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うつ病に対する仏教的アプローチを教えて下さい

うつ病を患って2年半、あまりの苦しさに自殺を考えたことは何度もあります。心療内科に通っていますが、投薬だけでは症状の改善がなく、食生活の改善や運動、整体などのアプローチも試し始め、気分の良い日も増えました。ただ身体的な改善は出来ても心的な改善は出来ていません。うつの原因は会社でほぼ社内失業常態で、将来への絶望、不安感などです。耐え難い状況を受け入れ、心安らかに過ごす仏教的なアプローチがございましたら、ご教授くださいませ。どうぞ、よろしくお願い致します。

心構え・生きる智慧
有り難し 183
回答 6

質問投稿日: 2018年11月27日 18:01

回答は各僧侶の個人的な意見であり仏教教義や宗派見解と異なることがあります。答えは一つとは限りません。多くの回答(法施)からあなたの人生を探してみてください。

体は症状に任せ 心はうつと思わんでいい

健康な人でさえうつと診断され薬漬けにされてしまう現代。もちろん薬を飲んだ方がいい場合もありましょうが、何の薬を飲むことが効果的であるかも考えませんと、効果もなくいたずらに時を過ごします。
また、鬱であるという判断を下した人間が誰か。今は低血糖の人がうつと誤診されてうつではないのにうつにされてしまうケースもあります。医者は自分の失敗を認めない人種なので世間では公になりません。
これは話半分でご覧ください。
ただし、効く人には効果があるお話です。
自分をうつと思わんでいいのです。
諸行無常がこの世の大前提。うつとラベルを貼られても知らずに呼吸して、知らずにご飯食べて知らずに歩けていて、知らずにこれを読んでいて、鬱であるにもかかわらず、今はさほど問題にならず、苦にもならない時間がある。
それはなぜか。
本人がうつ呪縛にとらわれていないからです。
うつはもちろん症状があるにせよ、それが気にならない瞬間は健康でも病気でもない。名付けようもない無我・無心状態が人間にはあるのです。
うちの近所は暴走バイクがよく通ります。
気にする人は通る時、通った後もいつまでも気にします。
事実の上では通り過ぎているのに。
最近、掃除機を変えました。
三人の子供の内、娘がうるさいうるさいと言います。
テレビを見ているときにそれが邪魔だったらしく、つけるたびにうるさいうるさい言います。
2歳の子は何でもありません。
本人が一旦嫌な思いをして過剰に反応の対象にするから心のつかみ事が始まるのです。
今あなたは「うつ」ということがありましたか?
体の症状としてそういう様子が感じられたとしても、気にならなくなっていた時があったはずでしょう。仏教の諸法無我とは一切は名無しの権兵衛(無見解)ということ。あなたがうつであっても人の名づけるラベル・見解は本当はない。江戸時代にはそういう症状があっても薬もなく、当たり前だった。過剰に問題にしなかった。うつに「うつ」にされない。うつに「うつナイズ」させないよう。過剰に影響を受けないように、取り扱いをあえて避けるのです。
対処しようとか、治したいとか、自分はうつだとDISらんでいいのです。
人間には反応直後にモードや構えの姿勢があります。
そこをまず気づくことからです。
ことさらに俺はうつだと名をつけず、それはただそれ。触りもせずに。
次第に症状が軽くなりましょう。

9ヶ月前
回答僧

慈眼

「馬鹿」は「ば か」「🐴🦌」でもない

仏教的アプローチ。
そもそも仏教と、一般は別のものではありません。人として当たり前の話。仏教では当たり前の真理を言っているのです。

うつ病という名前は付いていますが、その心の状態そのものには名前がありません。説明するためのワードぐらいにしておきましょう。名前から病気になってしまう人もいられるので。

うつ病と言われていたり、言われてなくても不安に感じている方は、必ず未来を想像し、考えています。そして、自分の今までの経験と、周りからの情報から未来を決めつけています。どちらかといえば都合の悪い方に決めて凹んでいます。これは全く真実ではありません。

例え3日後の天気予報が雨であっても実際には晴れる時もある。19度の予想でも18度のときもある。つまり想像予想、考えは妄想であり、マボロシなのです。

そのことをよく理解していないと、「一般的に」とか、「フツーは」とかいう考え方で自らを苦しめることになります。

真実には今しかないのです。過去も未来もない。そして場所は身体のあるココしかないのです。その辺もわかってないといけません。

何かの出来事に触れたとき、その直後に自分の考え方であーだこーだとこねこね、悶々としていると、結果として自分で自分を苦しめていることになります。

人から言われた言葉やされた態度であっても、それ自体は意味がない。「馬鹿」と言われても
「ば か」でしかなく、「🐴🦌」でもない。そこで、あいつに言われたとか、言い返してやろうとかやり出すと真実は耳に👂「ばか」と響いただけの話。音が終わればなくなる。跡形もない。

そのように真実を見抜いているだけで鬱なんてなりません。楽になります。

仏教ってそうして自分を知る道なのですよ。

9ヶ月前

反すう思考を手放し、自分を慈しむ

asinottiさま

こんにちは。

井上広法と申します。浄土宗の僧侶ですが、大学では臨床心理学を専攻しておりました。

もしかすると頭の中で同じようなことを繰り返し考えてしまい、とうとう疲れ果ててしまったり、落ち込んでしまったりしませんか?

いちどネガティブな思考が頭をよぎると延々とそのことばかりが頭の中でループする。

このような状況を「反すう思考」といいます。

実は、反すう思考はうつの原因にもなってしまうほど心身にダメージを与えてしまいます。

そこでおすすめが、マインドフルネスという状態を維持すること。

マインドフルネスとは「今の瞬間に意識を向け、思考や判断には囚われない」状態です。

具体的には、反すう思考に陥ってしまわれたら自分の呼吸に意識を向け、あたまのなかのおしゃべりから距離を置きます。

ときどき、そのおしゃべりに心が飲み込まれてしまうときもあるでしょう。

しかし、また自分の呼吸に意識を戻す。

呼吸に集中→あたまのなかのおしゃべり→呼吸に集中→あたまのなかのおしゃべり→呼吸に集中・・・

と何度でも、呼吸に意識を戻します。

こうしてしばらくすると悩みや苦痛の心理的原因から距離を置くことができます。

心理学的には悩みから少しはなれて観察しているようなこの状態を「脱中心化」といいます。

この練習を繰り返していると、悩み自体には実体がなく、自分の感情がそこに囚われてしまっているだけだなと感じるかもしれません、

仏教では、このことを「諸法無我」といいます。

なにごともそのときにだけ起こる波紋のようなものです。

波紋の真ん中にいれば、余計にもがいてしまいもっと荒波をたててしまうかもしれません。

でも、波紋を上からじっと見ているだけなら、そのうち静まるのを待つだけです。

ぜひ、お試しください。

※マインドフルネスについては、科学的知見からもうつや不安障害の改善に効果があるという報告が多数されてます。

実際に医療の現場でもマインドフルネスが導入されています。

しかし、念の為、主治医の指示も仰いでください。

9ヶ月前

見方を変える。執着を捨てる。

いきなり偉そうなことを、
申し上げます。
同じような体験をしたものとして、
申し上げました。御容赦ください。

基本的に楽になるのか、
苦しいままなのか、
あなた次第だと思います。

仏教的に言えば、
あなたのそのいまの状況、仕事、
将来に対する不安という、
こだわりイコール執着を
捨てたらいいんです。

私も会社で不遇を囲う時期が、
長くありました。

仕事がない、辛い、
これからどうなるんだ?!

不安でいっぱいでした。

しかし、
愚僧の聖典とも呼ぶべき、
臨濟録を読み潰して、
読み潰して、
読み潰して、
本がボロボロになり、
3冊目に突入したところ、

あれ?
私は何をしていんだ!
同じ本を読む暇があったら、
他にすることがあるだろう!

と、確然として気付く
ことができました。

世の中はご自身の
見方で変わります。

給料もらいながら、
次へのステップアップの
時間をいただけてありがたい。

人生90年、
会社を上がってからが、
ほんまものの人生だ!

と開きなおるんです。

私は、
学びました。

ソーシャルワーカー
精神科ソーシャルワーカーの
国家資格を取るために、
大学に編入しました。

どうかあなたも目標を
あなた自身がしたいこと、
できそうなことを、
探してみてください。

人生は長いです。
焦らず、慌てず、
急がす、駈け出さず。

じっくり構えたらいいんです。

いま、骨接ぎもしていますが、
あの時に学んだ知識や、
経験が私の大きなバックボーンに、
なって生きています。

人生万事塞翁が馬では、
ないでしょうか。

我に立ち返ることです。

あの不遇から20年ほど経ち、
会社のトップだった方と、
ご一緒する機会がありました。
あら!花山さんは
あそこにいたんだ?
もったいなかったね。

唖然としましたが、
まあ人事とは、
まさに人ごとなんです。

いかに自己を持ち、
自己でいられるか。

人生をお楽しみくださいませ。

9ヶ月前
回答僧

願誉浄史

脳のリズム運動

脳のリズム運動でセロトニン神経を活性化することは、うつ予防になるのではないでしょうか。
念仏やお経を一定リズムで唱えたりする仏教の修行は、まさに脳のリズム運動です。
仏教には、保健体育の「体育」的なアプローチもあります。
脳・神経という肉体の一部をどう健康に保つか。
そのために、仏教の修行は役立つと思います。

9ヶ月前

四法印・四聖諦

asinotti様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

「耐え難い状況を受け入れ、心安らかに過ごす仏教的なアプローチ」につきましては、いかなる困難な状況下であっても、それは実体として成立しているものではなく、色々な因縁(原因と条件)によってあり得ているに過ぎず、また因縁が変わることによって変わりゆくものとなって参ります。

しかし、まるであたかも、その耐え難い状況が、永久永遠にずっと続くかのように囚われを起こしてしまい、その因縁から目を背けて、その因縁に手を付けず、変えられないままであれば、やはり結果もなかなか変わることはないものとなってしまいます。

耐え難い状況の何が原因であるのか、そして、また、その原因にももちろん実体がなく、また更にその原因にもその原因に至る因縁もあるのでありますが、あまり遡るとキリが無くなるため、変えられない過去ばかりに気をとられても仕方がないわけですが、これからの、この先の因縁は、どのようにかして、やる気、動機次第により、変えていける余地はいくらでもあるのであります。

その善き因縁を調えていくためのヒントが仏教にはたくさんございます。

そのまず基本的な教えが、四法印となります。

「諸行無常・諸法無我・一切行苦・涅槃寂静」

まずこの四つの教えと、そして、四つの聖なる真理としての「苦・集・滅・道」の四聖諦の理解を徹底して進めることから始められると良いのではないだろうかと存じます。

そして、いかに迷い苦しむ中に私たちはあるのか、その原因とは何であるのか、そして、迷い苦しみは無くすことはできるのか、その無くすための方法とは何か、是非、得心なさられつに、実践をして頂けましたらと存じます。

川口英俊 合掌

9ヶ月前

質問者からの有り難し - お礼

有難いお言葉を頂きありがとうございます。うつと診断されて2年半、薬では改善せずむしろ薬の副作用がうつではないかと思うぐらい、心療内科での治療だけでは限界を感じておりました。確かに症状が体にはあるのでうつ病に間違いはなさそうなのですが、お言葉を頂いたように「うつ」という言葉の呪縛に必要以上に捉われ、病を悪化させていたように思います。最近は「うつ」は自分とは別物と客観視して向き合わず、健康な自分であると思うことでうつの辛さも若干和らぐようになっていたので、今回のお言葉は非常に納得できるものでした。また食生活の改善や運動も始めたので、まさに仏教修業はうつの原因となった私の悪しき生活習慣の改善にぴったりだと思います。近くで、座禅など週末に出来る所があれば探してみようと思います。うつなんて、早起きしてジョギングすれば自分で治せるという人もいますが、根本はそんなところにあるのかなと思います。今回初めて相談しましたが、やはりお言葉の一つ一つが深みがあり、とても心に染みました。うつへの考え方中心でしたが、質問後半にあります、解決できない問題に対して心安らかにいられる心構えについてもご教授頂きましたら幸いです。尊い教えをお待ちしております。

有難く思慮深いお言葉本当にありがとうございます。これだけのお言葉を頂き、私の悩みの全ての答えがあり大変喜ばしく感じております。質問後半の「耐え難い状況を受け入れ、心安らかに過ごす仏教的なアプローチ」についても仏教の教えだけでなく、心理学的なアドバイスも頂き、とても参考になりました。こうでなければならないといった執着が強かったの、いい意味開き直って生きていこうと思います。あわせてこれからまだ長い人生に向けて目標を持って、自己を確立していこうと思います。今の苦しみも移ろいゆく人生の一端に過ぎないと思い、今の瞬間を大事に生きていこうと思います。仏教の教えには生きるための叡智があり、うつに対しても解決策を見いだせることがわかりました。今回の教えをこれから何度も見直し、心に宿る病を治していきたいと思います。尊い教えを賜りありがとうございました。

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