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信仰や教えていただきたいこと。

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僕のプロフィールにも書いてはいますが、母校の高校が浄土宗の学校なんです。

そこで、仏教のことを人生初めて勉強して、仏教の教えなどにすごく惹かれました。

ちょうど母方の家が浄土宗の家なので、祖父祖母に高校でこんなん習ったよー、とか色々話ししていました笑

高校卒業してからも、趣味で浄土宗のことなどを調べたりしています。

今は23歳ですが、この歳でここまで仏教を信仰?興味を抱くのはおかしいですか?

父方の家は曹洞宗なのですが、申し訳ないんですけど、曹洞宗に関しては全然知識が無くて……ε-(´∀`; )

あともう一つお聞かせください。

総本山の知恩院さんや、近所の浄土宗のお寺に法話を聞きに行きたいのですが、この歳で聞きに行ってる人は少ないと思うんです。

なので行けたとしても周りの目がすごく気になり、法話に集中できないと思って行けてないんです。

なにか生きる上でのヒントなどが法話に隠されているのでは、と勝手に思っていますε-(´∀`; )

本当に文章下手で申し訳ございません。

では、失礼いたします。


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お坊さんからの回答 3件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

仏教に興味をもっていただくことは、素晴らしいことです

 曹洞宗の吉田俊英と申します。


今は23歳ですが、この歳でここまで仏教を信仰?興味を抱くのはおかしいですか?

決してそんなこと有りません。おかしいことではありません。私が駒澤大学の仏教学部にいたのは35年ほど前ですが、お寺の息子娘のほかに、「とりあえず東京のどっかの大学へ入れれば。」という感じの学生も結構いました。そして、お寺の関係者じゃないけど「仏教に興味がある」「仏教を学びたい」という気持ちで仏教学部に入学した方々もそこそこ居ました。
 私は宮城県内の曹洞宗の法話の会の担当者を務めていた時期がありましたが、確かに法話の会に参加する方の多くは60代以上の方でした。でも、参加対象を高齢者に限定している訳ではありません。毎回20代30代の参加者もいましたよ。若い参加者の方を奇異な目で見たり、疎外するような目で見たりしたことはありません。

 仏教の教えを知識として持つことは決して悪いことではありません。でも、せっかく興味関心を持っておられるのなら、shotaさんの生き方の支えとなるように学んでいただきたいと思います。今の時代、本屋に行けば多くの仏教書はあります。但し、仏教書と知っても玉石混交です。インターネットでも仏教について調べることはできます。しかし、検索していると、「仏教」の看板を掲げたカルト宗教のサイトという場合もあります。出来るなら自分にとって師となる方を見つけて、その方から学ばれることをお勧めします。
 そのための一歩として、曹洞宗や浄土宗で行っている法話の会へ参加してみましょう。曹洞宗の場合、関西なら「曹洞宗東北管区教化センター」で法話の会や仏教講座を開催したり、法話の会の情報提供を行っております。

曹洞宗近畿管区教化センター  http://www.soto-kinki.net/

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 目の前の方の悩みや気持ちをしっかりと受け留め、心を開いてもらうように努め...
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せっかくのご縁ですから、浄土宗の法話や念仏会、曹洞宗の法話や座禅会、など参加してみてはどうかと思いますよ。
たしかに周りの目が気になるかもしれません。しかし、悩みというものは20代どころか10代の頃からあるものです。ですから、仏教に触れることは10代の頃から必要だと私は思います。
また、周りの目を気にして生きていくのではなく、お釈迦様の目を、阿弥陀様の目を気にしながら生きていくのが良いと思いますよ。
南無阿弥陀仏

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私は浄土宗の坊さんです。 少しでも何か参考になればと思って回答しています...
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知恩院なら観光客っぽい感じで怪しまれない

知恩院で毎朝やってるお勤めと法話なら、若い人がいても観光客っぽい感じもするし、怪しまれないと思います。
てゆーか、他の人も同じ場所に法話を聴きに来ている「仲間」なので、無言の連帯感が生まれるかも知れません。
ただ、浄土宗の正式な法話は、法然上人の語録の一節を解説するというスタイルがほとんどです。
なので、たまたま聞いた法話のテーマが、あなたにとって「ビビッ」とくる箇所のお話かどうかは、わかりません。

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がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四...
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「仏教全般」問答一覧

良い人・優しい人が損する理由

YouTubeのオススメに「良い人・優しい人が損する理由はこれです」みたいな動画があったので、とりあえず観てみました。その動画には「ブッダの教え」というサブタイトルが付けられていました。 優しさと思いやりが、いいように利用され苦しむ主人公の話でした。 その後、主人公が見つけた答えは、 ①「自己尊重と他者への尊重のバランス(自分自身と他人の間に健全な境界線を引く)」 ②「自分の気持ちや考えを尊重してもらえない関係は健康的ではないと理解しそのような関係とは距離を置く」 ③「支援や協力が真に価値を持つ場合にのみそれらを提供するようにする」 というものでした。 私にはとても良い話に感じましたが「我を無くす」から遠のいてるようにも見えて、この話をどこまで鵜呑みにしていいのか迷っています。 「ブッダの教え」とありますが、この動画に出てくる登場人物名や逸話をネットで検索してもそれらしいソースが見つかりませんでした。 (生きにくさを抱えた現代人向けの創作?) ここでお坊様方にお聞きしたいのは①②③は仏教的に見て、実行しても大丈夫な内容でしょうか。 またお坊様方の考えなどもお聞かせ頂けたらと思います。 よろしくお願いします。 補足です。 私は優しさ・善良さとは程遠い人間ですが、周りではよく聞く話だったので、このテーマに関心がありました。

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