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仕事に対してできるか不安。何か言われてないか不安

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前はありがとうこざいました。
とても心の支えになってます。

早速、質問に入るのですが、
つい最近なにか新しく自分を変えるために
なにかできないかと思って今までやったことのない
接客のアルバイトを始めました。

でも、休みが明ける仕事前日になると
明日できるかな?怒られるのかな?と不安になってしまいます。

まだ始めてやっと一週間たったくらいで
分からない事も多くて周りの人たちにも分からない事はどんどん聞いてと言ってもらえてて有難いのですが…

怒られる事や不安な事ばかりが先にきてしまいます。

それと前シフトの話になり周りの人たちは昼も夜も掛け持ちで
入ったりしているのですが、私は昼だけしか入っていなくて
周りの人たちにも朝入らないの?夜入らないの?と言われて
入れないと言うとじゃあもういいとかなりズバっと言われてしまいました。

それを言われてから私がいない所であんまり働いてないとか
言われてるんじゃないかと不安になります。
お昼だけしか入れない理由などをちゃんと言えてない自分も悪いし、お昼だけというのは私だけではないのですが…

私の気にしすぎでしょうか?それとまた明日から勇気をもらえるような
言葉を下さい。


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お坊さんからの回答 4件

回答は各僧侶の個人的な意見で、仏教教義や宗派見解と異なることがあります。
多くの回答からあなたの人生を探してみてください。

と、思っているあなたの思いでしかない。

引用回答させて頂きます。
「明日できるかな?怒られるのかな?と不安になってしまいます」
→明日できなかった時に問題にすればいい。できる出来ない以前にやりもしないうちに悩むのは時間がもったいない。
→怒られた時にだけ、真摯に受け止めればイイ。怒られても世界の終わりではない。

「怒られる事や不安な事ばかりが先にきてしまいます」
→賢者は怒られるまでは怒られていないと知る。たとえ怒られても即座に軌道修正をする。

「私がいない所であんまり働いてないとか 言われてるんじゃないかと不安になります」
→人が気にしているんじゃないかと思っている「あなたの思い」でしょ?(´・ω・`)

「私の気にしすぎでしょうか?」
→気にする、ということでかつてあなたにとって良いことが起こったことがありますか?良くないことは、しない、のが賢い生き方です。

「明日から勇気をもらえるような 言葉を下さい。」
→明日の事を考えても明日にならねば明日にはならないから大丈夫。
あなたが損失だと思っていることを授かり、勉強、獲得だと思いなさい。
自意識過剰は、自分の襟元を正す程度にとどめる。
私が働きに行くのはお金の為ではなく、自分のネガティブなイメージを克服するために私は働きに行くのだ、という決意を持ちなさい。
お金以上に価値のある事、それは自分の考え、ものの見方で自分をイジメなくなる事です。

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お悩み相談08020659278
今月の法話 文殊の剣 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞(本文より) 「大丈夫、慧の剣を取る。」 大いなる菩薩や老師は智慧の剣を取って、人の迷いの見解を断ち切り真実の姿をみせてくださいます。 智慧の剣とは人間の自我、我見の無いこころからなる、無垢で清らかなる「事実の様子」「本来の様相」を見極める力ともいえましょう。 それこそが智慧の剣なのです。 文殊とは自己を鎮め得た者の姿。 人間の内なる思慮分別の猛獣を修め得て、その上に鎮座する姿。 事実を事実のとおりに見るということは、余分なものがないということです。 そこに現れる余分な見解というものを断ち切った姿。 そもそも、もともと一切の事象、事実というものには余分なものはありません。 とは言えども、それでも人は人の習癖・習慣的に物事に思いをつけたす。 いまや「写真で一言」という要らぬ添え物をするバラエティ文化もあるぐらいですから、ものを本当にそのままに受け取るということをしない。 文殊様の持つ剣、智慧の剣というものは、そういう人間の考えを断ち切る働きを象徴したものです。 その文殊の剣とはなにか? お見せしましょう。 いま、そこで、みているもの、きこえていること。 たとえ文字文言を観るにしても、そのものとして映し出されているという姿がありましょう。 文字として見えているだけで意味を持たせてもいない、読み取ってもいないままの、ただの文字の羅列のような景色としてみている時には、文字であっても意味が生じません。 本当にみるということはそこに安住しています。他方に向かわない。蛇足ごとが起こらない。 見届けるという言葉の方が適しているかもしれませんね。 ❝己がそのものを観ていながらそこに余計な色や思いをつけたさぬその己の様子を「こそ」見届けてみてください。❞それはものの方を見るというよりはそれを見ている己を見つめる姿ともいえましょう。 そういうご自身のハタラキ・功徳に気づく眼を持つことです。 あなたの手にはすでに文殊の剣がありますよ。用いることがないのはもったいないことですね。

始めたばかりですから不安なのは当然ですよ。

 始めてやっと一週間たったくらいでなら、分からない事も多いのは当たり前。周りの人たちにも分からない事はどんどん聞いてと言ってもらえているのですから、そのまま受け取って質問すれば良いのです。

 ただ、お昼だけしか入れない理由は、ちゃんと言っておいた方が良いでしょう。お昼だけというのはakiさんだけではないのですから、ちゃんとした理由があれば誰もとがめないと思います。

 自分を変えるために始めた慣れない仕事、いろいろ心配事は尽きないでしょうが、それを乗り越えてこそ、新しい自分に出会えるはずです。

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 浄土真宗(大谷派)/広島県広島市/17世住職。  1967年京都市生まれ。山形大学理学部卒業後、証券会社で勤務。30歳で脱サラし、親戚筋の超覚寺に入寺、45歳で住職継職。  遺族の分かち合いやお悩み相談などグリーフサポート活動を続け、お寺の掲示板による法語伝道にも尽力している。カープ坊主の会会員。
こちらに法事が入っていなければ、ご希望の日時に相談させていただきます。 想いを吐き出しても、あなたの環境は変わりませんが、あなたの気持ちは変わっていきます。 どうぞ安心してお話しください。

自分が苦しくならない選択を・・・。

 取り敢えず、今は自分が苦しくならない選択をすればいいと思います。色々言う人も自分がいかに辛い目に合わずに過ごせるかを考えているからです。まずこれを実行して、一歩前に進みたいなら、もう少し時間が掛かることかもしれません。あなたはルールを破っているわけでないので堂々としていましょう。暫くは耐えること寛容になることも大切です。今の仕事を覚える努力をし、誰のために仕事をしているのかを考えましょう。(お客様のためですよね。)余り感情的にならずに落ち着くことも大切です。いつかは職場の仲間もお客さんも自分も笑顔を見せれるようにしましょう。

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目指せ!となりのお坊さん あなたの小さな悩み相談お答えします  私があなたの悩みを解決するのではありません あなたの悩みを解決するお手伝いを私がするのです ちょい悪坊主を目指しています。尊敬する人は一休さん。
ここだけの話し  どんな些細な質問でも回答します! ・私の目指す僧侶は一休さんのようなちょい悪坊主です。時には常識にとらわれずとんでもないことを言いますが、しっかり受け止めて下さい。私もしっかりとあなたの質問を受け止めたいと思います。 ・先ずは30分からで、システムに慣れたら時間を延ばしたいと思います。

不安な心への対処法

aki様

川口英俊でございます。問いへの拙生のお答えでございます。

新しいお仕事、いかがでしょうか。少しはもう慣れられましたでしょうかね。。

シフトの問題はそれぞれで色々な事情があるのですから、そこは上司・採用担当者への事前説明と承諾があれば十分ではないかと存じます。まだ慣れていないうちから夜勤のことまで気にすることも今はないでしょう。また慣れ始めて、精神的にも肉体的にも余裕が出てくれば考えれば良いのではないかと思われます。

「不安心」や「恐怖心」に関するご質問、最近でも下記問いにてお答えをさせて頂いております。

問い「何をするのも酷く恐怖し、先に踏み出せない」
http://hasunoha.jp/questions/497

問い「就職したばかりなのに不安で仕方ありません。」
http://hasunoha.jp/questions/460

問い「気持ちの切り替えが出来ない」
http://hasunoha.jp/questions/479

実は、「不安心」や「恐怖心」というものは、ほとんどが妄想によって、自分自身で大きく膨らませて尚一層に苦しんでしまっている可能性が高くあります。

問い「こちらの心が無くて、あちらの心が動くでしょうか?」
http://hasunoha.jp/questions/380

そのため、まずは、一体、何が自分を不安とさせているのか、冷静にしっかりと物事を分析して観察してみる、検証してみることをお勧めさせて頂きます。

そして、次に、優先順位を定めて、一つ一つできることから徐々にやれることを増やして進めていければ、やがてそのような不安を少しずつでも無くしていけるのではないかと存じます。

もちろん、進めば進むほどに、更に不安なことも出てくるでしょうが、同様に、現実に即して対応していくことが大切となります。

周りの皆さんの助けや励ましもあるみたいですから、あまり気にし過ぎずに、甘えるところは甘えて、どうぞ一つ一つ着実に進めてみられて下さいませ。善処を祈念申し上げます。

川口英俊 合掌

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最新の仏教論考はこちらでご覧頂くことができますが、公開、非公開は随時に判断しています。 https://blog.goo.ne.jp/hidetoshi-k

温かい気持ちになるお坊さん説法まとめ