これからの生き方について
相談失礼致します。
当方、昨年末から体調を崩しがちで仕事を休んでいましたが、その間に職場の運営体制が大きく変化し、その中で上層部からのパワハラやモラハラが酷くなり退職者が大勢出て、自分も精神的に参ってしまい3月末で退職し今は傷病手当の申請しながなら生活をしてもうすぐ2ヶ月が過ぎます。
今はある程度の収入がありますが、何もせず家で過ごしているのも気持ち的に落ち着かない部分があります。長年介護業に従事していたので、またそちらの道に戻るか別の道に踏み出すのかを悩んでおります。
今は焦らずに体調を整える事に専念するか、就活に向かうべきかを悩んでおりますので、アドバイスを頂けたらと思いますのでよろしくお願い致します。
お坊さんからの回答 3件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
傷つかない人生を求めましょう
ハラスメント、嫌がらせ、人を傷つける言動をする人たちというのは残念ながら、色々なところにいるものです。
今は安全地帯におられましょうが、今後どんなことがきっかけになってまた頭を悩ませるようなことがおこるかわからないものですよね。
大切なのは、アクシデントや人間関係の衝突に出くわした際に、自分が毎回そこでどんな心理的な態度でどう反応し、どう対処してきたかを見つめなおす事。
100人が同じアクシデントに遭遇したといたします。
その中で屈することのない人がいる。
傷つくこともなくなった人もいる。
今まで通り心が悲しくなったり、怒ってしまう人もいる。
そこですぐれた人たちは、自分の内側をあらためるのです。
相手を変える、状況を変えることは難しい。
だから、自分の心の反応、反発を見つめる。
そこで心の動かない処し方をする。
そこで心が迷ったり、苦しまないためのアプローチをする。
それを学ぶのが仏教であり、仏道です。
体調を整える、就活、どちらも大切なことですが、
どっちにも大事なことは、
心の調子を整えることです。
心の調子を整えるためには、自己が自己をして真実の自己たらしめる必要がある。
ちょっとやそっとの衝撃でグラつくような建造物だったら安心できない。よりどころとならないでしょう。
道を求める志を持ちましょう。
自分の足元がふらつかないように。
自分の身心がグラつかないようにどうあればよいか。
そこを参究する事こそ万人が生きていく上で修養するべき第一の課題であり、真の教育であり、真実の利益なのです。
仏教は人生における二次的、サブなもの、資格的なものではありません。
自分の生命、生活が本当にグラつかなくなるためには自分が自分を見つめて真実を明らかにするよりほかにないでしょう。
それを説くのが仏教、すなわち覚者の教え、自己を明らかにされた自覚者の教えです。
焦らず一歩ずつ。あなたの「今」を大切に。
ハスノハにご相談いただき、本当に有り難うございます。
このご相談から、K.Kさんご自身が「今は焦らずに体調を整える事に専念するか、就活に向かうべきか」と、ご自身の心と体の状態に真摯に向き合おうとされていることがよく伝わってきました。そのこと自体が、未来へ向かうための、とても大切な一歩だと私は思います。
仏教に「諸行無常」という言葉があります。すべての物事は常に移り変わり、同じ状態に留まることはない、ということです。今のK.Kさんの状況も、そしてK.Kさんご自身の心と体の状態も、必ず少しずつ変化していきます。ですから、焦って結論を出す必要はありません。
「また介護の道に戻るか、別の道に進むか」というお悩みも、長年介護のお仕事に従事されてきたK.Kさんだからこその、真剣な葛藤なのでしょうね。どちらの道を選ばれるにしても、まずは心と体が「よし、次へ進もう!」と自然に思える状態になることが、何よりも大切なのではないでしょうか。
もし、今の状況で無理に就職活動を始めても、心が疲弊したままでは、なかなか良い結果に繋がりにくいかもしれません。それは、K.Kさんの能力が足りないのではなく、心身が休息を求めているサインなのかもしれません。
「何もせず家で過ごす」ことが落ち着かないとのことですが、「体調を整える」ことを、今の「お仕事」あるいは「大切な課題」と捉えることもできます。例えば、規則正しい生活を送る、散歩など心地よいと感じる程度の運動をする、音楽を聴いたり本を読んだり自然に触れる。(もし可能であれば)信頼できる人に、今の気持ちを少し話してみる・・・。これらのことは、決して「何もしていない」のではなく、次の一歩を踏み出すための大切なエネルギーを蓄える時間なのです。
その上で、少しずつ心と体に元気が戻ってきたら、改めて「自分はこれからどうしたいのか」「どんな働き方、生き方がしたいのか」を、ゆっくりと考えてみてください。ハローワークやキャリアコンサルタントなど、専門機関に相談してみるのも良いかもしれません。
あなたは、これまで多くの人のために尽くしてこられた、優しく、そして責任感の強い方なのだと感じます。だからこそ、今はまず、ご自身の心と体を一番に大切にしてあげてくださいね。
大丈夫、道は必ず開けます。ハスノハは、いつでもK.Kさんを応援しています。
あわてずにじっくり検討しましょう
拝読させて頂きました。
あなたが体調崩してしまいそうしている間に体制が変わってしまって退職したのですね。あなたはこれからどうすればいいかと迷っておられるのですね。詳細なあなたのことはわからないですけれども、あなたが迷っておられることは伝わって参ります。あなたのお気持ち心よりお察しします。
今のあなたの心身の状態がどこまで回復なさってきたのかわからないですけれども、せっかくゆっくりと休む時間を取ることできるのですからしっかりと休養を取ってあなた自身の心身をゆっくりといたわり休めてあげてはいかがでしょうか。或いはせっかくお休みできているのですから気分転換を兼ねてゆっくりとお出かけなさってみてはいかがでしょう。ゆっくりできる温泉でもいいでしょうし、神社仏閣にお参りなさってみてもいいのではないかと思います。
そうして少しずつでもリフレッシュなさりあなたの心身にゆとりをもって頂きながら、じっくりとこれからの未来にお向き合いなさってみて下さい。
あなたがこれからどう生きていきたいのか、何をなさっていきたいのか、自分としてはどう思うのかあわてないでゆっくりと思い巡らして検討なさっていきましょう。
また様々な方々のご意見や経験談も参考になさりながらご相談なさってもいいかもしれませんよね。
あなたのかけがえのない大切な時間であり人生ですからね。
あなたがこれからもあなた自身の未来にしっかりとお向き合いなさりご判断なさり、素晴らしいご縁に恵まれ充実した毎日を生きることできます様に切にお祈り申し上げます。そしてあなたを、心より応援させて頂きます。至心合掌
質問者からのお礼
Azuma様
ご回答ありがとうございます、退職してそろそろ3ヶ月近くになり、ただ休んでいるという気持ちと何かをしないとという気持ちの板挟みの様な気持ちだったので、もう少し休んで体調を整える事に専念して、その間に少し遠出などをして心身ともにリラックス出来る様に外に出てみます。
げん様
ご回答ありがとうございます、最近のニュースなどで身近な事なども目まぐるしい変わっていくのも気になってしまい、それも合わせて少し焦ってしまっていた気持ちがあります。
休んでいる間も、ただダラダラと過ごさずに少しずつ小さな事に取り組んだり、規則正しい生活に気を配ったりしてみます。
ありがたい事に、悩みを打ち明けられる友人は居るので友人と談話したり、就活の際にはコンサルタントの方に相談してみます。
まずは体調を整える事を優先してから、少しずつ動いていこうと思います。
丹下様
ご回答ありがとうございます、最近は人間関係なども複雑になってきたので、相手が言ったことがちょっとした事をこちらが必要以上に受け止めてストレスになってしまうことがあります。それに、仰る通りに相手が変わる事は難しいので、まずは自分の気持ちの持ち方とあり様をこの休んでいる期間に改めて見つめ直してみたいと思います。