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生きているのがしんどいです

回答数回答 3
有り難し有り難し 33

私はこの前病院に行っていくつかの検査をしてきました。
大きな病気とかではなく、胸の痛みと胃の痛みと頭痛がありその原因がなんであるか、何も大きい病気はないことを確認するためでした。

結果として何も見つかることはなく、担当の先生が言ったことは受験などのストレスからくる鬱だろうと言われました。

私は自分が鬱だとは思わなかったのでとても驚きました。
受験に対してもそこまでストレスを感じているというわけではなかったので、そこにも驚きました。

この体調不良が精神的なものからくるのであれば、私の何がいけなかったんだろうか。と思いました。
自分の過去の言動が全てダメだったんではないか。この程度のストレスに負けるなんて弱い自分が悪いのではないかとも思いました。

病院に行く前、めったに泣かない私が、教室で泣いてしまいました。泣くというより勝手に涙が出てきたんです。
初めてのことで、とてもびっくりしました。

頭痛はもう5年間、ほぼ毎日あります。
私は今、大学に行くために勉強しています。大学に行って資格を取ってなりたい職業があるからです。

でも、この頭痛を抱えて仕事ができるのか。と考えるようになりました。

社会に出れば保健室で休むということはできません。心配されたとしても最初くらいでしょう。痛みはなかなか他人には理解してもらえません。
たかが頭痛、で片付けられてしまいます。

仕事をするために勉強を頑張っているのに、仕事ができるかわからない。
じゃあ、私は今なんのために頑張っているんだろう。と考えるようにもなりました。

病院で鬱だと言われた時、他に言い方がなかったから、そう言ったんだとわかっていてもショックでした。

ストレスなんてないよと親に言っておきながら、本当は自分が漠然とした何かに苦しんでいることに気づいていました。

でも、親にも友達にも彼氏にも本当の気持ちなんて言えません。平気だと嘘をついて、気持ちを偽って、そんな自分がますます嫌いになっていきます。

たまに、本当に死んで消えてしまいたいとすら思います。自分が何に苦しんでいるのかすらわからない。本当のことは誰にも言えない。人前でも泣けない。
みんなの記憶から自分の存在が消えれば迷惑をかけることもないのにと思います。

私はこんなドロドロとした真っ黒な気持ちをどうしたらいいですか?


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

ゆっくり ゆっくり 行こう。焦ることはないんだよ。

今まで、たくさん頑張ってきたのね。自分では、ストレスと感じていなくても、心はちょっと疲れていたのね。
鬱 だと、診断されて、ショックもあったと思います。でもね、鬱 は誰にだってなる病気なの。分かると治療も出来るから、安心しようね。

あなたは、とても繊細なのだと思います。それだけ、しっかり自分を見れる子だろうけど、一人で溜め込んでしまうことだってある。そこが、もどかしいところよね。今は、良い薬もあります。気持ちがラクになるだけで、身体のしんどさや、痛みも軽減されます。だから、心配しないで、ちゃんと治療しましょうね。
また、しんどいときは、無理せずゴロゴロすること。それも大事なんだよ。
そして、気持ちを許せる人の前で、ちゃんと泣こう。親や彼には、しっかりした自分でいたいのであれば、私に弱音を吐いてくれたらいい。それなら、誰にも分からないでしょ。

そうして、ゆっくり ゆっくり 行こう。
焦ることは、ないよ。
あなたの 夢も、応援したい☆

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はじめまして(*^^*) 中田みえです。 教善寺 住職として、母親として...
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休む時は休む

とても真面目な性格の方なんですね。
何でも抱え込み自分のせいにしているように生きてきたのでしょう。できないことがあってもいい。疲れた時は休む。自分を追い込むことは良いことのように一般的には言われますが、そんなことはないです。無理は良くない。もっと世間の常識、周りの視線などから解き放たれて自由に生きて良いのですよ。人は自由な存在です。
ねばならない。こうあるべきという、目に見えない根拠のない締め付けでご自分を苦しめるのはやめましょう^ ^そんなことは案外人間の考えた価値観に過ぎないもの。もっと大きく物事を捉えたらそれだけでも楽に生きられるものです。

その人その人の人生がある。あなたは、その体で一生を生きるほかないのです。体を大切にしてくださいね。

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禅宗 曹洞宗 僧侶。神奈川県西部円通寺住職。小学校教師。 悩みを吐き出す...
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身体的原因を更に探る

おばーちゃん会長。様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

原因不明であっても、身体的な症状が出ている以上は、必ずその症状の身体的な機能における因縁(原因と条件)があるはずです。

例えば、起立性調節障害、膠原病なども考えられます。または、ホルモンバランスの変化・崩れによっての副腎疲労・慢性疲労症候群の予備的な症状といったことも考えられます。

一概に、「鬱」だとして済まされてしまって、本当の原因が見過ごされ続けてしまっては、取り返しのつかないこともございます。

もう少し身体的なことにおける原因を探るということをお考え頂きまして、上記も参考に調べて頂く余地があるのではないだろうかと存じます。

善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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おきもち

Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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質問者からのお礼

私のこんな支離滅裂な、めちゃくちゃな文章の悩みに答えてくれてありがとうございました。

少しだけ楽になれました。
休む時はきちんと休んで、焦らずゆっくり自分のペースで進んでいこうと思います。

自分の夢を叶えるべく、とりあえず今は適度に頑張ります。

ゆっくりでも、自分の気持ちを話せる人を作っていこうと思います。

本当にありがとうございました。

いくつかの考えられる病名をあげていただきありがとうございます。
どの病名も初めて聞いたものばかりでしたので、自分でも調べてみようと思います。
現在通院中の病院の先生といろいろな原因を考えてみます。

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ