hasunoha お坊さんが必ず答えてくれるお悩み相談サイト

お坊さんに質問する
メニュー
メニューを閉じる

死の恐怖でどうしても苦しい

回答数回答 2
有り難し有り難し 9

以前から同じような相談をさせて頂いており、その度に温かいご回答を頂き感謝しております。

ご回答のおかげもあり、少しずつ死の恐怖を克服していたつもりでした。
しかし、それでも何度も何度もどうしようもなく死の恐怖に襲われます。死ぬことに怯え、泣き、気が狂うような恐怖で、これを感じないためには死ぬしかないのかと、本当につらいです。

自分で沢山考えた結果、私の一番の恐怖はやはり死後が分からないことでした。無になることが一番怖いです。でも、輪廻転生できたとして、宇宙が無くなったら転生は止まるのか?解脱したら、魂は消えてしまう(無になってしまう)のか?など、怖さで考えが段々大きくなり、恐れることがどんどん増えていってしまいます。

死後を考えても仕方がないと、頭では分かっている筈でした。死は逃げられるものではない。だからこそ、死そのものを、たとえ死後が無だったとしても、ありのままに受け入れる姿勢、考え方が大事だと理解しているつもりでした。でも、どうしても、湧き上がる恐怖が勝ってしまいます。
いつか死ぬと理解してから、人生が虚無です。最後死ぬのに、消えるのに、生まれて自我を持つなんて、なんて残酷な世界なんでしょう。なんでこんな世界に私達はいるのでしょう。

どうしたら、死の恐怖を消すことができますか?死を受け入れることができますか?
私はこれから、最後は無になる(かもしれない)ような分からない未知の世界に否応なく行くしかないのに生きて、耐え難い死の恐怖に襲われながら死んでいくしか無いのでしょうか。

乱文かつ感情的で本当に申し訳ありません。どうしようもなく苦しいです。どうか、助けて下さい。

2021年6月1日 0:01

この問答を娑婆にも伝える
facebookTwitterLine

お坊さんからの回答 2件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

その正体を知れば、枯尾花

くうさま

わからないと不安であるのは仕方のないことです。

しかし、その正体を知れば、枯尾花としてその不安も少しずつなくすことができることでしょう。

まず、「無」ではありません。

私達の有情の場合には、輪廻を司る微細な意識が存続していくことになり、過去世からの業(カルマ)と共に次の生へと向かうことになります。

その次の世界は、この娑婆世界であった場合でも、三千大千世界であり、まあ、最低でも宇宙が三千個、あるいは、三千×更に千、三百万個宇宙、それぐらい膨大に広い世界であり、そう簡単には尽きることはありません。更に、娑婆世界だけではなく、無数の世界、あるいは浄土がありますから、この世界が尽きても、別の世界も無数にあるため、行き先に困ることもありません。

そして、私達有情は、過去世からの業(カルマ)に応じて、赴いた先、それぞれの世界でそれぞれの物質、形質の因縁に合わせた存在となるでしょう。

この地球、この宇宙には無い物質、形質ももちろんあり得るところとなります。

宇宙物理学、数学の世界では、11次元まであることが証明されていますが(おそらく実際はもっとあるでしょう)、私達の認知できる限界は時空の4次元までです。あと7次元もまた別の世界ではその認知ができるかもしれません。

いずれにしても、業(カルマ)のありようが来世、来来世、そのまた次へと大きな影響を及ぼすところとなります。

できるだけ、悪い行いをなさずに、善い行いに努め励んで心を清らかに調えていくことにより、より善い境涯、例えば天や浄土にて生まれられて、悟りへと至れる清らかな道を歩めるように、今世、今生も少しでも仏道に努力して参りたいものでございます。

川口英俊 合掌

2021年6月1日 10:12
{{count}}
有り難し
おきもち

おきもちが累計1500件を超えました


川口 英俊
チベット仏教 ツォンカパ大師中観思想・後期二諦説の研究

『死後はどうなるの?』

というタイトルのスマナサーラ長老の本が角川文庫から出ています。
 古くから言われている、六道輪廻とそこからの解脱についての解説です。
 知らない、分からないから余計に不安になるというのは当たっています。しかし、知りたくても、誰も何も知りません。本を探しても、ある程度知っているように書かれていても、結局はあやふやです。
 釈尊だけが、2600年も前に、明確に答えを出しています。それを、特に心の働きがこうだからこうなると、いとも簡単に、スマナサーラ長老が解説しています。
 自分で確かめることは修業して悟りに達しないと無理なので、とりあえず、この本で死後のことを、知識として知っておくとよいと思います。

2021年6月1日 8:07
{{count}}
有り難し
おきもち

おきもちが累計1500件を超えました


初期仏教というか仏教本来の教えを学びつつ、その在家信者のあり方から見た日本...

質問者からのお礼

川口 英俊 様
 ご回答ありがとうございます。業や次元のお話など、初めて知るものばかりで大変勉強になりました。まだ私の修行が足りず、心の底から無ではないことを信じられずにいるのですが、ご回答を何度も何度も読み返し、少しずつ落ち着いてきました。教えて頂いたことをより深く学び、少しずつ不安をなくしていきたいと思います。善い行いをするよう心掛けます。この度は暖かなご回答、本当にありがとうございました。

藤本晃(慈照)様
 ご回答ありがとうございます。知識として知っておくことは確かに重要だと感じます。お勧めして頂いた本を読んでみたいと思います。私は悟りを開くには程遠い身ですので、せめて学んでいきたいと思いました。この度は暖かなご回答、本当にありがとうございました。

「死ぬのが怖い」問答一覧

幸せを感じると死ぬのが怖い

以前、死ぬのが怖い、そしてこの世界はなんなのかという質問をさせて頂いた者です。その度に暖かいご回答を頂き、大変感謝しております。ありがとうございます。 ご回答や仏教について、素人ながら自分で調べたり考えたりしております。その中で、やはりお釈迦様のように、この世から執着を無くすということは、死の恐怖や今生きていることの恐怖を克服する上で大切だと考えました。 しかし、この世への執着というのが、日々の小さな幸せを感じるたびに増えて行くように感じています。例えば、今日も家族と暮らせたこと。友人と話したこと。ご飯が美味しかったこと。素敵な景色を見たこと。そのような日常の幸せを噛み締めるたびに、大切な人たちと離れたく無い、なぜ永遠に一緒にいられないのか、こんなに綺麗な景色を死んだら見られない、死んだら「今ある幸せ」が消えてしまうのだ…と、死によってそれを失うという恐怖にかられます。魂を信じてみても、自分の肉体さえ今は愛おしく、離れがたく思ってしまいます。 この世への執着を手放すことと、幸せを感じることは共存できるのでしょうか?死という自己意識の消滅の恐怖は、どういう考え方をすれば克服することができるのでしょうか? 今はまだ、死ぬのが怖すぎて生まれてきたくなかったと思ってしまうことが多いのですが、願わくば、それでも生まれてきてよかったと思いたいです。いつも、どうせ死ぬのに生まれた、最悪だ、と思ってしまうので、恐怖を克服することで、本当に心から幸せだと思いたいです。 乱文で申し訳ありません。御助言を頂けると幸いです。

有り難し有り難し 15
回答数回答 2

とにかく死が怖いです

初めて質問させて頂きます。 幼い頃から【両親の死への恐怖】が止まらないです。 最近さらに増したように思います。 私は一人っ子のため、相談できる兄弟も居らず、今苦しい時間を過ごしています。 両親とは離れて暮らしていますが、とても仲が良く、月に1度は長距離を移動して会っています。母とは毎日電話をするほどです。 しかし、元気だった父の反応が最近鈍ってきたように思い、病気で逝ってしまったらどうしようと思い始めたのが死への恐怖が増したきっかけです。 長年透析をしている母はいつまで元気で居てくれるのか。 さらに今年出産をして、両親だけではなく、自分の家族への死の恐怖も覚えてしまいました。 隣で寝息を立てている息子に何かあったらどうしよう。 いつもしっぽを振って懐いてくれる犬はいつか居なくなってしまうのかと、そんなことを考えては涙が止まらないのです。 夫は良い人で話を聞いてくれますが「悩んでも仕方ないんじゃ?」との答えばかりです。 大好きな家族との別れを考えては涙し、不安になり、体調を崩しそうになります。 先のことを考えてばかりではダメ、今を生きなければと分かっているのですが…。 拙い文章で申し訳ございません。 どうかよろしくお願い致します。

有り難し有り難し 24
回答数回答 1

自己愛が強すぎて死ぬのが怖いです。

私は相当な自意識過剰で、表には余り出せず当たり障りのない振る舞いをしていますが、おそらく普通の人の何倍も自己中心的な考えをしています。 そのため、自分がいつか死ぬ、という事実がとてつもなく怖いです。私にとっては今ある私の意識が全てなんです。それがいつか消えて二度と戻ってこないなんて考えただけで気が狂いそうになります。 「個性を大切にすること」「自分の個性、主張をはっきりさせること」 というような教育を受けて育ってきました。私は、そういった価値観に馴染めず、その理由はあろうことか臆病なまでの自尊心にあるのです。ナイーブでネガティブ、なのに自分が死ぬのだけは耐えられない、こんな自分勝手な自分が嫌になります。死ぬのが怖いなんて思うのはいやなんです。 どうしようもないことだし、辛いし、それだったら他のことに時間を使った方がいい。分かってるのに不安で押しつぶされそうです。そしてそう言った考えが引き延ばされて、過去の行いを悔やんだり、自分のゴミみたいな性格を呪ったり、どうしようもないことばかり考えてしまい、負のループが延々と続いてしまいます。 私はこの異常な自己愛を捨て去りたいです。せめて人並みに落ち着かせたいです。どうすればいいんでしょうか。それで全てが解決するような気がしてなりません。

有り難し有り難し 5
回答数回答 1

関連する問答

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ

相談カテゴリ
-四苦八苦 SickHack!▼ 全カテゴリを見る