暴食がやめられません
仕事帰りに菓子を暴食してしまいます。
明らかに身体を壊す量で、お腹を下すことも何度もあります。
毎月2万円近く食べています。
それでも、仕事でストレスを感じると食べてしまいます。
ストレスを発散する別の方法も試しましたが、そうして自分を抑制することがまたストレスになり、やはりドカ食いに逃げてしまいます。
ドカ食いをしたあとは疲労感と自己嫌悪に襲われ、優しい妻に対してそっけない態度をとってしまい、さらに自己嫌悪に陥ります。
それでもやはり食べてしまうのです。こうして思い返しているときは、自分から見ても別人としか思えません。
お酒は一切飲まないのですが、アルコール依存の人の話を読むとまったく自分と同じだと戦慄します。
これまで何度か食べない時期もあったのですが、結局食べるようになってしまったので
「どうせまた挫折するんだ」と思うと一念発起する気も起きなくなってしまいました。
挫折する度に自己嫌悪が大きくなっていくのです。
ストレスの原因である仕事をなんとかすればいいのではと思われるでしょうが、そこは難しい問題があり解決はできそうにありません。
それに、ストレスを感じたら食べる、という癖を治さないと今後環境が変わっても同じだと思うのです。
こんな状態の私に助言のしようがないと思いますが、食欲などの快楽、あるいはストレスに対する向き合い方で何か新しい気づきになるお話を頂けたらと思い投稿致しました。
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
断食で身心センサー向上
仕事のない日に朝を抜いてみてください。
できれば昼も抜きます。
できれば夜はおかゆ。これを2日繰り返します。
できる範囲で構いません。
水は飲んで構いませんが、体を冷やさぬように常温で。
テーマは「腸休め」。
良質のコメ。できれば無農薬。
良質の塩。できれば天然塩。
良質の水。水が良いとおかゆも美味。
ドクダミ茶で腸内デトックス。
腸内の宿便を出し切りましょう。
腸内が綺麗になると体が軽くなり、ものを味わう感覚が研ぎ澄まされます。
奥様の手料理でも「食べなければならない」という気持ちで食べると無理が生じたり、代償を求める心理が生じます。料理は自分の体が欲するように食べるのではなく、体が「必要とするもの」を摂取することです。
現代人のわれわれは「食べたい」ものを食べてしまい体の必要で食べることをしていません。
体のセンサーが鈍りますと、その声も聞き取れなくなってしまい過食がすすみます。
過食・重ね食が続くと体が必要とするものの声に耳を傾けられなくなります。
百円ショップに行ってつい要らなかったものを「必要性」とは別に欲するあまりに買ってしまう心理と同じです。
ものが増えれば管理も不行き届きになってしまうものです。
「重ね食」が続きますと腸内のセンサーが鈍くなります。
大好きな甘いものも食べても甘さを感じない状態になってしまっているのではないでしょうか。
クッキー一枚、せんべい一枚、板チョコ一枚でも名前を付けるとすれば、それぞれ命も違います。
世の中に沢山の人がいても同じ時間に関われる人は一人です。
世の中に沢山の食べ物があってもそれを口にする口は一つだけで、栄養素を摂取する内臓もあなたの体には一つしかありません。
そして大切なのはそれを「美味しい」と感じ取れる一つの感覚の瞬間があるか不在であるかを知る力なのです。
鈍っていればそれを美味しいと感じ取ることはできません。
感覚が研ぎ澄まされていれば一口口にするだけで「美味しい」と感じる力が復活します。
今日から人から煽られない生き方を優先してみてください。
人間は本来もともと自由なのに、人の我の煽られによってやらなくてもよいことをするようになり、不必要なことをしてしまうようになるのです。
そのやらなくてもよかったことをさせなくする、その為に、内臓を休ませてあげてください。感覚のセンサーが回復します。
逆チートデイを作ってみては?
ダイエットやトレーニングなどで特定の日だけ好きなものを食べることがチートデイですが、食べすぎを問題と思うのでしたら『週に一度日曜日の夜のみ食べない』など半ばスケジュールに組み込むのは如何でしょうか?
自分を律する為ではなく次の日美味しく朝食を食べる為とすればモチベーションも楽しく続けられると思います
やる気スイッチオン!
とらりあえず1日だけ1日一食をやってみたらどうでしょう。朝食べて次の朝まで食べないというプチ断食。
体重計で前後で計るようにして、達成感を味わってみたら、少しスイッチが入るかもしれません。できそうなら、三日。一週間と日を延ばしてやってみたら良いかもしれません。
意識を健康に向け、ストレスの原因に向かないようにしたら良いと思います。
気持ちが乗ってきたらウォーキングなどしてみても良いかもしれません。
やろうと思い切れるタイミングで無理なくやってみてください。
質問者からのお礼
邦元様
有難う御座います。
>意識を健康に向け
仕事のストレスにとらわれすぎず、自分が健康になることを趣味にするくらい打ち込んでみようと思います。
>折橋大貴 様
有難う御座います。
>スケジュールに組み込む
これはいいなと思いました。戒めではなく、
当たり前の習慣としてリセットしてみようと思います
>丹下 覚元様
有難う御座います。
>「食べたい」ものを食べてしまい体の必要で食べることをしていません。
>やらなくてもよかったことをさせなくする
そうですね…私がやっていたことはやらなくていいこと、なんですよね。ハッとしました。
どこかで食べなくてはいけない、ストレスに負けてしまうと思っていました。
皆さま、本当に有難う御座いました。
いただいたご助言と共に自分と向き直してみます