自己紹介
がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。
仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。
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回答した質問

自分は幻
自分という存在は概念上の幻です。
肉体の細胞は新陳代謝で入れ替わり、心は瞬間ごとに浮かんで消えるので、あなたは瞬間ごとに新しいあなたです。
人間の命は実はその瞬間だけ。
ただ、過去の記憶を...

できることをできる範囲でやるしかない
あなたの気持ちはわかる気がします。
私も十代の頃はあなたのように将来を悲観したり不安視していました。
大人になりたくないなぁ、と思っていました。
私の場合は、結局あらゆるトラブルやライフス...

不平不満は尽きない
どんな場所でどんな仕事に就いても、不平不満は尽きないのです。
目の前の1秒間の仕事、1秒間の生活を楽しめなければ、次の1秒もまた次の1秒も楽しめず、嫉妬や後悔、欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩...

頭が勝手に考えたことにすぎない
頭で考えたこと(概念や観念やイメージ)を仏教では「法(ほう)」と呼びます。
そして、法(頭で考えたこと)は空虚な幻みたいなものであり実体が無い(無我だ)と言われます。
脳というのは言葉一つか...

いくらでも出会いがあるから
マッチングアプリがある現在では、探せばまだ良い相手と出会えるかもしれないと、欲や期待に終わりがないのかも知れません。
彼がモテる人ならなおさらです。
あなたと同じくらい性格が良くて、あなたよ...

妻子の利益を優先で
たしかにひどい義母ですね。
ただ、そんな義母でも妻子にとっては血の繋がった親族ですから、絶縁すると色んな不都合が生じる可能性もあります。
お子さんにとっては大好きなお婆ちゃんかもしれないので...

輪廻転生。今日はこのキャラで腕試し
仏教では輪廻転生を前提に考えます。
今の人生が全てではなく、前世も来世もあるわけで、今がたまたま女性なだけで、100年後(来世)のあなたが女性なのか、そもそも人間なのかもわからないのです。 ま...

相手の判断を尊重
理由はともあれ、相手が「別れたい」と口に出したことは、相手なりに悩んだ末、それなりに勇気を出して言ったことです。
彼があなたと別れたかったのですから、諦めなければあなたはストーカー予備軍になっ...

最終的には本人の選択
仮に相手が自殺を遂げていたとしても、それはその本人の選択決断です。
私達は、走って転んだり、文字を書き間違えるなど、自分の身体ですら思いどおりに操縦できません。
ましてや、他人の行動を思いど...

迷ったときはどちらでも良いときだった
人生の選択に迷っているときは、どちらでも良いときだと私は思います。
少なくとも、迷っているときの時点では、判断材料の情報が不十分であり、どちらが正解かわからない状況なのです。
逆に、家が火事...

相手の幸せのために
自分磨きをすれば再び妻に好きになってもらえるという発想自体が間違いなのかもしれません。
自分を磨いている場合ではなく、もっと妻に向き合うべきだったのかもしれませんが、もう手遅れではないでしょう...

電気の灯りでも良い
以前テレビ番組で海外のチベット仏教のお寺が出ており、そこのお坊さんが、ろうそくの炎じゃなくて電球の灯明をお供えするのでも良いと言われていました。
光というのは仏様の智恵の象徴でもありますし、古...

試しに1回行ってから考える
休みに勉強するつもりがないのなら、試して1回だけボランティアに行ってみて、そらからあらためて考えてはどうでしょうか。
やってみたら意外ときつい作業のボランティアかもしれないし。
迷っていると...

虐待です
勇気を出してご相談くださり、ありがとうございます。
あなたはお兄さんから虐待を受けている状態ではないでしょうか。
今の状態は、あなたが18歳未満であれば児童虐待(身体的虐待と心理的虐待)に該...

罪悪感は不要
住人の方が旅行に出かけていたり入院している可能性もあり、荷物や郵便物が溜まっていたとしても即孤独死とは判断しにくいと思います。
なので、早く警察に通報してあげれば親切かもしれませんが、それをし...

生きれば念仏の功徳、死ねば浄土
浄土宗の場合は、生きているときは念仏(なむあみだぶつ)を唱える毎日の中で功徳(悟りやすい性格になる良い癖)が積もるし、死ねば極楽浄土に往生できるから、生きるも死ぬも思いわずらうことはないと考えま...

お金を貸している証拠を
相手は不誠実で、お金を返す気があるか怪しいので関わらない方が良いですが、絶交する前に借金の証拠を確保しておきましょう。
借用書を書いてもらうか、せめてメール等で「累計○○円貸しているよね」「そ...

正しい読み方です
漢字の音読みには漢音や呉音があり、「音」も「おん」とも「いん」とも読みます。
浄土宗のお坊さんがあなたのお子さんの名前を見たら、が呉音で読むので正しい読み方になると思います。
また、実際にお...

過去の自分はもういない。功徳の種をまく。
細胞は新陳代謝で入れ替わり、心は瞬間ごとに浮かんで消えていますので、過去のあなたはもうどこにもいません。
なので、どこにもいない過去の自分を供養するというのは実体を伴わない概念的な話になってし...

コミュニケーションで信用を深める
お釈迦様が亡くなってから2500年以上経過している現代では、人間のほとんどは煩悩まみれの悪人なのです。
その前提で、特に恨みもなく利害が反しない相手であれば、軽い用事なら信用して良いでしょう。...


