趣味の資格取得について
趣味の資格を取得しようと思い一生懸命に資格取得向けて頑張っていました。
課題を協会に提出し、そこで合格だったら資格取得出来ます。
100個の課題を全て終わらせていざ提出しようと思ったら母が資格申請料がこんなにかかるのかと言い出し無駄金だと言われました。
資格に更新料や申請料を払うなんて自分だったら絶対しないしする人の気が知れないし理解に苦しむと言われました。
5年毎に更新料がかかります。
5年分の更新料を計算すると1年間大体360円位の計算です。
その資格を取得すると老人ホームや幼稚園、小学校、公民館などで折り紙講師として指導出来ます。
活動内容は無償のボランティアもありますが報酬を頂けるものもあります。
資格を取って活動することでちょっとしたお小遣い稼ぎ、人との輪が広がればいいなとも思います。
私は現在、フランス語を習っており、その資格が取れたら将来はフランス語で折り紙講師もしてみたいと思っています。
母からするとフランス語を習う事も無駄金と言っており日々愚痴愚痴と言われるので自分の好きな事をするは悪い事だと感じ後ろめたさを感じてしまいます。
正直、課題の折り紙も全て完成し協会に提出するだけなのですが辞めた方が良いのではないかと考えてしまいます。
母に否定的なことは言わないでと言いましたが言葉に出さないだけで明らかに不機嫌で怒っていて態度にはよく思わないことが溢れ出ていて罪悪感でいっぱいです。
学生時代から憧れてコツコツとお金を貯めて通っているフランス語教室も母の逆鱗に触れるならもう辞めた方がいいのではないかと考えています。
好きなものを買ってるのもお菓子を買う事も職場の飲み会に行くのも気に入らないと母に言われました。
でも全て母の言う事を聞いていたら仕事に行って家で最低限のご飯食べて寝るだけです。
友達も母のせいで疎遠になってしまい彼氏もいません。
何のために生きているのかわからなくなりそうですが今の母の悪態とあれが気に入らないこれが気に入らないと愚痴愚痴言われる毎日に私の心が限界でもうどうしていいかわかりません。
お坊さんからの回答 4件
回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。
資格は自信になる。あなたが決めた道を、自分で歩いたらいい。
折り紙の技術も繊細でいて複雑、奥が深い世界ですよね。折り紙講師、素晴らしいですね。素敵だわ。
どんな資格でも、協会に所属して名乗れるわけですから、費用がかかるのも仕方がありませんよね。
お母さんにとっては、その素晴らしさや価値が理解し難いのでしょうけれど、あなたは一生懸命に資格取得を目指して頑張ってきたのですよね。あなたの目標だったわけです。
今までの質問にもありますが、あなたの目標に対しても否定をする。お母さんの過干渉には、息が詰まりますよね。
資格があるって、自信にもなりますよ。
あなたが決めたことは、自分でその道を歩いていいのですよ。
受講料・申請料は決して不当なものでは無いと思います
私の寺の婦人会の会員の方で、折り紙教室の先生をしている方が居られます。60歳ぐらいから習い始め、その団体の主催する折り紙シンポジウムにも参加され、研鑽を積んでおられます。10年ぐらい前から近所の市民センターで教室を開いておられます。時々市の図書館から依頼され、図書館のロビーの壁を生徒さんたちと一緒に折り紙で季節の風景等に装飾しているそうです。お寺の婦人会でも時々新作を披露して下さってます。また、私の寺の会報の口絵等に作品を掲載させていただいております。
テキスト等に載っている作品をきちんと作るのは大事ですが、それはまだまだ初歩の段階のようで、なかなか奥の深い世界のようです。毎年開催されるシンポジウムで作家・愛好家の方々と交流し、教えを受けたり情報交換したりするのが楽しむであり、学びの場となっているそうです。
以前、旦那さんと海外旅行した際、飛行機で隣り合わせた外国人の子供さんに持っていた色紙で折り紙を作ってあげたら、とても喜ばれたそうです。その檀家さんは英語が話せないけど、折り紙を通してささやかながら国際交流することが出来ました。折り紙がコミュニケーションツールとして非常に有効であると実感できたそうです。
折り紙教室は金銭的には利益を産まないけど、折り紙の愛好者を増やすという喜びは得られるそうです。
ご質問の資格ですが、お母様の言葉は聞き流して良いと思います。資格を取りさらに研鑽を続ければ、得るものはあると思います。収入を得て生活を支えてくれるような資格ではありません。趣味にもいろいろあり、かなり高額な支出となるものも多々あります。折り紙の趣味もシンポジウム参加のため参加費・交通費等はそれなりにかかるようです。それ以外は高額な出費は無いようです。
むしろ問題は、お母様の過干渉ですよね。このhasunohaでも、「親が子を支配すること」について悩みや質問が寄せられます。喧嘩はしないに越したことは有りませんが、お母様も納得させることも必要です。但し、聞く耳を持たない親も居ます。今後の人生をどう切り開いていくか、まずはじっくり考えましょう。お母様から距離を置くことも必要だと思います。
運命の転がりを面白がれるか
ご相談ありがとうございます。
貴女がご成人なさっていて経済的自立もされているのなら、誰であろうと貴女にとやかく言える立場も何もありません。ぜひ自信を持ってやりたいことに邁進なさってください。
親御さんとご同居なさっているのなら、これを機に家を出るのも生きかたの手段として有益な決断です。
ただ、趣味の延長であるそれを突き詰めた先でこれから発生する得失は全て、貴女が受け止める必要があります。自己責任を覚悟しつつ、少しずつ人生の選択をなさってください。合掌。
母との摩擦を越えて、自分の道を歩む
あなたの文章には、「生きたい方向」と「母の価値観」との狭間で揺れる、深い苦悩がにじんでいます。
誰かを責めたいわけではなく、ただ自分の心を殺さずに生きたい
その切実な願いが伝わってきます。
1. 否定される痛みは、「自分を生きようとする証」
お母様の言葉は、あなたを支配したいからではなく、「失敗してほしくない」という恐れの裏返しかもしれません。
ただし、それがあなたの“心の芽”を踏みつけてしまっているのも事実です。
仏教では「自灯明(じとうみょう)」
“自らを灯とせよ”と説きます。
他者の価値観を尊重しながらも、自分の中に光を持ち続けることが、人生の修行の一つです。
2. 「母を説得する」より、「自分の心を整える」
あなたが今、一番苦しいのは“罪悪感”です。
母の不機嫌な態度を前に、「好きなことをしてはいけない」と自分を責めてしまう。
けれど、仏教では「他人の心を変えようとするより、自分の心を変えることが先」と説かれます。
たとえば、
愚痴を聞く時は「この人も不安なのだ」と心の中で唱える。
自分の行動を「反抗」ではなく「実践」として受けとめる。
そうすることで、あなたの中の“苦しみの連鎖”が少しずつほどけていきます。
3. 「好きなこと」は仏道でいう“修行”です
折り紙もフランス語も、単なる趣味ではなく、「あなたの命の使い方」です。
仏教では“行(ぎょう)”
心を調える実践と呼びます。
折り紙を折る指先に心を込める、フランス語の響きを味わう
その一瞬一瞬が、あなたの心を育てています。
たとえ他者に理解されなくても、そこに“いのちの歓び”があるなら、それは尊い修行です。
4. 小さな一歩から、静かに灯をともす
・いまは大きく変わる必要はありません。
・折り紙を一枚折る
・好きな言葉をフランス語でつぶやく
・自分を責めたくなったら、深呼吸をひとつ
この小さな実践の積み重ねが、あなたを静かに支えます。
5. おわりに
「母を変えよう」とするより、「母の苦しみを受け止め、自分の道を歩む」。
それが最も穏やかな親孝行です。
あなたが“好き”を生きる姿は、やがて母の心にも静かに届くでしょう。
焦らず、どうか自分の光を消さずにいてください。
合掌
質問者からのお礼
皆さまご回答をいただきありがとうございます。
仏教の「自灯明」と言う教えを教えていただき感動しました。
ありがとうございます。
つい、母のご機嫌を伺ってしまう癖?習慣?がありますが皆さんにアドバイスをいただいた通り私ももう大人ですしやるべき事をちゃんとしているならば自分のしたい事にもう少し正直に行動してみようと思います。
小さな一歩も勇気がいりますが、未来の自分が少しでも楽しいと思う事が多い毎日になるように心に明かりを灯して頑張ろうと思います。



午後から夜の時間帯は都合がつきやすいです。
◆こちらから、無理に聞き出すことは致しません。
言いにくいこと、言えない気持ちも大切にします。あなたのお気持ちのままに、ゆっくり待ちながら、その気持ちを大切に受け止めたいと思っています。
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◆出来るだけ希望時間にお応えしたいと思いますが、午前中は毎日 法務があります。
(相談は、hasunohaオンライン相談より受付下さい。お寺へのいきなりの電話相談は受けていません。法務が優先なので)
◆一人で悩まないで。待っていますね(﹡´◡`﹡ )