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「宗教について」問答(Q&A)一覧

私は何を信用すればよいのでしょうか。

先日、悪いことばかり続いていると相談させていただき、自分の考え方を変えることをアドバイスいただいた者です。 信教は自由といいますが、私は一体何を信じればよいのか分からなくなってしまいました。 私にはもともとこれといった信教はなく、神社にもお寺にも行きます。 この半年以上、悪いことがたて続けに起こり、どうにもならず、なんとかしようとすると必ずから回ってしまう非常に辛い状況が続いています。絶対に何かおかしいと原因を考えたところ、家相に思い当たる節があり、2つの神社で家相鑑定をしてもらいました。すると、家相に関しては2社で結果が違いましたが、現在の家に引っ越した時期と方位が非常に悪く、五黄殺であったことが原因だという点は共通していました。ですが、その対処法については2社で正反対の意見で、その他の内容の回答から、我が家のことをより言い当てた神社の言う通りにしようかと思っていたところ、その対処法は、今すぐ実践できるものではなく、実践しても効果が出るまでさらに一年ほどかかると言われてしまいました。今とても辛い状況なのにそんなに待つことはできません。 一方、主人は幼少より信仰している宗教があり、今回は良い機会だから一緒に入らないかと誘われています。主人や主人の両親、知り合いにも入っている人がいるので安心感もあり、話を聞くとその教えの内容もよく分かります。これまで信仰の違いから夫婦で度々衝突してきたので、今回はいっそのこと私もそちらを信仰した方が良いという天からのお告げのような気もしています。ただその宗教に入ると、神社に行く等他の宗教に関わることがよくないらしく、もし今回、悪いことが続いている状況をなんとかしたいという願いがかなわなかったときに行き場がなくなってしまうのが心配で、なかなか踏みこめずにいます。 教えの内容も理解でき、主人とこれからも仲良くやっていくためにも、主人の宗教を信用すべきか、はたまた私の心配の種を言い当ててくれた神社を信用すべきか、今回の件に関してどうしたらよいか悩んでいます。 また、神社の鑑定いわく我が家は知らずのうちに五黄殺を犯してしまったために災いが起こり続けており、何もしなければ十数年、もしくは数十年この状態が続くそうですが、仏教の世界や一般的にも五黄殺なるものは存在するのでしょうか。ちなみに主人の宗教ではそのようなものは関係ないそうです。

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真っ暗闇の中、小さくうずくまる、それでも…

「私には信仰の自由がありません。」 そう書いていて何ですが、親の言いなりに生きてきましたけど、学生最後、型破りな生き方をして大学を卒業しました。 そういう卒業の仕方がアリなのか?ナシなのか? 多分、私と同じことをしてもナシだったり、卒業を認めてくれないかも知れません…破天荒過ぎて…。 でも、先生の理解をこえた生き方をすると…ナシがアリに変わることがあるのです…。 私は、とても熱心に勉学に励み、文句言う先生がいないぐらいちゃんと成績も残して、講義だって休んだことはありませんし、居眠りもしたことがありません。 勉学だけでなく、先生との信頼関係を得る為に、積極的に研究室に足を運んで、私なりに努力して努力して努力して… 卒論を書かずに卒業しました。 その代わり、大学以外の場所、社会人の中に混じって様々な活動をし、最後のまとめの卒業発表の場でないところ、教会のミサの場、人前で、自分がどんな生き方、学生生活をしてきたかをお話しする、それを私の着地点とすることで無事卒業を認めてもらいました。 信仰の自由もない、信じる余地もない、もちろんキリスト教徒でもない… たまたまミサだっただけで、もしかしたらお寺さんだったかも知れません。 たまたまです。 京都市内に下宿していたので、お寺さんだってたくさんありましたし… だから、本当にたまたま教会で時間をお借りしただけでして… 今?今は… ちょっと仏教を…親に秘密なので…無宗教っぽいですが… お寺さんも仏教も大好きです。 こんなこと言ったら、殺されそうです。 体を包丁で刺されるとかでなく、心を包丁で刺されるような気がします。 でも、死ぬのは怖くない。いつ死んでもいいと思っています。 後悔はありません。 今、南海トラフ地震が起きて、家が倒壊して潰されてもいい。 今、外に出たら車に跳ねられてしまった、でもいいのです。 親不孝なのは申し訳ないと思いますが、そういう覚悟で、今を偶然生きています。 皆様、どうもありがとう。 何故か生きていますよ。 hasunohaの相談を読ませていただいたりすると、人はいろんな苦しみや悲しみを感じて生きているのだなぁ…と思います。 私はいろいろ不自由ですが自由なので、生きている間は、白い色鉛筆で絵を描いていきます。 間違っていた時には、厳しく喝!を入れて下さい。

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 仏教は宗教ではありません

 12月5日付の新聞報道にアインシュタインの手紙が競売に付され高額で落札されたとの記事がありました。  その手紙に宗教の神に対する否定的な見解が示されていました。  仏教は神がいないことで、宗教ではないと言えます。  仏教の基本は真理と論理による宇宙の真実が語られています。  真実とは、宗教の信仰の有無や宗教の種別に関係なく、すべての人に等しく適用されるものです。  真実の中身は、宇宙のすべてが空で構成され(色即是空、諸法空相)、現実の世界は空が物質に変化したものである(空即是色、諸行無常)と説明しています。  そして論理(縁起の理法)により、身体はその構造が複雑で故障しやすく死に到りますが、構造の簡単な心は死ぬ要因ががなく、通常の心境ではいつまでも生き続けます(輪廻転生)。  涅槃(心を空に戻す)に依る以外に四苦から逃れることが出来ないと言う、瞑想から得た真実の悟りをすべての人に知ってもらう為に、仏教として広めたのです。  心境のレベルによって、涅槃を求める方法が多岐にわたるため、宗派が分かれたと思います。  アインシュタインも、深い洞察でその見解をえたのではないでしょうか?

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仏神習合

日本では、仏教と神道が共存しております。大変有り難いことで素晴らしい事だと思っております。なぜそうなったのでしょう。答えは簡単です。日本の八百万の神々が八百万の御仏のいる仏教を必要としてくれたからです。御仏の神と名乗る者でも慈悲を持って救いたいという思いが日本で受け入れられたと思います。大変有り難いことです、日本では自然のありとあらゆるものを神様としてきました。日本人の相手を思いやる慈悲の心が仏教を根付かせたのだとおもいます。神様はいます。ただ神様は何も出来ませんがあなたを必要としてくれいます。それに対して慈悲を持って接するのが仏の道だとおもっております。さて、海外の宗教では唯一無二の神がいるとの事ですが、わたしは、それが誰なのか知っています。それは、最愛の配偶者てす。残念なのは、それを知らないものが戦争を起こしています。その神様をもすくいたい、それが仏教修業者としての私の心構えであります。仏教には様々な願いを持った仏様が沢山いらっしゃいます。その思いを汲み取るり、衆生救うのが私の仏教の修業と考えております。僧侶の皆様には、これからも、よろしくお願い申し上げます。合掌。追伸あなたを必要としてくれる者は全員神様です。有り難いことです、

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日本の宗教に対する意識と新興宗教について

日本には、なんとなく政治と宗教な話は、親しい間でも話しにくいような風潮があると思います。例えば私自身家族の中でも応援している政党が違ったりするとなんとなく気詰まりな感じがします。そういう宗教や政治の話がなかなか気軽にしにくい日本の風潮にお坊さんはどう思いますか? 話は違いますが、うちは曹洞宗ですが、遠くに住んでいる親戚の叔父が韓国の方が教祖のキリスト系の新興宗教を信仰しています。叔父さんはとても元気でタフで明るくて面白くて好きですが、宗教の話をしている時に進化論を否定していることに驚きました。たしかに進化論が正しいかは、私自身教科書でしか教えられておらず、自分で確かめたことはないので、確証や証拠で反駁することはできないのですが。 あと人間だけ霊界があるというその宗教の教えに対しては、全ての生き物が限られた生を命の限り全うするということは同じな世界で、人間にしか霊界が用意されていないという考えがしっくりきませんでした。当然信仰の自由があるので何を信じるかの選択の余地は一人一人あり、全く否定する気はありませんが。その対話をしている時の母がもううんざりといった言動でもう終わりにしてほしいというオーラが全身から漂っていて、とりあえず途中で私が引き下がりました。(こういうところでも宗教の違いを対話するのを嫌がる日本の風潮を感じました。) 比較的歴史の洗礼に耐えて伝統を長く受け継ぐ仏教の宗派のお坊さんは、新興宗教と呼ばれている宗教の特徴や教えについてどういうお考えをお持ちなのか、気になりまります。 お手すきの時にお返事頂けたら嬉しいです。

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俗説、デマはどうして広まった?

 いつもお世話になっております。  まずはご報告からです。先日大騒ぎした「暴言職員」の件は、 晴れて解決いたしました。  「こちらも表現が少々過激だった、ごめんね」 と謝罪のお言葉を頂き、あれから一切不審な挙動はありません。  元々この方はユーモアに富んでおり、 いわゆる「海千山千」というワードのとても似合う方です。  件の発言も、ご自身が若き日に実際に遭遇した事件を 受けてのものだそうです。    さて、本題です。  巷では、神事仏事に関する俗説(デマ)が真しやかに 囁かれています。  「むかし人間だった神様は、動物霊と同じで格が下。 なので動物霊と同じく危険な存在である。祟る。」 「稲荷神は動物霊なので危険である。祟る。」 「〇〇神社と××寺は、戦国時代の因縁が原因で、喧嘩している」 他にあげればきりがありません。  私の知人は、とくに最後の1項を 「え〜知らないの〜有名よ〜」と嬉々とした様子で語ります。  私は2年以上も××寺に通っていますが、そんな噂は初耳です。  そして何より、私など「罰当たり」なことを幾度となく 繰り返していますが、一切「そういう」目には遭っていません。  何故、このようなデマが生まれたのでしょうか。  確かに天部の神様は、昔は暴れ者だったと聞きますが… 仏様に叱られて改心して、善神になっているわけで。  とくに仏教なんて、こんな雁字搦めな教えじゃなかったと 思うんだけどなぁ…オールウェルカムって感じで。    ふと気になったので、質問しました。  ご意見いただければ幸いです。

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宗教への誤解、また私の考え。

 いつもお世話になっております。  職業訓練指導員の方から、企業面接の際に 「尊敬する人はいますか」と質問されることがいるといい、 そこに大昔のお坊さんの名前と理由を出しても構わないかと 指導員に質問しました。  ちなみに私は「弘法大師」理由は、 「宗教学に飽き足らず、他方面の科学技術の勉学にも 精力的に関心を向けるところに高い教養性を感じた」 と答えようとしたのですが、政治、野球関連とならび、 宗教関連になるのでタブーとのこと。             その理由としては、「信教の自由関係」の刑事、および 人権侵犯事件が昔から多く発生しており、  それにより企業側としては騒ぎが起きた場合に怖い、 また何かあっては不安であると言います。             *  現に文化庁や法務省の統計などを見ても、  宗教が絡んだテロ事件、  疾病や障害を持った患者を病院から引き離して加持祈祷行為を 行い結果増悪、また死亡させる。  ヨガ教室、自己啓発セミナーかと思ったら霊感商法だった。  昔の人の話では、  伝統宗派寺院に放火したり、1日に何度も同じ家を訪れ 「地獄行きたいんですか」 「お考え直しになられました?」などと脅す。  連れ去って疲れさせ、強引に入信させる。  私自身の経験では、アパートの敷地に集団で入ってきて 全ての部屋を周り勧誘活動。  管理会社の人も「今どき家を回るなんて珍しいですね」 と言っていました。              *  伝統的宗派の信徒としては、大変迷惑です。 こんなおバカちゃんたちのせいで誤解されるなんて!  ですがこのおバカちゃんたちの愚行は、 歴史的に見ると氷山の一角なんでしょうか?  知ることで、落ち着きたいです。  ご意見賜りたく存じます。

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ふと思いました。宗教とは、仏教とはなんだろう。

 いつもお世話になっております。最近になって考えている事 なんですが、宗教とは、仏教とは一体何なんでしょうか?  釈尊曰く、  「行や祈りで障害や疾病が治癒すること、また事態が好転すること はない。精進努力、また常に学び続ける姿勢が肝要」 だそうです。  ですが昨今、経文の曲解等により霊感商法や洗脳ともとれる 行動や言動に出る者が数多く存在することもわかりました。  信徒では憑き物信仰と思い込み、護摩の最中に暴れたり奇声を 上げたりしてお坊さんからお咎めを受ける人がいたり、  蹴落とす目的か他の信徒さんを誹謗中傷、または異性の信徒に 境内で付きまとい行為をしたりなど、無法な輩もしばしば 見かけることがあります。  私たちはどうあるべき?また、仏教とは何なんでしょうか?    私は、とにかく暇だと余計なことを考えてしまって気分が悪く なるので様々な資格の勉強に手を出しています。  また、刑法や仏教とも縁が深いであろう人権がらみの法律を 勉強しています。(法燈明の教えによる)    基本、自分の体質の事は医師や行政のサポーターにのみ話し、 相談する事にしました。余計なトラブルを避けるためです。  死後のことは仏様に一任し、現世の修行としては常に学びの 姿勢を忘れず過ごすようにしています。  ご意見お待ちしております。よろしくお願いいたします。

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