が業についてもyoutubeで説法したり本を出したりしています。

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初期仏教というか仏教本来の教えを学びつつ、その在家信者のあり方から見た日本...
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