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自殺の影響と対策

回答数回答 4
有り難し有り難し 49

あまり聞くのはよろしくないのでしょうがよろしくお願いします。
自殺の際に、周りに迷惑をかけないようにする為にしなければならない事を教えて下さい。
あと、今までの感謝を伝えるべきでしょうか?
言葉を残す方が印象を与えてしまうきがします。前向きな質問ではありませんがよろしくお願いします。


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

お互いに

ご相談拝読しました。
自殺について色々とお考えなさっているのですね。

さて、「迷惑をかけずに自殺をする」というのは無理な話でしょう。自分で自分の遺体を処理はできませんから、必ず人様の手を煩わすことになります。それが自殺という事であればその処理にあたる方の心理的負担はそうじゃない場合に比べ重いものになることは想像できるでしょう。

しかし、もしあなたの自殺を止める方がいるとすればそれが迷惑だから止めるのではありません。自殺してほしくないから止めるのです。
一方あなたからすればそれは本当に自殺したいのだとしたら迷惑な話でしょう。

お気づきになりましたか?

人は迷惑をかけあう存在です。生まれそして死ぬまで迷惑をかけっぱなしです。誰か、何かの手を借りないなんてことは何一つありません。

だから迷惑をかけないのではなく、迷惑をかけても許してもらえるように、あるいは何かお返しができるように、あるいは精一杯の感謝ができるように努めましょう。

やろうと思えば迷惑かけずにすむと傲慢さに陥るのでなく、どうしても迷惑をかけずにいられないのだという謙虚さを持ちましょう。

そうであるならばおっしゃる通り「今までの感謝」を伝えましょう。そして「これまでの経緯」もお話ししましょう。あなたが自殺を決断するに至ったその判断がお話を聞いてくださる方にとってもっともなことであり、他にどんな方法もないと思わされるものであるならば、悲しみと悔しさと寂しさと無力さを抱えながらも、その人はあなたの判断を責めることはできないでしょう。
そしてお話を聞いてもらったなら、今度は向こうのお話しも聞きましょう。

そこに迷惑をかけ合っても迷惑を迷惑のままに終わらせない、仏教でいうなら自利利他円満(私のためとあなたのためのバランスがとれた)の道があります。

その時、皆はあなたに気づいてほしいと願うのです。迷惑をかけて死ぬのがいいなら、迷惑をかけて生きてもいいのだと。迷惑をかけられるのが喜びの人だっているのです。それをただの迷惑かどうかあなただけが判断してしまうのも迷惑な話です。

さて、これもご縁です。

次の質問でどうして自殺を考えてしまうのかお話ししていきませんか?え?私ですか?迷惑?とんでもない。好きでやっているのです。好きでこうしてお話を聞いているのです。

私の迷惑をあなたにかけさせてください。

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有り難し
おきもち

はじめまして。北海道の片田舎の農村のお寺で住職をしております。 人生...
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こんにちは。

 まずは「hasunohaでの質問後、自殺」なんて新聞やテレビにきっと出るでしょう。hasunohaに大きな影響が出ます。もう少し私にここで活動をさせてください。
 それに、あなたは今ひとりぼっちの気持ちかもしれませんが、実は多くのご縁に包まれているんですよ。それに気がついていないだけです。そんなあなたを包んでいるご縁に「迷惑をかけずに」って事は不可能です。

 今日は温かいものでも食べてぐっすり眠りましょう。

 新しく質問を立てて、どうしてそのような気持ちになったのか、教えてくださいね。

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有り難し
おきもち

・曹洞宗/静岡県/50代 平成27年鳳林寺住職。平成28年hasunoh...
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「有り難し」

小林様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

「自殺の影響と対策」についてではなく、是非、仏様のお話をさせて頂けましたらと存じます。

感謝するということは、相手に「ありがとう」という気持ちを伝えることですが、この「ありがとう」のもともとの語源は仏教用語で「有り難し」であります。

この世に生まれられるのは「有り難し」。

それは、例えば、「盲亀浮木」の譬えとして、「大海に住む目の見えない老亀が、百年に一度海面に浮き上がってくる時に、たまたまそこに流れてきた穴の空いた浮き木の穴に首を突っ込むというぐらいに、人として生まれるのは難しい」ということから、それほどに「有ることが難しい」として、「有り難し」となるわけでございます。

また、尚、迷い苦しみを無くすための法としての仏様の教えに出逢えるのも更に「有り難し」となります。

もしも、人としてせっかく生まれられても、仏様の教えの無い世界であれば、まさに真っ暗闇の世界に生まれたようなものとなります。何も分からずに、迷い苦しみの中を輪廻するだけで、何も頼りとするものも見当たら無いのであります・・考えただけでも恐ろしいことです・・

その暗闇、仏教では無明(根本的な無知)と申しますが、その無明の闇を晴らす灯火が、まさに仏法であるのであります。

人として生まれられることができ、そして、無明の闇を照らす灯火のあるこの世界。

是非、貴方様にもその灯を見て頂きたいと存じます。

そして、いずれは貴方様ご自身も闇路を照らせる灯火になって頂けましたら、尚、「有り難し」でございます。

川口英俊 合掌

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有り難し
おきもち

Eishun Kawaguchi
最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断...
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拝読させて頂きました。
一般的には自殺なさる場合には迷惑をかけないことはないと思います。
自殺なさると警察の方々の検視が入りますし、同時に身内の方が本人確認や状況確認することになります。つまり多くの方々のご厄介になります。さらに多くの方々の心にも深い傷や痕跡を残すことになります。それはなかなか消えることのない傷となります。さらにその連鎖を生む可能性もあるのです。
仮に感謝の言葉が残されても深い傷として残されてしまい多くの方々に後悔の念をもたらすことになるのです。

言葉があるにせよ無いにせよ残されたご縁のある方々には深い疑問や後悔は残りそれぞれの方々の人生には一生かかっても消えない傷が残ります。

命は様々な方々やものごととのご縁により与えられたのです。ですから例え自分の命であっても自分だけのものではありません。沢山のつながりの中で存在できているのです。ですから大切なものです。

自分だけのことだけではなく落ち着いて周りを見渡してみてその存在を見つめなおして頂きたいと切に願います。

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有り難し
おきもち

Kousyo Kuuyo Azuma
脱サラして10年が経ちました。栃木県佐野市の一向寺に勤めています。(佐野ラ...
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