自殺は苦しみ続けるんでしょうか。
人には必ず訪れる死
事故死、病死、自殺…
色々ありますが死は必ず訪れるのでどんな死に方をしても死んだら無ですよね、、、??
よく自殺したら苦しむと言われていますが…あまり信じることができません。
わたしは現在23歳で、生い立ちを簡単に説明します。元々兄弟や親戚は全くいない状態で、幼い頃から両親の虐待、いじめ、父親に捨てられてから母子家庭、父親と離婚した理由をわたしのせいにする母。その後の生活も母親の言葉の暴力や生活的支配【極端に厳しい門限や私の意見や行動の否定的発言】が続いた状態です。 そんな中私が大学に進学し1年目、母が癌で亡くなりました。わたしは天涯孤独になりました。その時の感情はあまり覚えていませんが、幸せになるために生きようという前向きな気持ちだったことは確かです。母の死後学費や生活費をアルバイト掛け持ちや奨学金で賄い、無事に大学を卒業。その後新卒で正社員として働き出しました。ですがここまでの過程で私の人生がおかしくなります。大学当時一回り年上の彼氏がいました。その人とは半年ほどお付き合いしていましたが、経済的価値観などが合わずお別れしました。お別れしたのが社会人になる2ヶ月前です。別れを告げたのは私の方なのに、別れた後パニック障害と鬱になり、生きる気力を失っていました。簡単に表現すると肉体は生きているのに心が死んでいました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
ご質問ありがとうございます。
死んだら苦しみは無いと思いますよ。
ただ、死のうとして死ななかったらかなり苦しいでしょうね。
ところで、人間は風邪をひくと体温が上がります。これは人間の防衛本能が一時的に体温を上げて体を守ろうとしているからです。風邪が治れば体温は下がります。
同じように鬱などの精神的な疲労状態になると死にたいと思うようになります。これも人間の防衛本能が一時的にそう思わせて精神的な疲労を無くそうとしているのです。鬱などが回復したら死にたいという思いは小さくなります。
ですから、もしあなたが死にたいと思ったら「これは精神的に疲労しているんだな」と受け止めてくださいね。
ストレスのない居場所を探してくださいね。
あなたの未来に幸ありますように。
死んだら無になるわけではない
アインズさま
死んだら無になるわけではありません。
もちろん、身体・肉体は維持できずに壊れてしまい、そのままでは色々な化学反応を起こして、やがて腐り朽ちてゆきますが、死と共に肉体から出る輪廻を司る微細な意識(普段の私たちにおけるこの粗い意識とは違うレベルの意識)が次の生へ向けて赴くところとなります。
その赴きを決めていくのが、業(カルマ)というものになります。
業・カルマに従って、やがて次の存在となることになります。
業・カルマは、過去世、今世での行いが全て異熟といって混ぜこぜになっている状態となります。
その異熟により、果実が熟してやがて落ちるように、熟した因縁(原因と条件)から結果が出てくるものとなります。
善い行いを積めば、善い結果となり、悪い行いを積めば悪い結果となる。
もちろん、単純なものではなく、混ざり合ってのことで、善い結果に恵まれることもあれば、また、悪い結果になることもある。
人生で良いことも起これば、悪いことも起こるということと同じであります。
完全に善い結果だけとするのであれば、業・カルマが完全に善いものになっているということであり、輪廻(迷い苦しみ)から解脱したと言える状態となります。
もちろん、それだけでは悟り・涅槃とは言えないのではありますが、もうこれ以上は迷い苦しまない存在と言える状態となります。
自殺が悪い業の因縁になるのかどうかは、その動機と行為の内容によるところとなります。ですから、一律に全て自殺が悪い、悪業になるというわけではありません。
このあたりのことは、下記の拙回答をご参照下さいませ。
https://hasunoha.jp/questions/50460
https://hasunoha.jp/questions/49843
川口英俊 合掌