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人に為に生きる僧侶となるには

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こんにちは。私の実家は江戸時代より続く寺です。小さい頃より家を継ぐのが楽しみで、僧侶になることに今は迷いはありません。現在は大学生活を楽しんでいますが、卒業後は家を継ぐ予定です。僧侶になったからには人の為に生き、悩み苦しむ人の為に身を削る覚悟でいます。その為には辛苦をいとわないつもりです。

ただ、その様な僧侶となるためには今何をすべきか、勉強をしておくべきか、最近の寺に求められていることは何なのかといったことが自分の中で不明確になりつつあります。

現役の僧侶の皆様、人の為に生きる僧侶となるために今何をし、勉強しておくべきか。そして、今の寺(僧侶)に求められていることは何かご教示頂けないでしょうか。よろしくお願い致します。

2015年10月3日 1:24

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お坊さんからの回答 6件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

プロフ拝見しました。経済的に可能なら宗門の大学への編入学をお考えになってはいかがでしょうか。仏教学が全てではありませんが、(たとえ逆方向に行くとしても)やはり思想的な基礎は大学で作られます。特に最近は歴史の教科書を皮切りに変化の時代に入ってきていますが、仏教学も例外ではありません。その改革を「独学で学びました」というのと「リアルタイムで大学で見てきました」というのとでは二十年、三十年後に天と地ほども差が出てくるでしょう。

他人を救う…それは人生経験あるのみです。お坊さんの世界でも結構ですし、外の世界でも結構です。個人的には外の世界で様々な価値観に触れて欲しいと願いますが、どちらでも結構です。色んな人と関わって下さい。

今のお寺に足りないこと・求られていること。それはコミュニケーション不足です。
阪神淡路大震災で最もたくさん駆け付けたボランティア団体はお坊さんです。東日本大震災から『ひと段落ついた』と見なして活動を切り上げた団体が多い中、今も継続しているのはお坊さんです。でも、お坊さんはお寺にこもって葬式ばっかりやっていることになっている…

全国33万カ寺のうち、半数近くが財政難で、大多数がいわゆる中流なのに、ぼろ儲けしていることになっている…世界中で仏式葬儀が行われ、生老病死に向かい合っているのに、日本だけでやっている金儲けという事になっている…まだまだ挙げ足りませんが、全部お坊さんが説明してこなかったからです。一番大切な『自分のモノの見方をブチ壊す』ということを伝えてこなかったからです。だから日本人は政治も悪い、教育も医療も坊主も年寄りも若者も外国人も日本人も悪い悪いと愚痴り続ける…これじゃ誰も救われない…人気取りではなく、世俗に迎合しない、本来のアウトローとしての仏道を説かねば前に進まない…

でも結局は何をすべきかなんて自分で見いだすことですよ。目の前に人がいて、あなたがいて、関わり合う…そこで初めて何をすべきか決まります。そこに情報ではない活きた仏道が成就します。頑張ってください。

2015年10月3日 12:08
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曹洞宗副住職。タイ系上座部仏教短期出家(捨戒済み) 最近YouTubeを...

人の数だけ生き方はありますが、

ガリレオさんの道はご自身で決めるしかありません。
だから、なるたけ多くの道(経験)を知ってから決めるべきです。

私はお寺の生まれ育ちではありませんが、
サラリーマンの経験は今役に立っています。

そんな私のアドバイスですが、
大卒後、ぜひどこかに就職してください。
座学では得られないことが、
その実践・実学で学べるはずです。
そうすれば、
自分が何をしたいのか、
何をすべきなのか、
何ができるのか、
が見えてくると思います。

2015年10月3日 10:39
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おきもち

和田隆恩
 1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱...

人のためには重たすぎる

人の為にやらんことです。
ただ純粋に行為することで、結果的に人のためになってればいいんです。
ラーメン屋は人のためにラーメン作るんじゃない。
自分んで本当においしいラーメン作ったら結果的においしいと言ってくれた人いた。行列ができた。その人を満たせるものがそこで提供された、という事です。
ここでいうラーメンとは何か。
学んでいく中で、感じ取ってみてください。

2015年10月4日 0:31
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おきもち

丹下覚元(たんげかくげん)
お悩み相談 ❝あなたの悩みという荷物をおろしてみませんか?❞ 「お寺で...

まずは自分が救われるための道を求める

人を救いたいと思ったら、自分が救われる道を追求しなければなりません。
この人について学びたいと思える、正師を求めることです。

準備というより思い立ったらすぐに行動。今から信頼できる師を見つけることです。

2015年10月3日 19:48
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おきもち

「自利利他」

ガリレオ様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

素晴らしいお志、尊く、有り難くに存じます。

ただ、「人の為、人の為」と、あまり気負われなくても構わないのではないかとは存じます。

拙生も若いころは、何とか仏教を活かして世の為に、人の為にと、福祉活動、地域社会活動、まちづくり活動、ボランティア・奉仕活動に躍起になっていた頃がございます。

拙プロフィール「これまでの主な活動歴」の項・参照
http://www.hide.vc/profile.html

かなり並行して色々な取り組みに頑張っていました。

しかし・・ある時、ふと壁にぶつかり、一旦、全ての対外活動を休止しました・・

その要因は、簡単に申しますと、「世の為、人の為」ということではなくて、「輪廻に迷い苦しんでいる全ての有情、衆生の為」へと向けて、まずはもっとこの凡俗なる未熟者における自己修養の必要性を実感したというところでございます。

これから仏教を学び進められていかれる中で、仏教には二つの真理として、世俗諦と勝義諦の二諦ということについても学ばれることになるでしょう。

この二諦においては、菩提心(悟りを目指す決意)としての「世俗菩提心」と「勝義菩提心」というものもございます。その後者の菩提心を起こす必要性に迫られるに至ったという感じでございます。

とにかくまずは、己の迷い苦しみ、無明・煩悩を対治することについて取り組まないと、他の者たちの迷い苦しみ、無明・煩悩を対治することも難しいこととなります。そうでなければ、効くかどうかわからないような薬を、他で無責任に試すようなものとなります。確実にその薬が効くという確信を得れる自分をまず確立させることが大切になるのではないかと存じております。そうすれば、自ずと他を利益していけるようになっていくのではないかと存じております。(自利利他)

hasunohaへの参加、お待ち申し上げます。

発菩提心

すべての有情を救済しようという願いによって
仏陀・仏法・僧伽に
悟りの真髄に至るまで
私は帰依いたします

智慧と慈悲を持って精進し
すべての有情を利益するために
私は仏陀の御前に
完全なる菩提心を生起いたします

この虚空が存在する限り
有情が存在する限り
私も存在し続けて
有情の苦しみを滅することができますように

川口英俊 合掌

2015年10月7日 8:51
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おきもち

川口 英俊
「僧侶は、悩む人に正しいくすりを調剤できる薬剤師であれ」 http:...

人の痛みや苦しみに寄り添う

ガリレオ様の「人の為に生きる僧侶となる」という志は、大変尊いものです。ぜひ僧侶となってもその気持ちを持ち続けてください。

私自身住職を拝命し2年目の未熟者ですが、毎日どうすれば「人の為になるのだろうか」と、ガリレオ様と同じように悩みながら生きております。しかし、普段の生活の中では、「この人の為に何ができるだろうか」と今目の前にいる方、一人一人の為にできることを考えております。
実際僧侶としてたくさんの方と関わっていると、本当に悩んでいる方や苦しんでいる方が、いかに多いことかがわかります。自分にはどうしようもない理不尽なこともあれば、自分の至らなさを痛感することも多々あります。恐らくこの先も悩みながら生きていくでしょう。

全ての人を1人の僧侶が救うことはできません。また、人を救うのは「法」であります。辛い思いをされている方がいらっしゃったら、その方に少しでも寄り添って、「法」をお伝えするのがいいのではないでしょうか?

「法」とは何か、それは仏様の教えでございます。もし、可能でしたら、ご自坊の宗派の宗門大学へ編入されてはいかがでしょうか?そこでしっかり学ばれたら良いと思います。現在の大学を卒業してから
編入することもできます。僧侶になるための方法は、宗派によっていろいろと違いはございますが、編入することも一つの手段だと思います。
僧侶になってからも、毎日が学びの場です。好きなだけしっかりと大学で学ばれ、僧侶になるための土台をしっかり作っておいてもいいかもしれません。

人の痛みや苦しみに寄り添って歩んでいく僧侶になるため、一緒にがんばりましょう。  合掌

2015年10月7日 13:07
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有り難し
おきもち

浄土宗の僧侶です。一緒に悩みましょう!

「出家・得度・僧侶になりたい」問答一覧

僧職を続けるかどうかについて

お世話になっております。 私は30代の会社員男性なのですが、 僧職を続けるべきかどうか悩んでおります。 元々仏道に御縁を頂いたのも 義父が地方の小さな寺院の住職を務めており 「棚経とか、休みをつかってやれば謝礼を出すから、得度しませんか?」と 副業感覚でお誘い頂いたので、深く考えず了承したという お恥ずかしい限りのものでございます。 (特に髪の毛に拘りも無かったもので(笑)) その後、棚経だけのつもりが… ・正月の会で、お経と儀式をやらされる(会前日の晩にやる事を聞く) ・本寺の副住職の「住職襲名の式」での役を勝手に受けてくる。  (その役が大変重要な役で、袈裟を3回しか着た事がない上、  お経を知らない者が出来るようなものでないものだった) ・「住職襲名の式」での内容に関しても、式の内容と問答が  書かれた本のコピーを頂くのみだった。  (その後、副住職のお寺での打ち合わせで、作法や動きの面で  知らないことが多い事が発覚、急遽義父に改めてお寺での  練習を依頼する) ・「襲名の式」当日にも知らなかった「やるべき事」がある事が  発覚。youtube等で検索して何とか乗り切る。 ・また私への確認無しに仕事を受けてくる。  (これに関しては「会社の仕事の都合があるから容易に受諾  出来ない」として保留にしています) というような事があり、会社の仕事もある中で 時間・体力の面と、何より義父の『報連相』の無さに 「これは続けるのは無理だ!」と考えているのが現状でございます。 その内、義父が勝手に「住職の修業の予約を入れてきた」などと言ってきそうで恐ろしいです… また、家内も家を空ける事に不満があるようで (お寺が地方の為、大体の場合は日帰りは不可能) 「やらないで欲しい」と言っております。 反面、文化的・歴史的な事が好きで、僧の儀式等に嫌な思いはありません。 「襲名の式」でお世話になった新命和尚様や 同年代の先輩の僧の方々には、大変感謝しており 他所者兼「にわか坊主」の私を仲間として受け入れてくれ、 大きな気持ちで導いて下さった事への恩も感じております。 (本来であれば師匠である義父が行う役割ですが(苦笑)) 「御恩や興味」と「現実」の間でどうするべきか悩んでおります。 また、厳しいご意見でも有難いので、ご助言頂ければ幸いでございます。

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