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自殺はいけないことなのでしょうか

回答数回答 4
有り難し有り難し 97

こんにちは
現在大学3年生の20歳の男です
まだ3年生が始まってすぐの状態ですが訳あって留年が確定しており、そしてこのまま大学に居座り続けても卒業するのは難しいという状況になってます。
もうこの先の将来にやりたいことや希望が見いだせず、不安でしかなく、自ら命を絶つという考えまで出るようになりました。先日亡くなられた名古屋の大学生も同じような気持ちだったのだと思います。
振り返ってみれば、幸いにもこれまで私は家族や友人、恋人(今はもう別れてます)にも恵まれ、大変幸福な人生を歩んできたつもりです。そういった満足感から「もういいかな」という気持ちも芽生えているのも事実です。
私の理想は、というか当たり前だと思っていたのは、両親のように結婚して家庭を持って子供を育てるということでした。しかし今の私の状況、私の能力、社会環境などををずっと考えたり、同じような境遇の方がどういった人生を歩んでいるのかを調べていくうちにそれも無理だとわかりました。

正直もうしんどいし満足です。
生きていく目的や希望もないです。自分の理想からかけ離れた生活をしていくのも惨めで辛いです。
それしきのことで、と思う方もいらっしゃると思いますが、私にとってはそれしきのことが辛くて辛くてたまりません。

自ら命を絶つのはいけないことなのでしょうか。
また、そうなったとき、両親や兄弟の心労を少しでも減らすにはどのような言葉を残せば良いのでしょうか。


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

自死はいけないことです。

拝読させていただきました。

アンガス様、大学の留年が決まり気持ちがとてもふさがっておりますね。

自死に関して、質問いただきありがとうございました。

私個人の体験をいえば、自死はいけないことです。

私も知り合いの自死を体験して何度もフラッシュバックに苦しめられました。

自死されては困ります。

相談に乗っている私も傷つきます。

死なないでください。

「自分の理想からかけ離れた生活をしていくのも惨めで辛いです。 」と、

言われますが人生はそんなに甘いものではありませんよ。

底辺を見ながら生きている人も傷つきながら私も生きているんですよ。

アンガスさんは、両親のように結婚して家庭を持って子供を育てるということ を目標にされていますね。

この度の留年は、あなたの人生を必ず豊かにしてくれます。

あなたは失敗したからこそ人に優しくなれます。人の苦しみが分かります。

それは、家庭を持って子どもさんをもたれたとき、奥さんや子どもさんの気持ちに共感する心を養うことになります。

あなたは、とても大切な体験をさせていただいているのですよ。

ここから、やり直しましょう。一緒に生きていきましょうよ。

南無阿弥陀仏

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有り難し
おきもち

One for all. All for one.

「自殺が最近のトレンド」とかオススメされても困るでしょう?そんな世の中引くでしょう?

そもそも自殺が誰にとって「ダメ」なのか。

あなたにとってのみ「ダメ」って訳じゃないのです。

あなた自身はあなた自身だけのものではないから。お母さんのお腹にイノチが宿った瞬間から始まる、あなたに繋がるいろいろな「縁」や「奇跡」の集合体が「あなた」ってことです。

わたしも昔、ある事で1度自分を殺しかけたことがあります。でも今は「あの時死ななくてよかった」って思える。踏みとどまってよかったなって思えてる。
あなたにも必ず、そんな日が来ます( ´・ᴗ・` )

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おきもち

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自殺者の9割は「うつ」?医療機関に相談を

自殺者の9割は「うつ」だと言う専門家もいます。
だとしたら、あなたの自殺願望は、あなたが健康になれば消えてなくなる「うつの症状」なのかもしれません。
本当に自殺したいのではなく、「うつ」の症状で一時的に元気エネルギーがなくなっているだけかもしれません。
一度、医療機関に相談してはどうでしょうか。

仏教では心は無常だと言います。
今の感情が永遠に変わらない真実だとは思わないでください。
たとえば、一時的な殺意に流されて殺人を犯した人が、逮捕されたときには殺意が過ぎ去っていたら、後悔するでしょう。
しかし、やってしまったら元には戻せない。
そのように、一時的な感情に流されることはリスキーなのです。

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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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人間万事塞翁が馬

アンガス様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

少し悲観的、虚無的に陥っておられるご様子・・少し分かる気が致します・・

拙生は、事情があり、大学の三年次が終わってから、二年間休学して、僧侶の修行に行かざるをえなくなり、それまで描いていた人生設計が大きく揺らいだことに、かなり落胆した記憶があります・・

留年になりそうですか・・

拙生の学生の時は、就職に厳しい時代背景もあり、就職浪人・公務員試験浪人による留年も含めて、3割ぐらいの方が留年してましたでしょうかね・・

大学の色々な経費の捻出のために留年生を増やしているとか、そんなあらぬ噂もあったぐらいに学部にもよりますが試験も厳しかったですね。

ですので、周りにも結構留年した者がいました・・でも、まあ、何とかなるぐらいで、明るさもあったような気は致します・・

まあ、一年猶予、余裕をもらったぐらいで、この際、半年ぐらい、留学とか、資格を目指してダブルスクールを組むとか、あるいは、バックパッカーで旅行に出て世界を見聞するとか、どうでしょうか。。

その回り道、寄り道が、人生の醍醐味であるとも。

拙生は、本当は政治家になりたかったのです。

でも、僧侶となり、仏教を修習するようになり、なりたかったことよりか、今は、より大きな意義を見い出せて取り組むことができるようになっております。

人間万事塞翁が馬、禍福は糾える縄の如しです。

「自殺はいけないことなのでしょうか」・・

仏教的にお答えするのであれば、自殺の是非云々そのものよりも、心のありようがどうであるかを重視することになります。

心が無明(根本的な無知)、煩悩に侵されているのであれば、それを何とか仏教によって対治していく必要がございます。

その対治のために、これを機縁に仏教の修習について始めて頂けましたら、有り難いことでございます。

川口英俊 合掌

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有り難し
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Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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