世俗の人々が可哀想でたまらない
イライラしている人、怒り狂う人、自分の感情や他人の振る舞いに支配されきっている人を見ると本当に可哀想になってしまいます。
最近人と接する仕事に転職し、それらをますます生々しく感じ取る機会が増えました。
般若心経の一節に「色即是空 空即是色」とありますが、
自分という人間は色即是空、で止まっているような人間なのです。空即是色までどう頑張っても至れないわけです。
もしかすると自分は仏教的思想とは無縁で、西洋的な虚無主義者にすぎないかもしれません。
根本的に意味のない世界で、意味のないことに踊り狂わされている人々を見ると本当にこの世は惨たらしい地獄なんだと思ってしまい嘔気を催してしまいます。
通勤ラッシュの人混みで、具合が悪くなります。人間がロボットに見えてしまうのです。実際彼らは「生きる意味」というありもしないものに支配されているから出勤しているわけです。
自分は人生の当事者であるくせにどこか傍観者的です。
観るもの聴くもの感じるもの全てに根拠がありません。
全てに意味がなく、自殺することも出来ないまま、今朝も非常に可哀想なお客さんは私に怒鳴り散らしました。
苦しみの悲鳴に聞こえて、今でも頭に灼きついて胸が痛みます。(情けないことに謝ることしか出来ませんでした。私が彼らにしてやれることは何もありません)
何もないこの世界に対して私は何を行えばいいのでしょうか?
苦痛が大きいですが、私は彼らを救えないし、身寄りがありませんので、引きこもることも出来ませんし、自殺も出来ません。
有り難し 41
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