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助けてください

回答数回答 4
有り難し有り難し 38

こんにちは
初めて書きますので漢字とか間違ってたら暖かい目で見てください。

初めてなんでどうしたらいいのかわからないんですけど、最近祖父をなくしたばっかででも特に祖父とは別々に暮らしてていつも日曜日になると介護しに行ったんですけど昨日その祖父が夢に出て来てこう言われました。

お前は近いうちに足を壊すだから連れていくと言われ、こわくって体が震えてますこれはどうしたらいいんでしょうか間だ死にたくありません。どうかいい答えを待ってます。


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

心配しなくて大丈夫

jokerさん、はじめまして。
なごみ庵の浦上哲也といいます。

最近、お祖父さまを亡くされたのですね。
jokerさんは10代とお若いのに、休みの日には介護に行くなどお祖父さん孝行をなさって、頭が下がる思いです。よく頑張りましたね、お祖父さんもきっと喜んでいらっしゃったと思います

そのお祖父さんが夢に出てきて、恐ろしい言葉を言われてしまい、jokerさんも恐怖心を感じていらっしゃるとのこと。
時代によっては「夢のお告げ」は非常に重要なものと考えられてきましたが、現在の捉え方からすると「jokerさん自身が非常に気になっている事柄が、夢に表れた」と考えるべきです。

jokerさんはお祖父さんの介護をされましたが、その中で気になること、悔やむことなどあったのではないでしょうか。たとえば亡くなる時に立ち会えなかったとか、頼まれていたことを果たせなかったとか。

亡くなった方は、仏さまになっていらっしゃいます。
幽霊でも悪霊でもありません、尊く優しい仏さまです。

仏さまとなったお祖父さんが、自分の介護をしてくれた可愛い孫の命を奪おうとするでしょうか。それはあり得ません。
もしjokerさんが足を壊すとしても、「たとえ足にハンディキャップを持っても、自分自身の人生をしっかり歩めるよう、見守っているよ」というのが仏さまとなったお祖父さんの思いでしょう。

ちなみに「足を壊す」ですが、これも何か気になる原因があるのではないでしょうか?
でもこれも、実際にjokerさんの足が壊れることはありません。

だから、心配しなくて大丈夫。
楽しい年末年始を過ごしてくださいね。

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おきもち

横浜市神奈川区で、新しく小さなお寺を営んでいます。 仏教の教え・浄土真宗の教えが好きで、それを人に伝えたいと思い、自宅で法話会を始めてご縁の輪が広がりました。
相談の日程や時間はご相談ください。

脳のデータ整理?宇宙仏のメッセージ?

眠っている間に、脳はデータを整理していて、そのときに夢を見るそうです。
つまり、バラバラに散らばった情報カードを整理するため情報カードをテーブル上に並べているときに、たまたま、「祖父」「死」「脚」「怪我」などの情報カードが近くに並んでしまっただけではないでしょうか。

夢はただの夢です。
しかし、肉体はいずれ必ず壊れます。また、予期せぬときに突然事故や病気にあう可能性は、誰にでもあります。
まだ起きていない未来の怪我や病気を怖がるとストレスになりますが、
全ては無常であるからこそ、今日1日の命を有意義に使って、いつお迎えが来ても後悔が少ない人生になさるとよいでしょうね。
ただの夢からでも、学ぼうとすれば学べるのです。
夢に限らず、宇宙のあらゆるできごとは、宇宙仏大日如来様が散りばめた「真理に気付け」というメッセージ(悟りのヒント)かもしれない、なんて考えるのも楽しいでしょう。

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おきもち

がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。 仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。

心配ごとの9割は起こらない

jokerさん、はじめまして。

祖父を亡くされたのですね。寂しくなられました。お悔やみ申し上げます。

さて、日曜ごとにjokerさんが介護に行っていた祖父が夢に出て、「足が壊れる」と言われて怖くなったのですね。
故人は亡くなって涅槃寂静(ねんはんじゃくじょう)の世界に行きました。心静かで何の心配事もない世界です。そのような世界に行ったjokerさんの祖父が、あなたを脅すようなことを言うでしょうか?

心配ごとの9割は起こらないものです。

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おきもち

徳島県の高野山真言宗寺院で住職をしています。 本山布教師心得として自坊の月例法話の他に、地域の出張法話の依頼もあります。 出張法話で寺のある地域の特産品「梨」を紹介するので、「梨のおじゅっさん」として有名になりました。 ホームページ http://houwa-kanonji.com/

私も助けてください

今日も私もヘンテコな夢を見ました。
お銀座で変な宿泊施設に泊まるのですが、空気清浄機をはじめとするドデカい電化製品を爆買いして、電車で反対方向にのってしまって持って帰れなくなるという夢でした。
先日も撮り溜めしたもののまだ最終回が観れていなかった月9ドラマの影響か石原さとみも出てきました。
今日も待てど暮らせど現実世界で石原さとみはやってこないので困っています。(困りませんが)
(T_T)私はやっぱり電化製品も石原さとみもお持ちかえりできないのでしょうか?助けてください。
冗談はさておき、夢というもの自体は何の根拠もないこと。
気になっていることがちょっと寝ている間に何らかの形で出てくるという程度で、日常生活には何の支障もありません。
ウチのお寺に石原さとみがやってきたらすぐにご一報入れます。魔よけのスルメの足も送ります。
それまでは安心して私のいるサイタマ県に足を向けて枕を高くして寝ていてください。
心配ならばお寺にいって除夜の鐘を鳴らしてきて下さい。
心の闇が除かれましょう。ごーん。
階段踏み外さないようにね。
あと除夜の後は、みんな帰りのタクシーが無くなっちゃって、毎年大みそかは、みんな足を壊すそうです。ちーん。足が壊れる心配のない近所のお寺がいいでしょう。(^<^)

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おきもち

お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

質問者からのお礼

すみません有難うございます実は本当はこわくって部屋から一歩も出れなかったんです本当に有難うございました。

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