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苦しいです。

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死にたいです。助けてください。大好きな漫画が終わるまでは死んでも死にきれないので自殺はしませんが死にたいです。

今日母親に進路について言われました。私は諸事情により行ける高校が少ないのですが、その中に行きたい高校がありません。模索していこうと言われましたが、私はもう十分調べてそれでないと言ったんです。高校に行かなかったら後悔するのは私が一番分かっていますが、妥協しても後悔する。八方塞がりで辛いです。親は人生の先輩かもしれませんが
、自分のことは自分が一番分かっているのに、色々言われるのも苦しい。

人生をやり直したい。この間そう言ったら母親にその年ならやり直せると言われましたがそんなことあるわけない。過ぎた時間は戻ってこないんです。もうやり直せません。
その母親も最近好きではなくなってきました。嫌い、というわけではありませんが、産んでくれなくてよかったと。もしも私が親を選んで生まれてきたのならその選択は失敗だったなと思うようになりました。

支離滅裂に、ぐだぐだと書いてしまって申し訳ありません。とにかく、苦しくて、辛いです。胸が締め付けられて涙が出ます。助けてください。


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お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

思いっきり体を使うこと。

二瀬さん、こんにちは。

これから高校進学も含めてどうすれば良いのかわからないのですね。辛いですね。

 でも漫画で死ぬことを躊躇できているならその漫画は神様ですね(もしかして天空侵犯?)。私も漫画大好きなので、ハンター×ハンターが終わるまでは死んでも死に切れません。富樫先生、早く続きを描いてくれー(笑)。今はキングダムと進撃の巨人が楽しみぐらいです。

 私も自分のことは自分が一番わかっていると思っていましたが、実は自分のことを一番わかっていないのは自分であると大人になってわかりました。それに早く気づいて、自分の欠点を教えてくれる大人の意見を聞けることは素直に聞いて、自分づくりをする人が大人になった時に早く人生の幸せを得る人なのです。

 高校は自分の学力のあるところにしか行けません。でもどんな高校に行っても自分の志さえあれば実は関係ないのです。その高校で学べるものは学んで自分の夢のための勉強の場にしましょう。

 自分の心を豊かにするには読書が一番良いです。そして読書をするには実は体力が必要です。体力がないとたくさん本は読めないのでクラブでスポーツをするのがいいのですが、もう受験シーズンだと思うので、散歩でもいいです。体力をつけながら読書です。そして心身が充実したら受験勉強。

漫画が好きなんですよね。読書は漫画でもいいのですよ。そうしたら漫画喫茶でも行って全館読破するぐらい読んで見ませんか。漫画には生きる力を与えてくれる知識もたくさんあります。私も二瀬さんと同じように漫画で救われたことがたくさんあります。お坊さんになったのも東映アニメ『一休さん』の影響大です。そういう意味では夢が実現したのかなー。でも本当に一休さんのようなお坊さんにはまだまだこれからだけど(笑)

 死んだら楽しい漫画は読めません。そして仕事をしてお金をもらえなければ、漫画を読むことができません。

 漫画を読むために人生を一生懸命生きる。そんな人生でも良いのですよ(笑)。辛かったら漫画を読みましょう。合掌

 

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虎視眈々と狙っていくのも一つ

二瀬様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

本当に心の底から嫌であれば、無理して高校に行く必要はないとは思います。

それよりも、自分の得意なコトを伸ばせる方面で努力するのも一つであるでしょう。それをもっと親に分かってもらえるように説得するのも。

(ただ、こそっとながら・・高校は適当に行くだけで、専門学校や養成所、独学などでやりたいことに、とにかく努力、優先するというのも。やはり、先立つもの(お金、生活の糧)も要りますしね。そして、親に頼れるうちは頼っておくのも。もう本当にダメとなれば転入したり、中退したり、大学に行きたいなら大検を目指すのも。または、家入一真さんにアドバイスを請うのも。)

また、もしか致しますと、自分の中の方程式に囚われて過ぎておいでであるのかもしれません。

例えば、「こうすれば、こうなる」というように、決めつけてしまっているのかもしれません。昔、一時流行りました「想定内」的な感じでしょうか。

しかし、なかなか想定通りに、思い通りにいかないのも「人生」であります。

所詮、人間が把捉できる範囲の認識における想定など限られたもの。はるか無数の因縁(原因と結果)全てを知り尽くして、結果が確実に分かることなど、元々あり得ないのであります。但し、悟りを開いた一切知者である仏様・如来様は分かるかもしれませんが、、

何をもって幸せとするかも、それぞれの捉え方次第ともなりますが、「決して幸せになれない」ということでもなく、幸せも因縁次第であるというものとなります。

それを何も始めないうちから、完全に諦めてしまっては、やはり、結果も望めないものとなってしまいます。もちろん、すぐには結果は出ないかもしれませんが、志へ向けて、少しずつでも虎視眈々と狙っていくのも一つですよ。

川口英俊 合掌

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Eishun Kawaguchi
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質問者からのお礼

ご回答ありがとうございます。また、突発的に書いた質問で、丁寧なものじゃなく失礼しました。
ご回答を頂いて、その漫画を読んで、大分気持ちが楽になりました。大変な時は漫画に支えてもらいながら、最終回を見届けるために頑張って生きようと思います。本当にありがとうございました!

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