がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。
仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。
人間関係だけが人生の全てではありません。
他人に対して悪口を言ったり騙したりといった悪さをするのはダメですが、仲良くし続ける必要はありません。
学業やサークル活動や仕事などで問題なく協力でき...
あなたの家のお墓がお寺の敷地内にある場合、いつまでも檀家だとみなされる可能性があります。
一般的に、墓地の土地は借りているだけなので、檀家を辞める場合は「墓じまい」(墓石や遺骨の撤去)をして墓...
心は変化します。
後悔の念に苛まれているときでも、消防車のサイレンが近づいて来たら「近所で火事だろうか」と、意識の対象が切り替わります。
後悔はストレスの原因になる煩悩ですから、後悔につなが...
基本的に、他人の幸せを願う行為が素晴らしいのであって、実際に願いが叶うものでは無いと思います。
まず、神様は悟っていないので、神様には煩悩があります。なので、神様の場合は怒ったり嫉んだりする可...
まず、人間だけを特別扱いせずに、動物達も同じ生命だと視野を広げましょう。
そうすると、お坊さんである私も蚊取り線香で大量虐殺をやっています。
つまり、実は誰でも罪を犯しているということであり...
ご飯を食べるのも面倒臭いですが、食べないと空腹で苦しくなるので、食べたくなります。
仕事もそうです。
仕事しないと食べていけない状況なら、貧しい国では幼児でも働きます。
だから、いずれ働き...
たとえば学生時代、夕方までみっちり授業を受け、部活のあと帰宅後に宿題や試験勉強をしていたかもしれません。
そのときと比べてどうでしょうか?
肉体的に、本当に限界でしょうか?
よく考えたら肉...
愛別離苦(あいべつりく)という、好きな相手と別れる苦しみや、恨憎会苦(おんぞうえく)という、嫌いな相手と出会う苦しみは、誰にでもあります。
人それぞれ性格の不一致もあるし、人間同士にかぎらず、...
因果応報。自業自得。
身体・言葉・意識で行ったこと(業)は、自分の心に癖をつけます。
良いことをすれば良い癖、悪いことをすれば悪い癖がつく。
怒れば怒るほど怒り癖がつく。
マウントすれば...
数年間の学生生活は、人生の一部にすぎません。
ライオンが、今日のエサは美味しくなかったと言って死ぬでしょうか?明日には美味しいエサにありつける可能性があるのに。
幸せになれる人は、転んでも起...
元夫はバカなのですか?
離婚しても子供にとっては父親。
子供には本来、養育費をもらい、父親ともたまに面会交流する権利があるはずです。
父親としての責任感が全く無いような元夫は、まさに死んだ...
過去や未来について、同じ内容を頭の中で何度も何度も考えてしまう思考の堂々巡りは、ストップした方が良いでしょうね。
過去や未来に対する妄想雑念は、あなたを嫌な気分にさせ、脳・神経のバランスを崩さ...
親(夫婦)の考えを子供に押し付けられる年齢は過ぎてしまっています。
子供達自身に考えさせ、判断させた方が良いと思いますよ。
スマホもゲームもその他の生活習慣も、全部ひっくるめて、それがあなた...
輪廻転生を前提に考えるなら、テクノロジーが発達した人間に生まれることもあれば、神通力をマスターした神様(天)に生まれるときもあれば、虫や魚に生まれるときもあります。
最近の研究では、鳥も鳴き声...
仏教に興味を持って、仏・法・僧の三宝とのご縁を深められることは、仏教国の人間として生まれた私達の特権と言えます。
大変素晴らしいことです。
ただし、それぞれのお寺やお坊さんごとに状況が違うで...
全人類が恨みを水に流せれば、戦争は激減するでしょう。
全人類がお酒を飲まなければ、肝臓病やアルコール中毒患者は軽減するでしょう。
だから、お釈迦様は怒り・憎しみを無くして慈悲を育てるべきと説...
プライドの煩悩(自分への執着)により、自分を他人と比較してしまうことは誰にでもありますが、それは悩み苦しみの原因になります。
また、自分の理想へのこだわりを邪魔するものに腹が立つことも理解でき...
あなたが理解されているのはまさに真理です。身体は不浄であり、執着に値しないものですね。
ただ、無常でもあり壊れ続ける身体なので、メンテナンスが必要とも言えます。
人間としての肉体は、仏教を学...
子供の有無で幸せが決まるわけではありませんので、安心してください。
幸せを感じやすい思考回路の人は、子供がいてもいなくても幸せを感じます。
幸せを感じにくい性格(不変不満が多い人)は、子供が...