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癇癪を起こす家族の対応についてです。

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この度弟ととあるイベントに行くことになっていました。
しかし父が弟の病院に関する書類を捨ててしまいました。弟はそれにより癇癪を起こしましたが、自分で病院に電話したそうです。
しかし私は電話したことを知らずに病院に電話をして書類を取りに行き弟に渡してしまいました。
弟からすでに連絡をしていたのに家族に病院に行かれたらもう行きにくい、2度と行けないと言われました。
とても余計な事をしてしまいました。
謝罪しましたが、イベントも行かないとの事です。
イベントは私1人で行けばいいのですが、行きたかったのに行きたくないと言われ、再度謝罪と一緒に行こうと誘いましたが無視されました。
新しい病院も探して、お金も払ってとの事です。新しい病院を提案したところで無視されますし、行ける日時が限られており予約が取れない事を伝えても予約してと無理難題言われると思います。
イベントのことも今後行きたかったのに、お前のせいで行けなかったとずっと言われ続ける事だと思います。
話が支離滅裂になってしまい申し訳ありません。今後どう弟と付き合っていけばよいか教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします。

2024年7月6日 2:32

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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

悪質なクレーマーは放っておく

病院に弟本人からも家族からも連絡をしていたわけですが、そのような行き違いはよくあることであり、病院側はたいして気にしていないと思います。
気にしすぎる弟さんはまだまだ人生経験が浅い子供みたいな人なのでしょうか。
だとしたら、あなたは弟を「子供だな」と思って放っておけば良いと思います。
弟が愚かなのであり、あなたが弟に引け目を感じる必要はありません。
弟さんのように、他人のちょっとしたミスを大袈裟に責め立てる行為は「モラハラ」の一種です。
モラハラ加害者は被害者を洗脳して罪悪感を抱かせて相手を支配しようとします。
精神的に幼いガキのくせにモラハラ体質な弟さんは、かなり質が悪いので、あなたは弟さんの言い分に丸め込まれないように気を付けましょう。
弟さんは悪質なクレーマーだと思いましょう。

2024年7月6日 16:54
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有り難し
おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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それぞれの人生を楽しむことです

拝読させて頂きました。
様々な行き違いがあり弟さんが怒り心頭でかんしゃくをおこしているのですね。あなたが何度も謝っても一向に許さないので、あなたはとても困っているのですね。詳細なあなたや弟さんやご家族の皆さんのことはわからないですけれども、あなたがとても困って辛い思いをなさっておられることは伝わって参ります。あなたのそのお気持ちを心よりお察しします。
弟さんは様々な対応を受けていらっしゃると思います。弟さんの意に沿わないこともあるかもしれませんが、弟さんは沢山の方々から支援を受けているでしょうし、これからも支援は受けることができると思います。
ですからあなたはイベントに参加なさってもいいと思います。後からあれこれと弟さんから言われるかもしれませんが、あなたにはあなたの希望があり人生があります。弟には弟さんの希望があり人生があります。
双方全て合意できないこともあるのはやむを得ないことですからね。
あまり気にせずにあなたはあなたで楽しんで下さいね。
後から弟さんから言われてもあまり気にしないことです。
あなたも弟さんもご家族の皆さまもそれぞれにお互いを尊重しながら健やかに人生を歩んでいくことできます様に、皆さんが心から豊かに幸せな毎日を生き抜いていくことできます様に心からお祈りさせて頂きます。
そして皆さんを心より応援させて頂きます。至心合掌

2024年7月6日 19:51
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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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同調と誠実ぺコリンチョと前向き心理誘導(*´Д`)イコウヨ~

まずは弟さんが激おこぷんぷん丸になることは今までの流れも積み重なってのこともあると思います。よって、誠実な謝罪、お詫びを徹底して最低7回は行うという姿勢で臨まれることをお勧めいたします。
そして、その中で弟さんの心情をよく理解してあげる、聞き出してあげる、代弁してあげる、本心を自らの言葉にしてあげることが大事だと思います。
弟さんとしては、こうなるはずだったのにということがお父さんやあなたの悪気のない行動によって、望ましくないことになってしまいました。そこを理解してあげるということです。もちろん、お父さんもあなたもまるで悪気があったわけではありません。そこは弟さんにはご理解いただく必要がありましょうが、弟さんが今欲していることは、自分の尊厳が軽んじ「られたかのような」微妙な心情でございますので、あなたもそこにきちんと同調して、自分がもしそんな状況になったとしたら絶対嫌だろうなぁつらいだろうナァという視点で接してあげることです。勿論、話としてはそれほど大きなことではないのですが、人が怒るということは積み重ねでもあるのです。たまたま、その時、そんなことが起こったとき、それ以前に嫌なことがたまたま重なっていたのかもしれません。そこで、たまたまた積もり積もってボカーン💣してしまっただけなのかもしれませんが、起爆剤、着火剤となってしまったのが、たまたま、それだったというだけですが、そこは人間心理として知っておくというだけで、別にそこは追及しなくてもよいでしょう。
相手と気持ちを同じにすること、自分の立場を強く持たないことが話し合いのための必要な態度です。
大切なのは兄弟姉妹、家族なのですから、なんでも話せる関係、どんなことでもぶっちゃける関係を今からでも作っておくということです。
家族や兄弟というものは結婚とか、それぞれの家族を持つと色々話もややこしくなったりもするものですが、それでも兄弟姉妹は血を分けた家族ですから、理解しあえないなどということはないはずです。
お前のせいでと言われたとしても仏の顔も5,6度までと寛容な心と、より高い価値のためにも受け流すことです。本当はアナタのせいじゃァないのですから、ふてくされ激おこプンプン丸の弟君のガス抜きの為だ、と聞き流してあげてください。
暗く、ふさぎ込む、陰鬱な心理よりもポジティブな心理に向けることを主眼として働きかけましょう。

2024年7月7日 8:29
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有り難し
おきもち

質問者からのお礼

返事が遅くなり申し訳ありませんでした。
1ヶ月程たちようやく普通に会話することができるまで戻りました。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ