自己紹介
がんよじょうし。浄土宗教師。「○誉」は浄土宗の戒名に特有の「誉号」です。四十代男。
仏教は、悩み苦しみを制御したり消したりするための教えです。まだまだ未熟者の凡夫ですがよろしくお願いします。
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回答した質問

彼はあなたの所有物ではない
仏教では、自分の体でさえも自分のものではないと考えます。
そもそも自分という概念も幻なのです。
家具の角に足をぶつけてしまう、小銭を手からこぼしてしまう等、自分の身体さえ思いどおりにコントロ...

慈悲を意識して鍛えていなかった
悟らない限り、欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩はなくなりません。
それでも、慈悲を意識して訓練(修行)すれば、怒りが弱まる可能性はあるでしょう。
読経も、そこに説かれている智慧や慈悲を意識し...

心は無常
心(思考や感情)は無常(瞬間瞬間に浮かんで消えている)です。
死にたいという思考も、永遠不滅ではなく必ず過ぎ去る現象です。
死にたい気持ちはメンタルヘルス不調の症状の可能性があります。
脳...

自己破産を
お母さんも妹さんも自己破産されれば良いのであり、あなたがお母さんの借金を返す必要はないと思います。
身内にお金を借りても一時しのぎにしかならず、早期に自己破産をしてリセットすることが有効です。...

浄土は涅槃に入りやすい場所
涅槃とは、全ての煩悩が無くなった悟りの境地や、煩悩が無くなったことに伴い輪廻転生から解脱することを言います。
悟った人がまだ寿命が尽きていない状態を有余涅槃、その人が寿命が尽きて平安なる滅びに...

お金や日程の話なら仕方ない面も
結婚資金を親から援助してもらう場合や、親族との日程調整が必要な場面などでは、親の意向を無視するわけにもいかないでしょう。
「母親に」という言葉にアレルギー反応的に拒絶するのではなく、個別の確認...

人間は完璧ではない
人間は完璧ではなく、欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩で動いています。
なので、どこの、職場にも癖の強い人はいますし、聖人君子ばかりのホワイトな職場でないのが普通です。
人間関係が円満ではない...

なむあみだぶなむあみだぶ
浄土宗では、南無阿弥陀仏と念仏を称(とな)えて極楽浄土に往生(転生)したいと願う者は、どんな悪人罪人でもその人の臨終時に阿弥陀様が極楽浄土から迎えに来てくださると説かれます。
あなたにも私にも...

業(功徳や罪業)の相続は起きる
親と子供は別人ですが、親の財産や借金は子供に相続されます。
昨日の私と今日の私は別の存在ですが、記憶データや肉体の特徴や功徳や罪業は相続されるので、例えば、昨日の私の悪事の被害者から今日の私が...

記録帳はただの物体
身も蓋もない言い方ですが、母子手帳は健康管理のための記録です。
当該お子さんが亡くなった今、母体であるあなたの今後の健康管理のために必要な情報が記載されているのでなければ、普通に燃えるゴミで捨...

悩み苦しみの原因をコントロール
仏教では、欲・怒り・怠け・プライド等の煩悩が悩み苦しみストレスの原因になると考え、
欲・怒り・怠け・プライド等を制御するテクニックを説きます。
また、仏教の目指すゴールである「成仏」とは、苦...

たまたまあなたがそれを嫌いなだけ
誰にでも好き嫌いがあり、たまたまあなたは評論家口調の人が嫌いであり、たまたま相手は評論家口調が好きなだけだと思います。
犬好きもいれば猫好きもいるように。
なので、「こんな相手にもよく見たら...

判断に迷うときは
お釈迦様は一切皆苦だと悟られました。
つまり、私達の人生から日々の苦しみや苦しみへの対処(宿題)が無くなることはなく、瞬間瞬間に苦(宿題)の形が変わっていくだけなのです。
まずは、今後取り得...

メンタルヘルス不調
あなたは単にメンタルヘルス不調(脳ミソのぎっくり腰)になっただけであり、死ぬ必要はないのです。
例えば、高校で陸上選手だった学生がその足の速さを買われて大学でアメフト部に入ったとします。
ア...

言葉どおり受け止める
ニヤニヤではなくニコニコだったと思いましょう。
言葉どおりに心配してくれている良い人だとポジティブに受け止め、その人を好きになりましょう。
嫌い嫌いの色眼鏡で見ると嫌味に聞こえる言葉でも、好...

罪悪感や後悔には気をつけて
名前を付けると愛着が強くなる可能性があるので、罪悪感や後悔の要素になる可能性もあります。
それはある程度覚悟しておきましょう。
ただし、過去は過ぎ去りもう無い、未来は未だ来たらずまだ無い。
...

釈然としない事実が現実だから
世の中には釈然としない事実や利害の不一致が現実としてありますから、それを知って釈然としない気持ちになることは仕方ないと思います。
この世に生きる私達は煩悩(惑)にまみれた愚かな生き物であり、そ...

無常・苦・無我を知り、納得する
おっしゃるとおり、執着や解釈によって悩み苦しみや妄想雑念が増大してしまうのが私達の性質ですよね。
まずは、無常・苦・無我とか、四諦八正道という仏教の基本を知識として知りましょう。
そこから、...

全く別のことを考える
過去や未来に関する妄想雑念や、同じ情報の中で思考の堂々巡りはストレスや疲労につながりますから、辛いですよね。
そんなときは、全く別のことを考えるのが良いと思います。
音楽やオーディオブック(...

他の檀家との公平性
例えば、他の檀家さんが毎年納めている年会費的なものをあなたの家が実は長年滞納していたとか、他の檀家さんが参加している行事や会合にあなたの家だけが欠席し続けていた等の場合、他の檀家さんとの公平性を...