悪口を言い触らされています。
隣人に、悪口や噂を言い触らされていて、やめてほしいと話ても、事実しか言っていないと言われてしまいました。仕事上でのよそでの失敗などをどこからか聞いてきて、他人からはこう言われていると話してきたりして、精神的に疲れます。
他人の評価を気にして生活するのは自分がよけいに疲れてしまうので、そういうことは気にせずにいこうと思うのですが、私としては、自分を棚にあげて、他人のことばかりを言う隣人に、言い触らされる行動への怒りをどうすれば、心が軽くなるのか、教えてください。話し合うつもりはありません。もう、自分がどう変わればいいのか、自分の中でできることがあればと思います。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
信じるべきは事実であって、情報ではない。
あなたを救う方法は只一つ。
「考え事大好き人間協会」から脱会することです。
まずアナタがすでに情報大好♡き人間に染まって、インナーインナーする習慣がついていることを自覚してください。だから人のうわさが気になるのです。聖人たちは事実を愛した。
他人からどう思われているかを変えることは世界中のゴキブリを死滅することよりむつかしいと仏典ではなくカレンダーにも書いてありました(笑)
自覚はないでしょうが、あなたもすで確実なインナーインナー人間です。
まずは、A考え事の世界(インナー)とB事実(リアル) 現実の世界を分けてください。
人間がトコトンA[情報の世界」とB[事実の世界]との境界線を知ることを❝悟りの扉を開く❞と表現します。思いの世界と、このリアルの事実の世界との違いを究極的に知ると情報世界の住人からバッタリ卒業します。
事実だけを信じる人間は情報に惑わされません。
ドラマ斎藤さんのように周りの情報にはまるで屈服しなくなります。
わたしもかつて人の情報に振り回されていた時代がありました。
しばらくTVも観ない、自分たちの金儲けのために人のことを面白おかしく囃し立てている週刊誌や新聞などは一切信じないようにしました。
同様に自分のコンプレックス解消のために他人を利用して浮かび上がろうという類の人間とは付き合いもしないようにしました。結果、楽です、超~♡。
人生、親友と呼べるのは数人。真に友達と呼ぶに値しない人間とは接するべきではないのです。なぜならあなたの体は一つしかないのだから。
一日24時間しかないのだから。
起きてる時間で家族と過ごす時間、食事を除けば一日には実質数時間しかないのだから。
その貴重な時間を他人の風評に振り回されているあなた自身を憐れむべきです。
あなたはもっとインナーではない、実質の事実の生活に時間を費やすべきです。
本当に大事な親友は❝たった今の事実❞です。
事実とは情報ワールドの圏外にしか存在しません。
結論:あなたは、人の悪口や評価を気にしない人間になりたいといいながら、同時に考え事を使っています。本当にそういうことを気にしない人間になるということは自分自身が、考え事大好き人間協会の一員であったことを自覚し、脱退する(非思量底を思量する)こと。
良質な昼ドラマ
「事実しか言っていない」とは呆れるいい訳ですね。フックさんが「言わないでくれ」ということに対し、事実か虚偽かでは論点がずれてます。つまりその方はやめる気は無い、ということなのでしょう。かくなる上は、隣人さんと精神的に距離を置くことができれば一番なのですが、難しいでしょうか。ゴミ出しや買い物などの生活の時間帯をずらすとか。
相手を困らせたくて悪口を言う人なら、相手が困らなければ意味が無いので、フックさんが毎日いきいきと生活していたらそのうちみじめになってやめるかもしれません。
悪口自体が快感な人なら、そんな悪口にいつまでも付き合う人はいないので、やがて、周りの人は分かってくれると思います。
しかし、その前にフックさんが疲弊しきってしまいそうで心配です。
こうなったらいっそ、同僚やご家族ご友人に、笑顔で「今週の隣人報告」をし、良質の昼ドラを見せてもらっているのだと思って、得した気分になっちゃいましょう。あくまでも楽しく報告してください。そうすればそのうちご友人たちの方から「最近の隣人どう?」と聞いてくるはずです。
登場人物はいつも意地悪をする嫌味な隣人、そして、明るく前向きなヒロインは、もちろんフックさんです。
「忍耐」という善い修行の機会
フック様
川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。
この度は、隣人に悪口や噂を言い触らされて、お困りのご様子をお伺い致しました。
隣人トラブルは、容易に離れることもできず近しいだけに、なまじ会わずに済ませることができないため、本当にトラブルとなるとややこしい問題になりますね・・
何か原因はあるのでしょうが・・ただの嫌がらせなのか、根に持っていることがあるのか、フック様のことが好きなのか・・または、些細なことが誤解となってトラブルの原因になってしまっていることもあるため、「やめてほしい」ではなくて、「どうしてそんなことをするのですか?」と聞いて、その原因を直接に解決させるのが良いのかもと存じますが・・もちろん、話し合う気がもはや無いのでしたら仕方はございませんけれども・・
さて、以前には下記のようなご質問も賜りました。
問い「謝らなければいけないのか、どう生きていったらいいのか」
http://hasunoha.jp/questions/212
「自分がどう変わればいいのかについて」ですが、この時には地域の人々のために「善徳の行いを積まれて参りますこと」をご提案させて頂いております。もちろん別にこれはしいてというわけではありません、できる限りにということですが、とにかく悪い行いを成さずに、行いにやましさや後ろめたさが無ければ、他人に何をどう言われようが、思われようが、正直、気にすることはありません。逆に「怒り」という煩悩をもって対処しようとすれば、結局は悪い結果しかもたらされることがないため、注意が必要になります。
仏教的には、このような状況にある場合、逆に「忍耐」という善い修行の機会を与えてくれていることに、その隣人に感謝するぐらいとなります。もちろん普通であればそこまでの境地にはなかなか至らないかとは存じますが、何もしないよりかは、別に話さずとも会うたびに「笑顔」で全然気にしてないよとでもアピールしてあげていければ、そのうち相手もそんな気が無くなり、事態が改善するかもしれません。
フック様が無事安心に過ごせて参れますように心から祈念申し上げます。
川口英俊 合掌
法的にどうにかならないでしょうか?
警察や法テラスなどに相談してみてはいかがでしょうか。
自分の中で変わろうとしても、神様でも無いので
積もり積もればアレルギー反応で
精神状態がおかしくなるかも知れません。
質問者からのお礼
丹下様、増田様、水上様、回答ありがとうございました。
確かにアレルギー反応のように、精神状態がおかしくなりそうだとも思うことがありました。
しかし、家族子供、真の親友と呼べる人もおり、毎日をいきいきと過ごせばいいのだと改めて思いました。
本当に、回りに振り回される自分が憐れですね。
いろんなことが重なり、自分も疲れているのは事実です。健康に暮らせるように努力します。